あなたの趣味は何ですか??
よく受ける質問だけど、
はっきりとした趣味がない自分は、いつも回答に迷う。
「自宅に趣味部屋も作っちゃった」なーんていつか言ってみたいな。
だって、
趣味部屋=どっぷり趣味に浸る部屋=大人の素敵な暮らし
という気がして、憧れちゃうもの。
■何気ない一言にロックオンしちゃったランチ
ご縁あって、
初めましての女性とランチ中、
何気なく、不思議な言葉が飛び出した。
お相手:「でね、うちの鳥部屋に、~」
ん??
ちょ、ちょっと待って、今のところスルー出来ない。。
鳥小屋じゃなくて鳥部屋??
■気になっちゃって仕方ないのでご自宅へお邪魔した
「ここです」
鳥部屋という部屋の前にて、
かばんを置き、コートを脱ぎ、鳥部屋専用スリッパに履き替える。
いざ扉を開けると・・・・・・
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ハッとした顔で見てくる鳥に、
私も ヒョォッ∑(゚◇゜ノ)ノ。
30㎝以上あるインコ。
見てる、見てるよ!!!
ふと横からも視線を感じ、振り向くと、
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めっちゃ見てる!!
■これはまさに鳥部屋だ!!
鳥部屋にはその名の通り、
30羽以上の鳥がおり、それはそれは賑やか。
壁は防音、窓は二重、温度は一定、
鳥の水浴び専用のシンクまで完全設備。
まさに鳥のための部屋。
幼少期にお母さまがもらってきた文鳥がきっかけで、
鳥が好きになったという飼い主さん。
大人になったら鳥に囲まれて暮らしたいと思っていたそう。
「オトナになってよかった〜」と仰る。
鳥の魅力を伝えたいという想いも強くお持ちで、
一時は80羽以上も飼っていたとか。
(目標は100羽だそう)
一番大きなインコは1メートル以上の大きさ。
■インコにおやつの落花生をあげてみた
落花生を殻ごと差し出してみた。
すると・・・
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殻から身を取り出し、
更には、口の中で転がしながら、
薄皮まで綺麗に剥くところなんて、もうテクニシャン認定レベル。
胡桃も割れるらしい。
あまりにも驚いて、
落花生をむしゃつく姿を、
呆然を眺めていたわけだけど、
ひょうきんで表情豊かな鳥。
目が離せなくなっている自分。
■飼い主さんが感じる”鳥の魅力”について聞いてみた。
知能レベルも学習能力も高く、
多少の言葉も理解できるインコ。
口ばしを撫でると、
気持ちよさそうにじゃれてくる。
人間の愛情にも敏感なのだとか。
予想以上に大きなインコにビビったが
慣れてきた頃に小鳥を見ると、
ものすごく華奢で可愛く見える。
反面、若干の物足りなさを覚えるから人間というのは不思議だ・・・。
しかし30羽もいたら、
毎日の餌やり・水交換・お掃除諸々、大変そうと思うのだけど、
幼少期から鳥のいる生活をしていた飼い主さんは、
さほど気にならないとのこと。
因みに、
鳥の魅力について伺うと、
「犬は人をボスだと思うけど、本当になついた鳥は人を伴侶だと思ってくれるところでしょうか」
とのこと。
こちらにいる鳥はほとんど手乗り。
それにはヒナの頃から刷り込みを利用して、
親に代わって1日3時間起きに餌をあげて慣らしていくため、
育てた感ハンパないらしい。
■鳥部屋にお邪魔してみて思ったこと
正直、最初は、ビジュアルと目力に負けそうになったけれど、
それぞれの個性や喜怒哀楽について教えてもらっているうちに
愛着が湧き、鳥の魅力にちょっぴり触れられた気がする。
なにより、鳥たちの動きが面白すぎて、夢中で見入ってしまった。
気になる「鳥部屋」は、
鳥の快適な生活空間で、
鳥との絆を育める素敵な部屋だった。
いつかご自宅に”鳥100羽”という世界ものぞいてみたいものだ♪
福田ミキ。OTONAMIEアドバイザー/みえDXアドバイザーズ。東京都出身桑名市在住。仕事は社会との関係性づくりを大切にしたPR(パブリックリレーションズ)。
2014年に元夫の都合で東京から三重に移住。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。
都内の企業のPR業務を請け負いながら、地域こそPRの重要性を感じてローカル特化PRへとシフト。多種多様なプロジェクトを加速させている。
組織にPR視点を増やすローカルPRカレッジや、仕事好きが集まる場「ニカイ」も展開中。
桑名で部室ニカイという拠点も運営している。この記者が登場する記事