ある日、同僚が眉をひそめながら出勤。
通勤路で
たびたび遭遇する男性が
職業不詳過ぎて気になるとのこと。
聞くにその人物は、
・割と若め
・出勤時間遅い
・服装が陽気過ぎる
・短パン しかも膝上
お勤め人にはみえないけれど、
オフィスビルに消えていくから
「??」を抱いてしまうのだそう。
はは~ん、
それわかった( ̄ー ̄)フッ
その短パン男子は
学生でもぷー太郎でもなくて、
ご近所の税理士さん。
大抵、陽気な短パンで、
ごく稀にスーツ。
そんな陽気な短パン税理士の
お堅い事務所にて、
ドヤ顔で渡されたチラシ。
面白そうなので
戦略会議とやらを覗きに行ってみた。
場所は、桑名市にある
ピッツェリア ラボ サンセット本店。
お洒落な店内を抜け、
OTONAな階段を上がると、
やってる!!
OTONAな空間で、
ド真剣!!
集まっていたのは、
桑名市商店連合会青年部の皆様。
設立40周年記念として
ギネス世界記録に挑戦するという。
題材は・・・・
「同時におにぎりを握った最多人数」
ギネス記録ってよく聞くけれど、
意外と知らないその仕組み。
ネット情報によると、
法人・組織申請の場合、
コンサルティング・申請料・認定員の派遣料等々で
かかる費用はなんと100万以上!!
しかも規約は英語で、
ルールも細かく、
手続きのややこしさたるやギネス級・・・。
そんなややこしな事を、
何故やるのか聞いたところ、
子供達に「誰もが世界一になれる可能性を秘めている」
と伝えたいとのこと。
昔は
「私、世界一の●●になる!!」
とか
「目指すなら世界でしょ!!」
とか
「俺、ビックになって世界行くし!」
とかとか
割と気軽に使っていた”世界一”
最近、あまり聞かなくないですか・・??
それを危惧し、
世界一に挑戦する志と、
成功体験を得る機会を作れたら、
子供達の夢がもっと輝くのではないか!?
無理?!だからこそ挑戦しがいがあるんだっ!!
と熱~く動き出した大人たち。
その名も
”世界一はただの夢じゃない実行委員会(仮)”
加えて、
桑名の街も
全国にPRできたらいいなぁという想いから
おにぎりの具は、
桑名名物”しぐれ”
ギネスの審査は厳しく、
『一人100g以上のおにぎりを、
中に具材を入れて形を崩さずに5分以内に作り、
失格者が10%未満』
が大前提とのこと。
予算は・・・?
食品衛生法は・・?
会場レイアウトは・・・?
集客戦略は・・・?
地域の協力体制は・・・?
懸念される事項を挙げ、
真剣に詰めていくメンバー。
なのだけど、
カメラを向けるとこのドヤ顔。
おにぎりっていいよね。
親しみやすく、
温かみがあるもの。
実は今、
全国各地でも、
同様の挑戦が続いており、
2016年7月17日時点での
最多記録は秋田県能代市の858人。
(参加人数は907人。つまりは49個が失格)
更に10月には、
北海道始めとする3団体の挑戦が控えており、
記録が塗り替えられる可能性大。
ひゃぁ・・。
しかし、やるからには記録に挑戦!!
今回、桑名では参加者を1200名募る予定。
世界に挑む1200名が、
ギュッと握る団結力。
果たして世界の桑名になれるのか!!
っと、その前に参加者大募集中です。
【ギネス世界記録に挑戦】
日 :2016年11月3日(祝)
時間:13:00受付 14:00開始
会場::輪中ドーム(桑名市長島町西川1100)
参加:無料
持物:手ぶらでOK
<詳細・お申込みは下記フォームへ>
http://kuwana.gr.jp/40th/
福田ミキ。OTONAMIEアドバイザー/みえDXアドバイザーズ。東京都出身桑名市在住。仕事は社会との関係性づくりを大切にしたPR(パブリックリレーションズ)。
2014年に元夫の都合で東京から三重に移住。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。
都内の企業のPR業務を請け負いながら、地域こそPRの重要性を感じてローカル特化PRへとシフト。多種多様なプロジェクトを加速させている。
組織にPR視点を増やすローカルPRカレッジや、仕事好きが集まる場「ニカイ」も展開中。
桑名で部室ニカイという拠点も運営している。この記者が登場する記事