海の幸・山の幸に恵まれた三重県。
森林破壊、水質汚染…いろんな要因で僕たちが気づかないうちに色んな環境が変わってきています。
自然環境が悪くなれば三重で獲れる旨いモノも無くなってしまう。
そんな〝先人達から受け継いだ旨いものを未来へ守らなければ〟との思いで立ち上がった人々がいるんです。
その名も『一般社団法人 海っ子森』。
代表理事の山下達巳さんは三重県紀伊長島のご出身。子供の頃故郷の海に入ると海藻が怖いくらい足に絡みついてきたが、今では絡みつくどころか海藻自体が非常に少なくなっている。伊勢海老をはじめ、多くの海の生き物の餌や住みか、産卵場所であった藻場がなくなり、このままでは三重の旨いモノが減ってしまう。実は山と同じように普段見ることのできない海の中でも森林破壊と同じような現象が起こっていることに気づき、海の植林活動を行い、今年で10年目を迎えられました。
そんな海っ子の森さんの10周年記念イベントに潜入してきました。
場所は東京。麻布十番〝鳥居坂〟にある割烹料理『礼-Rei-』。
なぜ東京で?と思いますが、実はこの『礼』の店主、三重県人なんです。
『礼-REI-』店主の山田桂志さん。海っ子の森メンバーであり、山下さんと同じ紀伊長島のご出身。
料理を通し、三重県の魅力をここ東京で発信されています。
記念イベントには、東京の方はもちろん、三重県からも多くの方々が集まりました。 海っ子の森のこれまでの軌跡や環境課題、そして生産者直々で三重の食材についてのお話を聞かせてもらいました。そして、otonamieのPRもちゃっかりと…
伊勢ひじきを造られている 北村物産株式会社北村専務。創業200年、伊勢ひじきの元祖とも言われています。
三重県水産研究所の井上さん。
〝三重が誇る食材〟を〝三重の生産者〟と〝三重の料理人〟がコラボして、東京で発信する。
『恵まれた環境が恵まれた食材を生む。』
『この先もずっと旨いもの食べたいやん。』
ここに集まった方々の想いをOTONAMIEでも発信できればと思いました。まだまだ微力ですが…
プレゼンテーションの後はお待ちかねのお食事タイム。
三重の料理人が三重の食材を東京で発信します。
松阪牛、畔蛸の岩がき、伊勢ひじきをはじめ、東紀州の郷土料理など料理やお酒が続々と並べられました。三重におっても中々食べられやんものが次々と…
三重人と東京人が入り乱れての懇親会。今にも新しい何かが生まれそうな雰囲気。
サッカー元日本代表。秋田 豊さんが。失礼ながらもツーショットをお願いさせていただきました…
実はこの『礼-Rei-』、〝食べるもの〟にこだわるアスリート選手が多く来店されるお店なんです。秋田さんも常連みたいです。
世界で活躍するアスリートの身体の半分は三重でできているのかもしれません…未来のアスリートのためにも環境を守り、美味しいモノを未来へ届けなければ。
三重のことをもっと多くの人に伝えたい。そんな人たちが集まった1日でした。
こんな貴重なイベントに参加でき、非常に光栄でした。
山下代表理事、山田店主、本当に有難うございました。
OTONAMIEは、全国で活躍する三重県の人・モノも紹介していきます。
礼-Rei-
住所:東京都港区六本木5-11-25 鳥居坂アネックス2F
電話:03-5785-4805
東京在中で三重の美味しい料理を食べたくなったら是非。オススメのお店です。
nari_bow。OTONAMIEアドバイザー。三重県津市出身。
〝三重のいいもんを世界へ〟を目標に日々瞑想中…
休日はなるべく県外へ遊びに行くよう心がけている。
太りやすい体質。
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