ホーム 01【食べに行く】 宮内庁・神宮司廳御用達「割烹大喜」潜入取材@伊勢市宇治山田

宮内庁・神宮司廳御用達「割烹大喜」潜入取材@伊勢市宇治山田

伊勢を代表する日本料理店、割烹大喜。
以前、伊勢出身の方数名に「接待や宴席を設けるなら、どこが良い?」とお聞きしたところ、多くの方から割烹大喜の名前が出ました。

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今回は村山とnari_bowで、代表取締役の坂田さんに取材を行いました。

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村山「割烹大喜さんのルーツを教えてください。」
坂田さん「昔は今の大喜がある場所や宇治山田駅周辺に屋台がたくさんあったんです。昭和20年10月に、先代が屋台としてスタートしたのが大喜の始まりです。」
nari_bow「屋台だったんですか!? 屋台では何を売っていたんですか。」
坂田さん「おでんと白ご飯と聞いています。戦後直後の時代です。」

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村山「伊勢を代表する割烹として守っていく事と、変えて行く事は何ですか。」
坂田さん「まず守っていく事ですが、三重県の伊勢海老・あわび・岩牡蠣・鯛などの地元を中心に本物の素材(養殖でない)を使うことへのこだわりです。また季節の素材を大切にしたいです。変えていく事ですが、少しずつ少しずつ時代に合わせた味に変えていくことです。」

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nari_bow「先代とはどのような方ですか?」
坂田さん「先代はお客さんの味の好みを事細かに覚えていて、そのお客様が好む味で料理をお出ししていました。またそのお客様の一人に伊勢神宮の大宮司様がおり、ごひいきにしていただいたのが宮内庁・神宮司廳御用達となったきっかけです。」

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村山「伊勢の街や人柄について教えてください。」
坂田さん「伊勢は全国から人が集まる街です。それと共に流行や文化も比較的早く入ってきます。なので田舎っぽくない都会的な一面があると思います。」

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nari_bow「軒先に英語の看板がありましたが、外国人観光客も来店されますか。」
坂田さん「日本料理店として、外国人観光客向けのガイド本にも掲載いただいたこともあり、外国人観光客の方も多く来店されます。」

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割烹大喜さんは、個人的にとても敷居が高いイメージを持っていましたが、一階に小座敷やテーブル席があり家族連れや少人数でも気兼ねなく入れるお店でした。

午前10:30と、開店に向け仕込みの忙しい時間帯に、快く取材に対応いただきました坂田様、ありがとうございました。

割烹大喜は近鉄宇治山田駅徒歩1分のところにあります。
割烹大喜 電話 0596-28-0281

※冒頭写真は伊勢春慶の器と三重県産の贅沢な素材を使った「伊勢にぎり春慶盛り」です。

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