うちから見える鈴鹿山脈。
鈴鹿セブンマウンテン(藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、鎌ヶ岳、入道ヶ岳の7山。)がほぼ見渡せます。縦走でハジからハジまで全部走ってみたいなーと以前から思ってました。
なにぶん距離もあるので補給できる場所が御在所だけ。スタートからゴールまでも交通手段も大変なので一人ではなかなか出来なかった鈴鹿セブンマウンテン縦走。
いつかはやってみたいと思っていたところに、来年以降に
激走!鈴鹿セブンマウンテン・SSMTR
こんな企画を友達が計画。そのプレイベントで一度みんなで走ってみないかとのお誘い。
案内詳細では
1day・約45Km・山と高原地図CT26時間
集合:藤原岳大貝戸登山口
工程:藤原岳大貝戸登山口鳥居から椿大社鳥居まで
時間:0時 藤原岳大貝戸登山口スタート
関門:20時椿大社下山設定とします
厳守:藤原岳から治田峠まで滑落事故回避のため、治田峠までは参加者全員で通過をお願いします
援助:エイド・チェックポイントを設けてサポートを行い、関門時間と途中離脱も可能なサポートを予定しています
送迎:椿大社から藤原岳登山口まで送迎します
※天候次第で中止もあります
なんとありがたい企画。
が、しかし。開催予定日が雨予報に。
今回は天候不順によりプレ大会を中止して、開催日を変更し有志による開催。
準備した食材と人員を活用してサポートしていただきました。
コースはこんな感じ。
雨乞から御在所へのルートは私が間違って行ってしまったので正式コースとは違ってます。
当日藤原岳大貝戸登山口にみなさん集合してスタート!
深夜0時30分
まずは1座目の藤原岳に。スタートから1時間50分
私が藤原岳往復で藤原岳を登っていた時よりだいぶ早いペース。そう!私が一番このメンバーで高齢者。皆さんわかくって元気な人ばかりでついていくのに必死でした。さてこのペースで最後まで行けるのか?
夜に山に登ると夜景が本当にきれいで感動します。
いつも田舎で真っ暗なところだと思っていた地元が、山の上から見るとこんなに
明るくってきれいな場所なんだなーと。
藤原岳から迷い尾根までの場所が危険地帯。
慎重に降りることに。また今回ありがたいことに強力な投光器でコースを照らしてくれるスタッフが同行。暗くってよく見えない場所を安心して走行できました。
2座目の竜ヶ岳到着。 スタートから4時間30分
風が吹き抜ける寒い場所でした。
石榑峠に到着したら1カ所目のエイド。
スタッフが寒い中待っていただき温かいものを振る舞っていただきました。
そして水分を補給できるのもありがたい。
ふと振り返ると竜ヶ岳は雲の中に隠れてしまいました。
朝日が出る前の素晴らしい景色をバックに。
朝日が見えたーー!
山の上から見る朝日は最高!
あまりにも綺麗で何度も止まって朝日を撮影する。
朝日を見ながらこんな感じで走っておりました。
次に向かう釈迦ヶ岳までがずいぶん遠いので、先頭グループと離れてしまう。
3座目の釈迦ヶ岳到着。スタートから7時間50分
羽鳥峰到着ここで距離にしてスタートから22kmでだいたい真ん中くらいまで到着してきた感じ。ここまででスタートから8時間50分。
ナスカの地上絵みたいにここは落書きがしてあるので楽しい。
わんちゃんをたくさん連れてきたグループが丁度スヌーピーの絵を描いているところでした。
第2エイドの根の平峠に到着。
他のエイドの場所と違って朝明渓谷から荷物をかついでエイドを設営していただいて本当にありがたい。ここでも温かいものが食べれて元気になりました。
千種街道は沢山の登山者とすれ違い景色もいい場所です。落ち葉のおかげで踏み跡がわからずコースに迷うところがありました。
よく登山で滑落する人がいて高齢者だからなのかなーと思ってたら今回この場所で2mほど滑落することに。落ち葉がいっぱいすぎて足を置いた場所が落ち葉の下に何もないところでした。今回高低差の少ない場所でしたのですぐ止まったからよかったですが、もし崖の部分だとえらいことになってたなとこのあと慎重に行動するようになりました。
杉峠到着。ここから雨乞方面から来ることはあっても登ってことがなかったので、あの急斜面はきつかった。
もう少しで雨乞。
4座目の雨乞岳到着。スタートから12時間10分
東雨乞に沢山の人が。そしてその向こう側に御在所と鎌が見えてきてあとちょっとか?!と甘い考えでこの時は思ってました。
武平峠エイドに到着。
ここが最後のエイド。そしてなぜか私がこのエイドに一番で到着?!
そうです、雨乞からのルートで御在所を飛ばしてここに来てしまいました。
トップグループがしばらくして到着して私は行きそびれた御在所に向けて出発。
そしたら最後尾にいた人ともすれ違うことに。おかげでここで一番最後尾になってしまう。
5座目の御在所到着。スタートから15時間10分。
びりになってしまい気持ち的にダウンでこの写真1枚撮ってすぐ次へ向かう。
あとこのり2座!
6座目の鎌ヶ岳。スタートから16時間40分。
ここまで来ると周りは真っ暗。疲れ切ってるし疲労と膝の痛みで全く走ることができずトボトボ歩いていくのみ。残り1座の入道までの道のりが遠くって・・・
よく滑るし両サイドが何もなく落ちたら死んじゃいそうな場所。腰も引けてビビりながら通過。
前に黒い入道がでーーんとそびえているのはわかるんですが、いつまで経っても辿り着かない。
そして最後7座目の入道到着。スタートから19時間30分
あとは降りるだけです。でもここからも長い。膝がガクガクになっている状態で急な斜面を降りるのは本当にきつい。おまけに路面が乾燥しているので砂埃が舞って喉が痛い。
そして無事最終目的地の椿大社にゴール。スタートから20時間45分。
最後は参加した4人で一緒にゴール。
鈴鹿セブンマウンテンは距離としては45kmなので今まで走った長い距離のレースに比べれば50km以下なので余裕かと思ってましたが、走れる場所があまりない累積標高も4888mとヘビーなコースでした。
動画でコースを振り返っていただくとこんな感じです。
走ってみたら感動がありますので是非来年以降に開催予定の激走!鈴鹿セブンマウンテン・SSMTRにご参加どうぞ!
39歳までメタボ親父が運動に目覚めてトライアスロンにはまる。チーム「ランナーズ・ハイ」運営。運動で地域活性、いいとこ再発見でマラソンや自転車でウロウロ徘徊してます。普段は桑名でビジネスホテルを経営
得意ジャンル:マラソン・トレラン・自転車・トライアスロン・観光・レジャー