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侮ることなかれMie Prefecture。熊野・尾鷲1泊2日旅行がこんなにも充実している!

“三重を日本で三番目に行ってみたいエリアにする”

ほぼ知られていないが、
コレ、OTONAMIEが発足当初から掲げているミッション。

最初は、ダジャレかい!と思ったけれど、
三重を知れば知るほどに、
あながち絵空事ではないかも…。

そう感じるようになった。

北海道や京都のように、
メジャーでもなければ、
過度にマニアックでもない。

絶妙なMie Prefecture

今回、世界遺産や自然景観など、
魅力たっぷりの熊野・尾鷲へ1泊2日旅。

 

熊野に到着。お庭でスローランチ

最初にやってきたのは、
熱血ナポリ大食堂『と Cous Cous

天気の良い日は、
庭のテラス席が気持ち良い。

地産地消にこだわった食材による前菜。

野菜にかかっているのは、ふきのとうのソース

石釜で焼いたナポリ風ピザがまた最高。

オーナーシェフは、
熊野の気候と素材に惚れ、
この地に店を開いたとのこと。

また日本に10人のみという、
ギリシア政府公認の調理師免許を持っており、
ここでしか味わえないかも?な、
ガ・ガストロという鍋で蒸す、
紀元前2000年前のギリシャの味も愉しめる。

と Cous Cous
住所:三重県熊野市有馬町5821-116
電話:0597-85-4369

 

想像以上のド迫力!!鬼ヶ城

世界遺産 鬼ヶ城

ただの岩と侮ることなかれ。

実際見ると、その迫力に驚くはず。

岩のトンネルをくぐった先には、

ドドーン!!豪快にえぐれた岩肌。

これは熊野灘の荒波による浸食でできたのだそう。

圧倒される自然の造形。

海が穏やかな時は、
天然の岩にめぐらされた歩道を散策できる。

これが結構なスリル!!

鬼ヶ城センター
住所:三重県熊野市木本町1835-7
電話:0597 -89-1502

 

四季折々楽しめる丸山千枚田

日本一の棚田景観と言われる 丸山千枚田

約1,340枚の棚田がある

山あいに暮らす人々の、
知恵によって生まれた棚田。

昼夜の温度差が大きく、
稲の根も深く生えることから、
棚田のお米は美味しいと知られているが、
大型機械を入れられず手作業が基本の為、
減少傾向にあるのが現状だそう。

今回訪れたのは3月上旬。

水田や稲穂の様子によって、
四季折々全く違う表情が楽しめる場所である。

丸山千枚田
住所:三重県熊野市紀和町丸山
電話:0597-89-4111

 

元鉱山トロッコで秘湯へGO

熊野市紀和町は、
かつて鉱山の町として有名で、
1200年以上前から銅が採掘されていたそう。

当時、実際に使われていたトロッコがこちら。

なんと今は、
観光用トロッコとして乗れるんです!

元鉱山トロッコ電車廃線跡を利用し、
真っ暗なトンネルを、
約10分間ガタンゴトンと走るんです。

渋い!!

同じルートを、
レールマウンテンバイクで走ることも。

ひと汗かいたら、
終着駅にある源泉掛流しの湯ノ口温泉
ぬるりと癒されましょう。

トロッコ電車(坑内電車
住所:熊野市紀和町湯ノ口10

湯元山荘 湯ノ口温泉
住所:熊野市紀和町湯ノ口10
電話: 0597-97-1126

 

日本最古の神社。世界遺産 花窟神社

カラフルな無人販売ボックスを通り過ぎ、

世界遺産 花窟神社へ。

日本書紀に記されている日本最古の神社で、
天照大神の母である、
弉冊尊(イザナミノミコト)が眠っている場所。

御神体は、約45ⅿある巨岩。

正面の縄旗は、
弉冊尊の子どもである、
天照・月読(ツキヨミ)・闇(スサノオ)の3貴神を
象徴しているそう。

岩窟の御神体には、
日本一長いともいわれる大繩がかけてあり、
境内の松の木まで渡してある。

因みに、
向かいにあるのは、
世界遺産・日本で一番長い砂礫海岸 七里御浜

花窟神社
住所:三重県熊野市有馬町上地130

 

