先月12月11日にオープンしたクレープ&カフェバーKILLI BILLI(キリビリ)さん。
KILLIBILLIとはオーストラリアのアボリジニーの言葉で「良い釣りのポイント」という意味。
20数年前によく行っていた鳥羽の老舗ラーメン店「味一」をリノベーションしたと聞いて、懐かしさもあって訪れてみた。
よく言えば味のある、悪く言えばボロボロ?の築80年ほど経ってるという外観がパッと目を引く鮮やかな黄色のオシャレなお店に大変身していた。日当たりの良い明るい店内は、マリンテイストのオシャレな空間に生まれ変わっていました。
これがあのラーメン屋さんだったなんて。
言われてみればカウンター越しの厨房に名残があるような…。
メニューは看板メニューのクレープの他にパフェやカフェメニューも。
クレープは6種類。
オススメは「キャラメリゼりんごとマンゴー」なんだそう。
最初に聞けばよかったな? ?
クレープ生地に三重県産の小麦粉を使ったり、手作りソースにこだわったり。これは期待できそう♪
今回は「黒蜜きなこ」をチョイス♪黒蜜入りのわらび餅がトッピングされていてこれがまた美味しい? テイクアウトもできるからクレープ片手に鳥羽の町を散策するのもいいかも。
実は鳥羽の飲食店は観光客向けのお店が多くて7時〜8時にはほとんどのお店が閉まってることも。
バータイムには地元の食材を使ったおつまみメニューもラインナップに並んでいてサクッと飲むのにもオススメ!地元の名物おばあちゃんが作る「トミさんのピザ」とか気になる〜。
最後に、偶然お店に居合わせたオーナーの坂田祐紀さんに店をオープンさせた想いを聞いてみた。
オーナーの坂田さんは同じく鳥羽の老舗居酒屋「鳥羽 久兵衛」を営む若手経営者。鳥羽に生まれ育った坂田さんはここ数年後継者不足などで増え続けている市内の空き店舗をなんとか活性化できないかと考え、空き家となった店舗を自分たちの手でリノベーションしオープンに踏み切ったと言う。専門業者に任せる部分以外は壁紙や床材の貼り付けなど友人の力を借りてDIYで仕上げた。
今後はオープンに至るまでにかかった費用や助成金、DIYの工程などをネット上に公開していく予定とのこと。「ネットに公開することで、DIYに使う資材の購入や業者さんの紹介で少しでも鳥羽の活性化に繋がれば。そして空き家店舗に興味を持つ人が一人でも増えて、一軒でも多くの新店舗が鳥羽に増えれば鳥羽はまだまだやっていける!」と熱く静かに語る。
笑顔で迎えてくれるのは店長の田岡万弥さんとスタッフのみなさん♪
みんな笑顔が素敵✨
これからも鳥羽に1軒でも多くの新しいお店が増えて、若い人たちの笑顔があふれる町になればいいな。
Crepe.Cafe and Bar KILLIBILLI
住所:三重県鳥羽市鳥羽1丁目5-8
tel:0599-20-0010
営業時間 13:00〜23:00
定休日:不定休
tokibirdy。OTONAMIEレギュラー公式記者。旅行情報紙で15年間伊勢志摩エリア担当として旅館、ホテル、飲食店、観光協会などを担当。持ち前のコミュニケーション力で気になるお店などを訪問。趣味はウクレレ、山、お酒など。2010年から「朔日参りと朝粥の会」を主宰。他にもウクレレサークル「うくれれらぷれ」「牡蠣レレ」も運営。得意ジャンル:グルメ、イベント、風景、山、ビール、お酒、ワイン、伊勢志摩エリア。