あなたが子どもの頃、好きだった絵本は何ですか。
子どもに読み聞かせたい絵本は何ですか。
店内には絵本がぎっしり詰まっています。
季節にあった絵本がピックアップされています。
今年で39周年を迎えられる、子どもの本専門店メリーゴーランドさんにお伺いして、スタッフの村田さんにお話しを伺いました。
村山「子どもの本専門店を始められたきっかけは何ですか。」
村田さん「店主が名古屋の商社に勤務していたときに、メルヘンハウス(日本で最初の子どもの本専門店)に出会ったときに、雷に打たれたような衝撃を覚え、店主の地元である四日市に思い切って店をオープンしました。それが1976年(今年で39周年)です。」
店主の増田さんが主筆している朝日新聞(全国版)の連載。
村山「三重県の子どもにおすすめする絵本は何ですか。」
村田さん「色々ありますが、三重も関西弁と言うことで、関西弁で書かれている“ぼちぼちいこか”がおすすめです。元は洋書なのですが、児童文学者の今江祥智さんが大阪弁で和訳した本です。この和訳がとても素晴らしいです。」
村山「私の息子もぼちぼちいこかをよく読んでいます。テンポとイントネーションがおもしろいみたいですね。他におすすめの本は何ですか。」
村田さん「じごくのそうべえです。こちらは上方落語を絵本にしたものです。絵の原画は布地に描かれているんですよ。」
村山「強烈なインパクトですよね。私も子どもの時にこの本をよく読みましたが、今でも印象深いです。」
村山「三重県出身の絵本作家さんの作品はありますか。」
村田さん「いろいろあるのですが、メリーゴーランド2Fで絵本作家を目指す人の絵本塾・童話塾を20年くらいしています。三重県津市在住の絵本作家つつみあれいさんも絵本塾の出身です。」
村田さん「あと、細やかな絵が特徴的な亀山市の絵本作家コマヤスカンさんも絵本塾の出身です。」
隣接しているカフェです。長居してしまいそうなくつろぎ空間です。
先日、 北欧からもどられた店主の増田さんのお土産がカフェに展示してありました。
こちらも隣接する雑貨店です。子ども用の輸入品。
大人向けの商品もあります。
2Fや3F、また敷地内で定期的にさまざまな催しが開催されています。
子ども向けのキャンプなども企画されています。屋久島でキャンプ、楽しそう♪
子どもの本専門店メリーゴーランドは四日市松本街道の近鉄湯の山線 伊勢松本駅の近くにあります。また京都店は河原町通り(四条)にあります。
メリーゴーランド四日市店 電話 059-351-8226
村山祐介。OTONAMIE代表。
ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事