自分用のお土産が欲しい。
外宮さん。
地元の方からそう呼ばれ親しまれている、伊勢神宮外宮(豊受大神宮)。
食べ物の神様としても有名な、豊受大御神が祀られています。
外宮参道は、スタイリッシュで本格派の飲食店やスイーツ店などもあり、オトナの散策も楽しめる人気のスポットです。
県内外そして外国からも多くの人が訪れています。
旅に行くと、記念に残る自分用のお土産が欲しくなります。
できれば本物を感じることができる何か。
創業明治40年の刃物店
知り合いにご紹介いただいた、外宮参道にある伊勢菊一。
昔はお店に、30名程の鍛冶職人さんがいたみたいです。
私はそこにある刃物に釘付けになりました。
海の幸が豊富な伊勢志摩を感じる、牡蠣むきやうろこ取り。
何と表現したら良いのかわかりませんが、職人の技を感じる卸金。
鰺切り、鰻割き、革裁ち包丁などの職人用包丁。
ずっと使いたくなるようなペーパーナイフ。
熱伝導を活かした、スタイリッシュなアイスクリームスプーンとバターナイフ。
そして一番売れるという、爪切り。
10年くらいは使えるらしく、伊勢旅行のお土産で買って帰ったお客様から追加で欲しいという注文もあるのだとか。
こういった、日用品を旅の自分用土産にする。
例えば外宮参道だと、食べ物の神様が祀られている参道で、料理の時に使うものを買う。
暮らしの中で、旅の想い出がよみがえる気がして、そういう時間があるのは素敵なことだと思いました。
伊勢文化の魅力を発信するお店
平成23年に伊勢文化を発信するお店として、再スタートを切った伊勢菊一。
店内には刃物だけでなく、伊勢文化に関係する商品もありました。
伊勢神宮のお土産で人気の曲玉。
ストラップに使われている木は、伊勢ヒノキだそうです。
三重県の香りとして、ミラノ万博にも出品された香水。
個人的な感想ですが、伊勢神宮を参拝しているときの香りがしました。
買い求めるリピーターも多いのだとか。
大麻祓い。
神聖でプリミティブな感じがしました。
例えば玄関や寝室など清めたいところに飾り、疲れなどを感じたときに、手で中ほどから下に3回程引き撫でて使うらしいです。
国産最高級麻を使用。
ミニチュア版もありました。
商品以外にも、伊勢神宮の歴史を知ることができる書物なども閲覧できます。
gは、何のgでしょう!?
そう!外宮のgでした。
伊勢菊一の向かいにあるBUD PALMSにありました。
刃物のお土産もいいけど、gTシャツもいいなと迷い始めてしまいました。
ワタクシゴトで恐縮ですが、伊勢神宮から約60km離れた三重県津市に暮らしています。
伊勢市に暮らす方にとっては、よく知られている情報かもしれませんが、なかなか入ってこない近隣市町の魅力的な情報。
そんな魅力を少し発見したようで、楽しい取材でした。
ちょっと三重まで、伊勢まで、散策の旅はいかがでしょうか。
伊勢菊一
tel:0596-28-4933
add:三重県伊勢市本町18-18(伊勢市駅より徒歩3分)
hp:http://isekikuichi.com
fb:https://www.facebook.com/isekikuichi
BUD PALMS
tel:0596-23-0028
add:三重県伊勢市本町6-4 シャレオサエキ1F
hp:http://isekikuichi.com
fb:https://www.facebook.com/isekikuichi
ご参考までに、OTONAMIEの外宮に関する過去記事一例です。
>>OTONAMIE記者デビュー♪ことの始めは朔日参りから@伊勢神宮外宮
記者 tokibardyさん
>>新旧の良き出逢いが素敵な空間を作り出す@ダンデライオン・チョコレート
記者 岡田聖子さん
>>お洒落な女子旅。そして、パワースポットの本当の意味を知る@伊勢神宮
記者 福田ミキさん
>>伊勢のシェフが集結!!うましくに伊勢シェフクラブ潜入取材
記者 nari_bowさん
>>アニメオタクが打つ、父から継いだ伊勢の蕎麦
記者 ogurockさん
村山祐介。OTONAMIE代表。
ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事