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トトロは”金ロー”のおかげで有名になった。歴史を知ってジブリの魅力を新体験|金曜ロードショーとジブリ展開催

2025年1月31日(金)から4月11日(金)まで開催中の「金曜ロードショーとジブリ展」をご紹介します。この展覧会は、開館10周年・三重県総合文化センター開館30周年記念特別展・第39回企画展です。三重県総合博物館を第1会場とし、その後に第2会場である三重県総合文化センターへ入場する流れとなっている、大規模な展覧会です。

三重県総合博物館での開会式の様子

開催概要


金曜ロードショーとジブリ展

会期:2025年1月31日(金)から4月11日(金)まで 
9時から17時まで(最終入場は16時まで)

休館日:毎週月曜日(2月24日は開館)、2月25日(火)

会場
【第1会場】三重県総合博物館 3階企画展示室 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田3060
【第2会場】三重県総合文化センター 2階第1ギャラリー 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
※必ず第1会場からご入場ください。

※ 詳細は、金曜ロードショーとジブリ展三重展公式サイト


金曜ロードショーとスタジオジブリとのつながり

昭和60(1985)年より、「風の谷のナウシカ」や「となりのトトロ」で知られるスタジオジブリの映画作品を数多く放送してきた日本テレビ系列の映画番組「金曜ロードショー」。数にして、約40年の間に200回以上だそう。本展は「金曜ロードショー」が歩んできた時代の変化の記録と共に、スタジオジブリ作品の魅力を楽しく体験できます。本記事では、これから観に行かれる方のために各会場の楽しみ方をご紹介していきます。

「トトロは”金ロー”のおかげで有名になった。」展示風景より

【第1会場】
昭和から現代までを振り返る
圧倒的な量の読みものと造形物を味わう!貴重な絵コンテも公開。

展示は、過去に金曜ロードショーのオープニングに登場していた「フライデーおじさん」のアニメーションからスタート。ジブリのほぼ全作品の貴重な絵コンテ(映画の場面構成やセリフを書き込んだもの)も一部公開されています。多数のパネル展示では、スタジオジブリが始まった1985年から時系列に各年の社会の様子と共に過去のスタジオジブリの歩みが紹介されています。その歩みを一緒に振り返るのは、金曜ロードショー歴代のプロデューサー達の数々の証言。あの作品の主人公の実在モデルはこうだとか、作品がヒットするまでの苦労話など、多くの人にスタジオジブリの作品が愛されるまでの秘話がちりばめられています。読み物だけでなく、当時人気があったゲーム機やキャラクターグッズなども展示されており、今となっては珍しいものばかり。その世代でなくとも観て楽しめそうだと思いました。

金曜ロードショー歴代のプロデューサー達は似顔絵イラストで登場する

スタジオジブリ作品のキャラクター達が壁に現れては消えていく、ジブリの幻燈楼の空間も。「幻燈」とは、キャラクターをモチーフにしたガラスに光を当てて拡大映像を投影できる装置。さまざまなジブリ作品の音楽を聴きながら、どこか懐かしく幻想的な雰囲気が体感できます。キャラクターに合わせて動きやスピードが変わるのが面白く、ずっと目で追いかけてしまいました。

ジブリの幻燈楼

「風の谷のナウシカ」に登場する腐海を緻密に再現した、造形家・竹谷隆之氏の作品です。薄暗い中でゆっくりと光の色が変わる中で、蟲や菌類が集合したゾクっとする雰囲気。ぜひ正面から体験してみてください。

「風の谷のナウシカ」王蟲の世界

本展の第1会場である三重県総合博物館を後にし、第2会場である三重県総合文化センターへ連絡通路で向かいます。案内人はフライデーおじさん。通路を歩くと、思わず手を振って歩き出したくなるようなジブリの音楽が聞こえてきました。曲に合わせ、歌いながら手を繋いで歩く親子連れの姿を見かけて、筆者も楽しい気分になりました。

【第2会場】
スタジオジブリ作品の主人公になってはしゃぐ!

第2会場は、スタジオジブリ作品の世界に飛び込んで、まるで主人公になったかのようなポスター撮影ができる楽しい空間。撮影は順番にスタッフがしてくれるので、1人でも複数でも正面からスムーズに撮ることができます。

第2会場の様子
「魔女の宅急便」の撮影ブース

ジブリ映画撮影スタジオの空間を抜けると、いよいよ最後のグッズ販売へ。幻想的な夕焼けのような光に目を奪われます。スタジオジブリの映画作品のグッズだけでなく、フライデーおじさんのグッズの販売や本展限定のドリンクや食べ物もあります。過去に劇場で販売されていた映画のパンフレットなどもずらりと並んでいたので、劇場でジブリ作品を観たことがある方は当時を思い出して懐かしい気持ちでパラパラとめくってみるのも楽しいと思います。

グッズショップ

幅広い年代の方が楽しめそうな工夫があり、隅々まで魅力たっぷりの展覧会でした。写真や動画を撮影したり、読み物を読んだりしていると時間がたつのがあっという間でした。これから観に行かれる方は、ぜひ時間に余裕を持って行かれることをおすすめします。


金曜ロードショーとジブリ展

会期:2025年1月31日(金)から4月11日(金)まで 
9時から17時まで(最終入場は16時まで)

休館日:毎週月曜日(2月24日は開館)、2月25日(火)

会場
【第1会場】三重県総合博物館 3階企画展示室 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田3060
【第2会場】三重県総合文化センター 2階第1ギャラリー 〒514-0061 三重県津市一身田上津部田1234
※必ず第1会場からご入場ください。

※ 詳細は、金曜ロードショーとジブリ展三重展公式サイト


本記事は、内覧会のご招待をいただき作成しました。

 

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