松阪といえば、県民なら誰もが知る松阪牛の街。また、昔は豪商の町として商売が盛んな町でした。
和牛ブランドの産地として全国的知名度をもつ松阪市ですが、実はこの10年は、他の地方都市同様に人口減少、少子高齢化が深刻な問題として目立つようになってきています。
この現状を打破すべく、また、同じ状況にある地方都市の地域活性プロジェクトのモデル事業となるべく、市民の力で松阪市を盛り上げていこう!!と立ち上がった方々がみえます。
松阪で生まれ、松阪で育ち、松阪で商売をしている松阪愛あるこのプロジェクトメンバーは、
・松阪を市民の力で盛り上げたい!!
・子ども達のためにも新たな明るい未来を切り拓きたい!!
そう考えています。そんな想いのもと様々な活動に力をいれています。
例えばその活動の一つに「あさラバしようよ!」の合言葉で展開する新感覚のパン屋さんを作りました。
あさラバとは⁇
今日の一日を幸せなものとなるよう、新しい朝食の提案♪厳選された食材で作る贅沢な食パンです。
現在は、その食パンを使用したサンドイッチの宅配サービス “あさラバ ブランチボックス”が人気となり自宅にいながら新しい日常の提供を叶え、喜びの声をいただいています。
自宅に届けてお渡しするという事は、高齢者の方で足が悪くて中々外に出れない方や一人暮らしの方など、見守り活動にも繋がりますね。
そして今、挑戦しようと取り組みだしたものが、あるという事で伺ってみると、
①【高齢者のデジタル格差をなくしたい】
②【地域の寄り添いから生まれる横のつながりの強化】
の活動を通し古き良きアナログの「長屋文化」をデジタル全盛の世界で融合させ復活させたい!といものでした。
高齢者の方に、直接困り事や悩み事を聞いたところ様々な意見かあったようです。
その中の一つとしてスマホやデジタルに関して、相当の苦手意識を持っている方、他者と交流の機会が減っている事…etc
そこで”松阪しようよ”というモバイルキャリアを作りたいとプロジェクトチームが動いているようです。
“松阪しようよ”
“松阪しようよ”を使用すると、ユーザーサービスとして、スマートフォン初心者のユーザーに使い方をお伝えし、困りごとがあった際のサポートを担います。これによって、スマートフォン利用への不安を解消し、利用率、保有率を上げていきます。また始めに地域コミュニティのプラットフォームとなるアプリを入れて渡します。
あさラバに限らず、地域の宅食の予約・注文がスマホで出来るようになれば便利ですよね!
このことにより、若い世代には当たり前になっているインターネットネットを高齢者の方々も利用することによって、生活圏や人との繋がりが広がり、生活の質や環境の質が上がると考えています。
確かにシニアの方、スマホ苦手な方多いですよね…私の周り…母親も苦手です。スマホが使えたら無理通話とか恩恵あるのにと思ってしまいます。
話を聞いている中で、私がもっとも惹かれたのが、”松阪しようよ”は収益の一部を地域のために還元される仕組みを持ったプログラムに参加しています。このため、利用者がお支払いいただく通信費の一部を市民活動(例:子ども食堂や破棄食材の再分配運営)の支援協力に充てる計画です。(具体的な支援先は現在検討中です)これにより、継続的な地元・松阪への社会貢献につながる仕組みを作ります。
というお話でした!
地域で地域を支える!これからの時代必ず必要です!
昔ながらの[お互い様・おせっかい・もったいない]の精神、古き良き長屋文化精神の元、老若男女、障害の有無に問わず、必要なときに必要な助け合いが叶う日常。そんな世界をデジタルが全盛の時代の中で復活させたいとプロジェクトを進めていきます。
お話を伺ったプロジェクト、このプロジェクトが成功すれば、地方都市のモデルになるかもしれませんね!これからどのように進展していくのか楽しみにしながら応援しています。
あさラバ
住所:三重県松阪市垣鼻町725-5
電話番号:0598308411
営業時間:9時から17時 ※火曜日定休
Instagram
https://www.instagram.com/asarabashiyoyo?igsh=MWMzdXZybDRpdTEzNA==
松阪しようよfacebook
https://www.facebook.com/profile.php?id=61556510158808
岡田聖子。Otona記者。NPO法人shining理事長、ママそらみえ支部代表、介護支援専門員、心理カウンセラー、ゆめのたね放送局パーソナリティ。得意ジャンルはグルメ、お出かけ。