10月のとある晴れた午後、ダンデライオン・チョコレート ショップ&カフェ伊勢外宮店を訪れました。今回事前にアポイントを取って撮影の許可をいただいており、店長の松本さんが対応してくださいました。秋の透き通った空気とやわらかな日差しの中、見るもの撮るもの全てがキラキラと輝いて、幸せな時間を過ごしました。
ダンデライオン・チョコレート ショップ&カフェ伊勢外宮店は、伊勢市駅から参道を通って外宮の手前にあります。豚捨の斜めはす向かいと言えば伝わりやすいでしょうか?外宮参拝の後、外宮側からも入ることが出来ます。
外宮側から見るとこんな感じ。左の赤い瓦屋根の洋館がダンデライオン・チョコレート。
厳密に言うと、ダンデライオン・チョコレートが入っている「うみやまあひだミュゼ」が赤い瓦屋根の洋館です。
*うみやまあひだミュゼ*
2015年に公開された長編ドキュメンタリー映画『うみやまあひだ 〜伊勢神宮の森から響くメッセージ〜』の発信基地として、イベントや上映会を不定期で行っています。建物は特徴的で、宇治山田郵便局(現在明治村に移築)が手狭となったため大正12年に隣接して増築された電話分室を利用しています。
※レストラン「ボンヴィヴァン」は現在も営業中、神楽サロンは休業中です。
今回は外宮側から入りました。看板がすっごくお洒落! 営業時間は蔵前より短い、10:00~17:00です。
通るたびにこのお洒落な建物を横目で見てきましたが、今日はいよいよ入店します!ブルーグレーの扉も白い壁と調和していて可愛らしい雰囲気。
左の白い扉の奥は「神楽サロン」というアートギャラリーが併設されていますが、営業していませんでした。
白い扉の奥の廊下を見るだけでも趣があります。外から差す自然光の効果もあり、完璧な素敵空間を作り出しています。
店内に入ると、右にオーダーカウンターがあります。蔵前の店舗はファクトリー感がありましたが、こちらは純粋にゆったりとしたカフェという感じです。スタッフさんはキビキビと動かれていて、笑顔と立ち居振る舞いが素敵でした。
後ろを振り向いて、商品や書籍がセンス良く並ぶ棚の右がカフェスペースの入口。
この奥の部屋が広めのカフェスペースとなっています。「建物をなるべくそのまま使っている」と言われるように、剝がれかけの煉瓦が重厚感を与えています。
この日は平日ということもあり、落ち着いた雰囲気でした。土日は観光目的のお客様で賑わいますが、平日は日常使いされるお客様も結構いらっしゃるそうです。時期で言うと冬からバレンタインにかけてが最も忙しいと、松本さんがおっしゃっていました。
ブラウニーバイトフライトと伊勢限定のイセホットチョコレートをアイスで注文しました。
イセホットチョコレートは、甘すぎないチョコレート味の後にほうじ茶の香りがふわりと重なって、スッキリと飲めます。三重県度会町で自園栽培・焙煎されたほうじ茶が使われているそうです。
ブラウニーバイトフライトは3種のブラウニーの食べ比べができる贅沢なメニューです。
ブラウニーの材料と製法は同じで、違うのはカカオ豆の産地のみ。それぞれのフレーバーの特徴を楽しみます。チョコレートは香り豊かで濃厚、なのに甘すぎず、小さくてもどっしりと満足感があります。とても美味しくて贅沢なシグネチャーメニューですので、行かれた方はぜひご注文を。
店内では伊勢神宮への誘致コーナーなども設けられており、観光地ならではの雰囲気を感じます。
ショップエリアも見せていただきます。
蔵前もそうでしたが、陳列の手腕が素晴らしく、参考になります。各商品には丁寧な解説が付けられていて興味を惹きますし、さり気なく添えられた演出小物と、デッドスペースにはアイコン代わりになる大胆なディスプレイ。主力のBean to Bar チョコレートはお気に入りを決めるのも楽しいです。
この日は贈答用に、缶が可愛いクッキーアソートメントとBean to Bar チョコレートを1枚購入しました。自分用はまた今度来る時までの楽しみに。
ダンデライオン・チョコレート
*ショップ&カフェ伊勢外宮*
〒516-0074 三重県伊勢市本町20-24
Tel 0596-63-6631
Open 10:00~17:00(営業時間は年末年始のみ変動します。)
※店舗には駐車スペースがございません。お近くの駐車場をご利用ください。
35年の東京生活にピリオドを打ち、2023年春に伊勢市に引越しました。両親は共に三重県出身、親戚もほぼ三重県在住です。仕事で東京と伊勢を行き来するので、キラリと輝く東京の三重ネタや、もちろん伊勢からも定期的に発信していけたらと思います。