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伊賀焼の里にあるクチコミで人気の隠れ家カフェ&ギャラリーを訪ねてみた@伊賀

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伊賀焼の里として知られる伊賀市丸柱に昨年秋にオープンしたカフェ&ギャラリー「Gentil Bake(ジャンティベイク)」。

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大正時代の木造建築をリノベーションした店舗で、レトロな雰囲気と店主自ら塗装した水色の外観が目印です。

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▲さり気なさ過ぎて見逃されてしまうという看板も素敵。

自然豊かな山間にあり、ドライブがてら出かけるには気持ちの良い場所ですが、逆に言うと車じゃないと行けません。冬は雪も積もります。

オープンは金、土、日のみ。

さらに、取材などはまだほとんど受けておらず、知る人ぞ知る隠れ家カフェなのですが…

インスタグラム(@gentil_bake_coffee)のセンスあふれる写真からクチコミが広がり満席の日が出るほどの人気ぶり。

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▲gentil_bake_coffeeのスクリーンショット。

 

今回はWEBということで、OTONAMIEの取材を受けてくださいました!

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笑顔で迎えてくれたのは店主の本田智子さん。美人さんですね。OTONAMIEもときどきチェックしてくださっているとのこと!(嬉)

「いつか自分のお店を持ちたい」という長年の夢を叶えた本田さん。

・モノづくりが好き

・カフェ巡りが好き

・コーヒーが好き

・作家モノの器が好き

そんな彼女の“好き”がたっぷりと詰まった念願の「Gentil Bake」は、どちらを向いてもフォトジェニック!!センスがいいってこういうことを言うのだろうなぁ・・・と感心しつつ、インスタ風にご紹介!

#隠れ家カフェ#インテリア#カフェ巡りで研究#DIY#レトロ#落ち着くIMG_20170108_172546-COLLAGE

木のぬくもりあふれる店内は、テーブル席、カウンター席、座敷の3つのエリアで構成されています。統一し過ぎない統一感、本や器、雑貨などさまざまな物があるけど多く感じさせない心地よさ。席につくとなんだか落ち着いてついついゆっくりしてしまう…そんな空気に満ちています。

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▲入口を入ると正面に広がるテーブル席。程よい高さの間仕切りカウンターの上には、伊賀焼の作家さんの作品が。

「大正時代に建てられたこの建物の雰囲気を活かしたかったのでテーブル席はレトロに、カウンター席は真新しい木で今っぽい感じにとイメージを変えつつも、ともに落ち着く雰囲気を大切にしました」と本田さん。

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▲明るい木色が爽やかなカウンター席。

インテリアは趣味のカフェ巡りで見てきたものや蓄積してきた情報を参考に。「オープンにあたってはいろんなお店に足を運んで研究もしました。たくさんの方のご協力のおかげで、イメージした空間づくりが出来て良かったです」と、にっこり。外壁や内装のペンキ塗りなど、自分でできることは楽しみながらDIYにもチャレンジしたそうです。

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こちらはテーブル席の奥にある座敷。小さなお子様のいる若いママたちにもカフェでゆったりくつろいで欲しいと言う思いから設けたスペース。このスペースではヨガイベントなどもしています。「今後はギャラリー部分の充実も検討中で、企画展などもしていきたい」と、夢は尽きません。

#スイーツ#選ぶ楽しみ#ワクワク#優しい気持ちIMG_20170108_154608_1-COLLAGE

お菓子の種類の豊富さも「Gentil Bake」の魅力。美味しそうなのはもちろん、見た目も可愛くて、あぁ、どれにしよう…全部食べたい!!って嬉しい悲鳴が止まりません。IMG_20170322_155226_1

ケーキやスコーン、マフィンなどが常時10種類、クッキーなどの焼き菓子は常時20種類もあるそう。これを全部、本田さんひとりで手掛けているというからスゴイ!

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「ずらっと並んだスイーツを「どれにしようかな♪」って選ぶのって楽しいじゃないですか?そんなワクワクを味わっていただきたくて…。あと、そもそもお菓子づくりが好きなのでついついいろいろつくっちゃうんです」と、楽しそうに語る姿に、こちらまでにっこり。

ーーー数量限定「旅するコーヒー」

「Gentil Bake」のもうひとつのこだわりは店主も大好きなコーヒー三重県津市にある「HOME COFFEE ROASTER」のホームブレンドをはじめ、数量限定メニューなど、すべてのコーヒーをハンドドリップで煎れています。P1130595otomie

注目は今も定期的なカフェ巡りを欠かさない本田さんが、旅先で出会ったコーヒーを仕入れて提供する「旅するコーヒー」。伊賀ではなかなかお目にかかれない&数量限定というレア感はもちろん、店主と旅の話を楽しむのにうってつけのメニュー。定期的に変わるので来店時にはぜひチェックを。

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コーヒーのほか、紅茶、ハーブティー、ホットチョコレート、自家製はちみつレモネードなどそのほかのドリンクメニューも充実。P1130591また、お店で使っているコースターや空間を優しく区切っている布にもご注目を。こちらは伊賀の布作家・今山綾香さんの作品。オープン前に出店していた地元のマーケットを通じて知り合ったのが縁だそうで「今山さんの作品をはじめ、コーヒーや食材の仕入れ先、器の一部もマーケットで知り合った方のものをけっこう取り入れています。こういうつながりが持てたのもお店をはじめて良かった点です」と、笑顔。

