ホーム 01【食べに行く】 「豚捨」潜入取材@伊勢市

「豚捨」潜入取材@伊勢市

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豚捨のコロッケ。伊勢に馴染みの薄い方はそう連想されたかもしれません。

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豚捨の大本は創業明治42年の名産伊勢肉を扱う精肉店です。
伊勢の方にお聞きしたのですが、今日はすき焼き、来客用などの “ここぞ!” の時は決まって豚捨のお肉とのことです。

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おかげ横丁豚捨

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東京丸の内の豚捨JPタワー店

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豚捨外宮前店

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精肉店に隣接する若柳
どこのお店も美味しそうです!行ってみたい。

豚捨のルーツを探るべく、四代目の森 大亮 代表取締役に取材しました。
nari_bow「豚捨のルーツを教えてください。」
森さん「創業者は旧御薗村で鶏や豚を扱う商売をしていて、明治42年(1909年)に豚捨を創業しました。」
nari_bow「よくある質問だと思うのですが、なぜ豚捨という屋号になったのですか。」
森さん「松山善三さん(脚本家・映画監督)の著書、食って食って食いまくれのなかに出てくる “なんてふてぶてしい屋号だろうか。その昔、豚を飼っていた捨吉という男が食肉店をはじめた。人呼んで「豚捨…ぶたすて。」それがいつのまにか屋号になった。ところがおかしな伝説も生まれた。この店の牛肉があまりにもうまいから「豚なんて捨てちまえ!」と客が豚肉を捨て投げた。”という説もありますが実際のところ記録がないので定かではありませんが、初代が捨吉で豚を飼っていた仕事をしていたので豚捨になったのだろうと思います。」

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nari_bow「老舗精肉店として守るべきことと変えるべきものは何ですか。」
森さん「守るべきものは、肉の品質です。世間的にはやわらかい肉=美味しいお肉となっていますが、そういう訳ではありません。肉質にはこだわり続けていきます。また変えていくべきことは、世の中のニーズに合わせた商品づくりをして行きたいと考えています。外食展開もしたので、これからは地元の方から更なる信用をしていただける活動をしていきたいです。」

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nari_bow「言い伝えられる逸話などありますか。」
森さん「逸話ではないですが、私がまだ子どものころは現在の駐車場のところで牛を飼っていました。その牛が逃げ出して大慌てになったことがあります(笑)。」
nari_bow「現在だったら大騒動ですね。」
nari_bow「伊勢の街の特性や人柄についてお聞かせください。」
森さん「まず明らかに他の地域と違うのは、伊勢神宮があることです。その影響もあるのか、商売人というより職人気質の方が多い気がします。あと、昔ながらの洋食店が多いです。海や山から、また大台町の松阪牛など豊富な食材が集まるので、伊勢の飲食店は全国と比べてもレベルが高くて美味しいと思います。」

隣接するあみ焼き・すき焼き・しゃぶしゃぶの若柳を見学させていただきました。

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玄関付近に飾られている絵は、御木曳の様子を時間軸に沿って描かれた物。

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座敷やテーブル席、また個室から大広間まで少人数〜大人数の収容も可能。

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森繁久彌さんの書。
森さん「”の”に落書きしてあるでしょ。」

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むむ、確かに。
森さん「この落書きは私が小さい時にしたんです(笑)。」
nari_bow「ええっ!もったいない!」
森さん「落書きしてなかったら、もっと価値があったのにね(笑)。」

豚捨にはお忍びでいろいろな著名人の方も来店されているとのこと。
取材にお付き合いいただいた森様、ありがとうございました。

豚捨本店
住所:三重県伊勢市大世古2-10-12
電話:0596-28-2745

※冒頭の外食店4店の画像は、パンフレットより引用させていただきました。

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