懐古心くすぐられる片岡シェーク店

ちょっと寄り道したくなるのは、
店を構えて約37年程という片岡シェーク店

創業当時はプラモデル屋さんだったそうだが、
一緒に売っていたソフトクリームが好評で、
シェーク店になっていったそう。

お店を切り盛りしているお母さんに伺うと、
ここは学校帰りの学生さんたちの憩いの場。

お値段も学生プライス。   

部活帰りで腹ペコな学生さんに人気の、
ポテトフライとバニラシェーク。

美味しくて懐かしい味

片岡シェーク店
住所:三重県熊野市木本町120

 

尾鷲へ。一日一組限定の三木浦ゲストハウス

熊野から尾鷲に入り、三木浦町へ。

この日の宿は、
海辺に建つ古民家を改築した三木浦ゲストハウス

宿泊は一日一組限定の貸し切り。

窓を開けると、目の前に広がる海。

オーナーさんは、ヨットのデザイナー。

なのでゲストハウス内は、
古き良き日本家屋の雰囲気を残しながら、
インテリアなどがとてもお洒落。

希望に応じて、
薪割りからカマド炊飯までの工程を、
体験できるのも楽しい。

カマドで炊いた、ふっくらご飯

三木浦ならではの海の幸メニューに、
追加でお願いした舟盛りも超豪華だ。

またオーナーさんには、
知る人ぞ知る、
おススメ山歩きコースを教えて頂いた。

それが、
頼母元盛松という近くの三木埼にある集落跡。

電気も無くランプ生活の住民は、
1928年に三木浦へ集団移住し、
廃村となったそう。

今では、残された家の基礎石や石垣が苔むして、
古代遺跡のようだと言われる事もあるとか。

次回は山歩き装備で来よう!!

三木浦ゲストハウス
住所:三重県尾鷲市三木浦町509-44
電話:080-9119-3765

 

2日目。景観を楽しみながらお土産選び

翌朝、ゲストハウスをチェックアウト後、
三木浦周辺をぐるりとドライブ。

お時間あれば、
夢古道おわせにある、
海洋深層水を使ったお風呂に浸かり、
とぅるとぅるになるのもいいかも。

雄大な自然と温暖な気候に恵まれている東紀州には、
美味しい特産品も沢山ある。

おわせお魚いちば おととに寄れば、
鮮魚から野菜、名産品まで、
豊富な品揃えから選ぶことができる。

またカフェ・スケールに併設された、
テイクアウトの焼き菓子も人気。

夢古道おわせ
住所:三重県尾鷲市向井12-4
電話:0597-22-1124

おわせお魚いちば おとと
住所:三重県尾鷲市古戸野町2-10
電話:0597-23-2100

カフェ・スケール
住所:三重県尾鷲市宮ノ上5-11
電話: 0597-22-5258

 

旅のシメ。葉っぱがシェフ

旅の最後に、
葉っぱがシェフという、
一風変わったスローフードレストランへ。

その名の通り、
シェフは葉っぱ。

店の裏山に自生している葉っぱを使い、
季節の野草の香りと薬効を、
食材に吸収させた料理なのだ。

調理に使う縄文鍋はオリジナル。

石の熱で葉っぱを温め、
香りや成分を食材に吸収させるのだそう。

尾鷲の新鮮な魚介類と裏山で収穫した野草

お塩も自家製で、
イカ墨や甘夏みかんの塩など、
キャンパスに描くように、
添える塩の彩りも考慮されたお料理。

紀州特産岩清水豚と裏山で収穫した野草

葉っぱは食べるのではなく、
あくまでも香り付け。

緑いっぱいの空間で味わう、
ちょっと変わったランチに、
自然の奥深さを感じた。

葉っぱがシェフ
住所:三重県尾鷲市中村町4-51
電話: 0597-23-0016


熊野・尾鷲1泊2日の週末旅行。

全国的に見たら、
観光地としてのイメージはないかもしれないけれど、
世界遺産や四季折々の美景観に出会える、
充実度が半端ないエリア。

三重県に来たら伊勢神宮だけではもったいない。

ぜひ南部の方にも足をのばしてみて♪

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