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▲素朴で丈夫、優しくてシンプルな今山さんの作品は店内の雰囲気にもぴったりです。

落ち着くインテリアに美味しいコーヒー、ワクワクする焼き菓子…そして、その向こうに見える楽しそうな店主の笑顔。少し遠くても、オープン日が限られていても、派手に宣伝してなくても、心地よい場所には人は集うんだなぁ…と実感。

―――優しい気持ちになる焼き菓子

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▲たっぷりの抹茶とホワイトチョコを合わせた濃厚な味わいの抹茶のテリーヌ単品¥420。

店名の「Gentil」はフランス語で“やさしい”、「Bake」は“焼く”。楽しみながら選んで、食べてほっこりして、「優しい気持ちになる焼き菓子」を手掛けていきたい…そんな思いを込めたスイーツは、甘さ控えめの優しい味わいが特徴。ハーブやスパイス、旬のフルーツを使った洗練された大人な味わいも魅力です。IMG_20170322_155213

ちなみに一番人気は売り切れ御免の「カヌレ」。

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▲ある日のケーキメニュー。

全メニュー、テイクアウトも店内飲食もOK(テイクアウトは一部例外もあり)なので、カフェでゆっくり楽しむも良し、お土産やギフトに購入するも良しです。IMG_20170212_105547

あまりの充実ぶりに「やはり子供の頃から菓子職人を目指してたんですか?」と問いかけてみました。「そうなんです!」という返事を期待して・・・。

すると「実はメイクの仕事につきたかったんです」と、意外な答えが。

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伊賀で生まれ育ち、高校卒業後はメイクの専門学校へ通おうと考えていたと言う本田さん。周囲の反対もあり、ひとまず京都の大学へ進学しましたが、メイク熱はおさまらず、卒業後は化粧品会社へ就職。さらに仕事をしながらメイクの専門学校へ入学し勉強をしたそう。24歳のときには東京でプロのヘアメイクのアシスタントとして修行をするも、あまりの過酷さに体調を崩して、1年ほどで実家へ戻りました。

「メイクは今でも好きですが、いろいろ体験して仕事としてはもういいかなと思ってたときに、東京時代の友人からホームメイドのベーカリーを手伝わないかと声をかけてもらって。もともと食べるのもカフェ巡りも好きでしたし、また東京で働きたかったのでOKしました」と。

そのベーカリーで焼き菓子製造を担当したのが本田さんのお菓子づくりの原点。日々の仕事をする中で「いつか自分の店を持つ」という夢を意識しながら月日は過ぎ・・・。

2012年に独立を視野に入れて退職。伊賀にもどり、ベーカリーやカフェへ勤めながらの修行に励みます。2015年には伊賀市内で物件探しをはじめ、地元でのマーケットやイベントへの出店、レンタルスペースでの販売、店舗への卸し、オーダー対応など個人としての活動も活発化。

そして…2016年10月23日「Gentil Bake」OPEN!IMG_20170108_161109

「自分のお店が持てて本当に幸せ。遠方から来てくださるお客様もいて、いろんな方とのつながりができてうれしいです。まだまだやりたいことはたくさんあるので、少しずつ充実させていきたいですね」と、本田さん。

ーーーこれからの「Gentil Bake」

現在の「Gentil Bake」は金、土、日の週末3日間の営業で、平日はカフェ営業をせずに、工房での仕込みやオーダー対応にあてています。「普段は私と母の2人体制なので、お水はセルフサービスでお願いしていますし、週末だけでもお客様が多い日などは行き届かないこともあるので…あまり無理はできませんが、季節が良くなったらランチ営業や、平日はテイクアウト対応をしたいなぁ」と、検討中だとか。P1130580

オフシーズンと言われる冬場もたくさんの人が訪れた隠れ家カフェ。これからは伊賀焼の里にも人が訪れる観光シーズン。そして5月の2~4日には丸柱で「長谷園窯出し市」もあります。

「優しい気持ちになれる焼き菓子」に出合いに、伊賀の隠れ家カフェへお出かけしてみませんか。


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住所:三重県伊賀市丸柱474

TEL:0595-44-1003

OPEN:金・土・日 10:00~17:00(変更の場合はインスタグラムで告知)P あり

Instagram gentil_bake_coffee


 

 

 

ライター kanzaki
kanzaki chiharu。OTONAMIE公式記者。伊賀市在住のフリーライター。出身地、広島のタウン誌→東京の編集プロダクション→フリーランスとして独立して早十数年。現在は伊賀に拠点を持ち、伊賀の情報誌の執筆をはじめ、企業広告コピー、イベント企画提案などを手掛ける。日本酒好きが高じて、「伊賀酒DE女子会」の企画運営をはじめ、日本酒関連の執筆、コーディネート、イベント運営も行う酔っぱライター。得意ジャンルは日本酒、伊賀情報。2016年「日本酒女子普及委員会」会長に就任。

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