1月3日、例年より暖かい正月。久々に帰省組も集まり、ワイワイガヤガヤ。日本の、どの地方でも観られる年始の過ごし方。
「シメのラーメンを食べに行こう!」
例年より暖かいとは言え、夜間は冷え込む。1月3日(日)。ほとんどのお店は閉まっている。しかし屋台ラーメン屋は営業していた。
久々に集まる仲間との話は尽きない。
ラーメン屋のおじちゃんも交えて、ワイワイガヤガヤ。
私「おじちゃん、ここの屋台って、どれくらい前から営業しとんの?」
おじちゃん「50年くらい前からやわ。昔はこの辺にも8軒くらい屋台があったんやで。」
私「へ〜、そんなにあったんや〜。」
おじちゃん「昔はな、暴走族も多てな〜。暴走族を観に来た人もようさん食べてったで。」
私「ギャラリーもおったんやね〜。」
おじちゃん「昔の暴走族は気合い入っとったで〜。発煙筒に金属バットや(笑)。」
ラーメン600円。吞んだ体に染み渡る、やさしいスープと麺の食感。寒空のもと、屋台で食べる昔ながらラーメンは格別だ。そして何より、日常生活では味わえない、屋台のおじちゃんのちょっとした笑い話も、楽しい夜を盛り立ててくれる。
屋台には、屋台にしかない人情を感じる温かいひと時がある。
まる?
国道23号線センターパレス交差点、UFJ銀行近くです。
村山祐介。OTONAMIE代表。
ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事