最近、取材で三重県鳥羽市の離島、答志島に行く機会が多い。
ジモト(津市)の友達にその話をすると「食べるところってあるの?」って、よく聞かれる。
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ある。
しかも美味しくて、どこかなつかしい味。
普段はフォトジェニックな漁村だったり、離島の地域課題を取材しにいくのですが、今回は取材の間に食べている “答志島グルメ特集” です!
やっぱり魚介類おいしい!
離島答志島は、三重県屈指の漁場だ。
木曽三川や宮川から、森の栄養を豊富に含んだ水にプランクトンが集まり、小魚がそれを食べにきて、さらに大きな魚がその小魚を食べにくる。
そんな漁村、答志島の寿司・和食店 ”まるみつ寿司” さん。
端的に表現すると ”鮮度100%”
こんなコリッコリ食感のお刺身定食、食べたことない。
汁物の海藻のおいしい香りが鼻を抜ける。
本プロボクサーのご主人。「ではファイティングポースで一枚!」
蟹味噌ではなく、伊勢海老味噌。
大きな伊勢海老を豪快に!
蟹の足の身ではなく、伊勢海老の足の身。
島民の方おすすめの鰻。
余談ですが、取材時にドイツ人の若者が一人で寿司を食べていた。
後で島民の方にお聞きすると、伊勢志摩サミットの影響でちらほら外国人の方々も来るとのこと。
正直、美味しいけど魚介ばかり飽きる・・・。
そう、あるんです!粉物も居酒屋メニューも!
漁村や離島を取材していてとても美味しい魚介類なのだが、正直飽きるときがある。
島に唯一あるお好み焼き屋 ”はまう”。
基本、夜間のみの営業だが、事前連絡があれば昼も開店とのこと。
離島なので泊まりでの取材になることが多いのだが、そんなとき島の漁師さんと一杯するのが、とても楽しい。
知らない島情報や風習や文化、また酒を吞みながら冗談を言い合える時間も最高の一時だ。
美味しい居酒屋料理でお酒が進み、漁師さんとの会話も盛り上がる。
ちなみに緑茶ハイなどは、自分で店の冷蔵庫から取ってくるシステム。
はまうのご主人は、答志島の情報通だ。来店の際は、島の情報を教えてもらうといい。
島の食堂は、島のおかあちゃんの味。
うどん・中華・丼物。
オールマイティーに好きなものが食べられる島の食堂 ”ロンク食堂”
お店には大きなテーブルが一つのみ。
とても家庭的な雰囲気。どこかなつかしい。
五目そば。
ハムが入ったラーメン、玉ねぎの甘味が染みたスープの味がなつかしい。
ゴロっとした野菜。その量が多くて、島のおかあちゃんのあたたかさが伝わる一杯。
もちろん、お魚系の定食もある。
島の食堂のおかあちゃん。
島のおかあちゃんが友人にもらったという、普段使い用 ”真珠のブレスレット”。さすが鳥羽。
“なつかしい” がいっぱいの答志島。
冬のやわらかな太陽の光を浴びて、なつかしさに浸って、あたたかい人と話しているうちに、ココロのコリがほぐれていくような感じがした。
答志島の桃取で生産されているブランド牡蠣 ”桃取牡蠣” がある。
焼いても縮まないらしい。今までの取材では食べられなかったが、答志島の海女小屋で食べられるので次回リベンジする。
さらに、答志島のスナックに激うまのラーメンがあるとの情報も・・・。
食べる離島答志島 Vol.2を乞うご期待!
まるみつ寿司
三重県鳥羽市答志町1106
0599-37-2314
http://www.amigo.ne.jp/~marumitu/
はまう
三重県鳥羽市答志町868
0599-37-2016
ロンク食堂
三重県鳥羽市答志町288
0599-37-2167
※事前に位置情報を調べなくても、島民の方にお聞きすれば、恐らくみなさんご存知です。
つい反応してしまう・・・
答志島で見つけた、ヒモーノ。
村山祐介。OTONAMIE代表。
ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事