今年も2015.2016.2017年度に続き三重県民手帳を購入!
2017年度は、’伊勢木綿’でしたよね。(2017年度の三重県民手帳記事)
2018年度のパット目をひく表紙カバーは、三重県の伝統工芸’伊勢型紙’!
赤、紺、ベージュの3種類ですが、赤と紺は伊勢型紙にて染め上げた木綿カバー、ベージュは革調のカバーになっていました。
気になる中
年々進化している三重県民手帳ですが、2018年度の中はこんな感じ。
伊勢商人と江戸のファッション!面白い企画ですね。一般の手帳にはまず載ってません(笑)歴史が大好きな私にはかなり興味深い。
今年出来た三重の新しい施設も紹介されていました。伊勢志摩サミット記念館の名前が”サミエール’という事を初めて知りました。
その他にも三重県に関する情報がたくさん載っていましたが、そこは買おうとしている方がいると思いますので買ってからのお楽しみという事で。
制作秘話
《 三重県民手帳スタンダード版は実寸でスキャンした小紋型 》
「むじなハート」は2015年春あたりに制作した突き彫りの小紋型。
今回手帳カバーを作るにあたり伊勢型紙らしい繊細な柄を取り入れたい!という熱いご要望がありましたが今から小紋型を制作したら間に合わない!と、手持ちのむじなハート採用。
この型紙を普通に絹に手染めしてカバーを作ると到底1,000円では販売できない為、考えた結果、、、
革調ビニール素材に実寸でデザインデータをエンボス加工しました。カラーも柿渋と燻しの渋紙色です。
染めてなんぼの型紙じゃい!という私の意地もありますがお客様のご予算に合わせなんとかお互い良い所を探れたのではないかとほっとしています。
◎模様の意味
むじなとは穴熊や狸の意味。動物の毛並みのように密集させてハートを敷き詰めました。
ハートが毛。、、、心臓に毛。
世の荒波を生き抜ける鉄のメンタルを願って!
突彫りらしい一つ一つ違う形のハートを楽しんで頂ければ嬉しいです。とこの伊勢型紙を彫った若い女性彫師の方からお話を伺う事が出来ました。
県民手帳は三重県印刷組合✖️伊勢型紙共同組合の製品で県内の書店等で手に入ると思いますので、
見かけた方は手にとってみて下さいね。
去年も書きましたが決して行政のまわし者ではありません。(笑)
岡田聖子。Otona記者。NPO法人shining理事長、ママそらみえ支部代表、介護支援専門員、心理カウンセラー、ゆめのたね放送局パーソナリティ。得意ジャンルはグルメ、お出かけ。