ホーム 04【知る】 出会って1分で”アントニオ”と名付けられた。なにかが不思議なお寺さん。

出会って1分で”アントニオ”と名付けられた。なにかが不思議なお寺さん。

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夫と移動中、
ビビビビビっ!!と反応した
”気になる”センサー。

お寺だけれど、
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鳥居??
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かざぐるまと小人。
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寺感がない外観。
dsc_0196なんだろう、この胸騒ぎ

すると、
ひょっこり現れたおじさん
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「おー!あそびに来てくれたん??」といきなり。


■だ、誰!?

おじさん:「ありがとう、ありがとう。せっかくやから入ってって」

ヤバいと思ったのか、即ことわる夫。

おじさんは、1分だけでいいからという。

なんとなく断れない空気。
(おじさんは住職だった)

私と夫の名前を聞かれる。

おじさんは、私たちが長男長女という前提で話をしてくる。
(すごい、その通り)

そして出会って1分で
私は”アントニオ・ミキ”と名付けられた。

だから仏様に”元気ですかー!?”と言わないといけないらしい。
(なんて斬新な誘いかた)


■おそるおそる室内へ入った

絵の中からも、さかもと(住職)が呼びかけてくる。
あなたをずっと待ってるよ
さかもと待ってますよ
さかもと・・・・・。
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壁には子供たちのがたくさん。
dsc_0162たのしいおてら
お寺・お寺・おじちゃん”・・・。

「近所の子らが、おっちゃんが寂しくないようにと書いてくれたんよ。」
嬉しそうに目を細める。


■子供は多く、大人は少ない寺

この寺は、
門徒がおらず、
包括宗教団体に属していない単立寺院
dsc_0191おじさんもとい住職は、
3か月前
山梨からこの寺に来た。

7時~20時の間、
寺の鍵は開けていて、
子供たちが自由に出入りしているとのこと。

「子供はよう来てくれるけど、大人は少ないから嬉しいわ」

寺の出入りって、
高齢者>子供のイメージだけど、
この寺はなのか。

しかもたった3ヶ月で、
近所の子供たちと親しんでいるのがすごい。


■仏様に自己紹介

手の合わせ方から、
仏様と友達になる方法まで教えてもらった。
dsc_0166今のうちに仏様と友達になっておくと
今後の人生、何かとお得らしい。

「仏様、元気ですかー!!」も言わされました言いました。

この時だけ、
”恥ずかしいだろうから”
と、ソッと影に隠れる住職。

ジェントルマンです。


■なぜか和太鼓をたたくことになった夫。

住職から
「南無妙法蓮華経」のリズム指導を受け、たたく。
dsc_0168繰り返したたく。

ポイントは、
頭を4歳に戻すこと。

歌いながら、
木魚で演奏に加わる住職。
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これ、どういう状況??

ぽかーんとしていた私にも、
太鼓と木魚が与えられ、
いつの間にかセッション
dsc_0171意味わからないけれど、
楽しくなってきて
リズミカルに太鼓をたたく。


■ネクストステージへの切符

「あなたたちには音楽的センスがある!!」
住職と共に部屋を移動。
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出た!また太鼓!
どんだけあるんだ・・。

これでもかって、うちわ太鼓や鐘も加わる。
dsc_0176こういう音は、
仏様が喜ぶのだって。

住職曰く、
最終的な演奏の良し悪しは、
ミカンでわかるとのこと。

▲たくさんミカンくれた
▲たくさんミカンくれた

演奏を聞かせたみかんが美味しい=良い演奏だった
ということらしい。

先日は、
子供たち自らが
寺の打楽器を使った演奏会を開き、
親御さんたちを驚かせていたとか。

なんかわかるわー。
住職、褒め上手なんだもの。


■住職も仏様もおじちゃん

それにしても賑やかな壁。
dsc_0173住職:「子供たちはいつも祭壇に”おじちゃんこんにちはー!!”と言うのよ」

-あれ、おじちゃんって住職のことでは?

住職:「私も仏様もおじちゃんだよ」

-本当、仏様とお友達みたい。

住職:「だんだん会話出来るようになるよ、仏様にはあるから」

例えば、
自分の好きなコーヒーを買い、仏様に供える。
数分したら自分で飲む。

仏様のおさがりを頂くことで、
飲み交わした気持ちになるという。


■スピリチュアルな世界

はっきりとは言わなかったけれど、
住職は、色んなものと会話ができる気がする。
dsc_0184境内には、
水子地蔵があり、
寒そうだから何とかしてあげたい
と本気で悩む住職。

また訪問者から感じる気配(霊??)に
することもあるそう。
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因みに、
この日、住職は
夫と会ってからお腹に違和感を感じているという。

夫の先祖に、
腹の病いに悩んだ方がいるのかと心配していたけれど、
実はこの日、
夫自身がお腹の調子が良くなかったらしい。

なんと・・・。


■なにかが不思議・・・。

何がと言われると分からないのだけれども、
ここは何かが不思議

住職っぽくない住職に、
おじちゃんと呼ばれる仏様。

自然と子供が集まる環境と、
自由すぎる空間。

集会でも何でも
使ってもいいよという和室

▲えのき茸・・・
▲えのき茸・・・

「おじちゃんペンキ貸して」と言われ、
貸したらこうなったという玄関

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▲そりゃそうなるよね

子供たちが作ったヘビの墓

▲トマトソース(左)、唐揚げ(奥)、ハンバーグ(右)
▲トマトソース(左)、唐揚げ(奥)、ハンバーグ(右)

お地蔵さまが
退屈しないようにと、
手にはボール

▲飽きぬよう、定期的におもちゃは変わる
▲飽きぬよう、定期的におもちゃは変わる

最後に、
お酒は好きか聞かれ、
くださったお供えのおさがり

dsc_0186住職のお経
1ヶ月間、聞いていたお酒。

お経を聞かせた酒が美味しい=良いお経がだった
ということ。

1分だけとお邪魔した寺だったが、
いつの間にか1時間以上。

受け容れ、褒め、
一緒に楽しんでくれる住職の存在は、
まるで日本昔ばなしに出てくる、
小さな村の”おしょうさん”のようだった。

 


最上稲荷 大祥寺
住所:三重県桑名市大字東方船着町1175番地の6


 

 

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