志摩市には干し芋の「きんこ」からできた焼酎があるのはご存知でしょうか。今回は2013年に行われた伊勢神宮式年遷宮奉納品にも選ばれ、さらに志摩市のふるさと納税のお礼の品にも採用されている「志州隼人」をご紹介!
そもそも「きんこ」ってなに??
鹿児島県で多く栽培されていたさつま芋の一種「隼人芋」。このさつま芋の栽培が痩せた土壌でもよく育つため、平地の少ない鳥羽・志摩地方で盛んに行われていました。その鳥羽・志摩地方で採れた隼人芋の干し芋が「きんこ」と呼ばれています。志摩地方では昔から子供や海女のおやつとして親しまれています。
なぜ「きんこ」と呼ばれるのかについては中国料理で高級食材とされるナマコの加工品に形が似ているからというのが通説になっています。志摩地方では地域によっては「にっきり干し」や「にっき」とも呼ばれています。
きんこ焼酎「志州隼人」
地域資源∞全国展開プロジェクト【英虞湾の夕陽と潮風が育てた「きんこの黄金焼酎」開発プロジェクト】において、特産品「きんこ」に着目し、そのひとつとして誕生したのが本格きんこ焼酎「志州隼人」だそうです。この志州隼人、2種類の味があります。
こちらは志州隼人「ゴールド」3600円(税込) 限定600本
「ゴールド」は「きんこ」のみから造られた贅沢な逸品。日なたの香りとほのかな甘みを堪能できます。ゴールドラベル シリアルナンバー入り
レギュラー!販売価格1550円(税込)限定3300本
「レギュラー」は「きんこ」の原料となる芋の皮や、かわに付着した「きんこ」から作られています。ゴールドに比べ、こちらの方がスッキリとしているらしいです。
毎年きんこの季節にあわせて製造される「志州隼人」。今年で5年目を迎えるそうです。
肝心の味はというと・・・次回きんこと合わせてじっくりと飲みながら紹介したいと思います!こちらの「志州隼人」志摩市内の酒販店、市内のホテルお土産店等で購入できるようですので気になる方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。市外のかたは下記の通販サイトでも購入できます。
奥志摩の酒商人べんのや
http://jizake-mie.jp/
三重県志摩の酒屋 有限会社カネカ
http://kaneka.free.makeshop.jp/
転載元:SHIMAZINE-志摩市には「きんこ」からできた焼酎がある!
OTONAMIE記者。SHIMAZINE。志摩市の『おおきんな』が志摩の魅力をどんどん配信していく『SHIMAZINE(シマジン)』 SHIMAZINEを通して志摩のいいとこ、美味しいもん、季節で変化する風景、祭り風景など志摩の魅力をたくさんの人に知ってもらいたいです。得意ジャンル:志摩市全般のイベントや飲食店。