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ついにお墓もサブスクの時代!今にフィットするお墓、偲墓~SHIBO~について聞いてみた。

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その日はきっと突然やってくる。

私はまだ経験したことないけど、旦那であるogurockには5年前に突然やってきた。

親しい人とのお別れ。

30歳の誕生日の翌日、お父さんが突然倒れて帰らぬ人となった。

それからの小黒家は大パニック。

家のことを主にしていたのがお父さんということもあり、印鑑の場所から、保険などの書類、月々の支払いや、鰹節屋のこと、何もわからない。

弔いに来てくれた方にビールをだそうと思っても、栓抜きのありかすらわからないというありさま。(詳しくはこちらの記事をどうぞ)

残された家族は、もっといろんなこと話しておけば良かった。と、思ったそうです。

そんないろんなことの一つ、親と話さなくちゃいけないな〜。と思いつつ、きっかけもタイミングも掴めない「終活」の話。

今回の記事を、ひとつのきっかけにしてくれたら嬉しいな、と思って書いてみます!

 

松阪駅からほど近い場所にある、仏壇仏具の専門店ぶつえいどう。

創業は明治39年、今年で115年目を迎えた。

 

 

お店に入るとふわっとお香のいい香り。

たくさんの種類のお線香や日常的に楽しむお香、ろうそくやお墓参りにかかせない道具たちもたくさん。

位牌の種類も多く取り揃えていて、最短3日で彫っていただけるそうです。

 

ずらっと並ぶ大小のお仏壇を横目に、店舗奥に進むとなんとお仏壇のショールームが。

大きさも様々、豪華絢爛なものから小さくてシンプルなものまで。今の売れ筋はリビングに置いても違和感の少ないシンプルなデザインのものらしく、ここにも時代の変化を感じます。

案内してくれたのはぶつえいどうの専務 野呂英旦さん。今回は野呂さんが中心となり新しく始めたサブスク型のお墓、偲墓(しぼ)についてお話聞きました。

 

2021年度グッドデザイン賞も受賞したサブスク型のお墓、偲墓〜SHIBO〜とは?

行く末の煩わしさをなくし、かつ伝統的な供養もしてもらえるサブスクリプション(定額制)で新しいスタイルのお墓。

生活環境や居住地が変わっても無理なく供養し続けらるように、お寺や宗派の枠に捉われない仕組みを実現。

んん?一体どういうことなのでしょう。もう少し詳しく聞いていきます。

 

偲墓の初期費用は275,000円(税込)

その中には墓石代、墓石への彫刻費、入仏法要(四十九日法要)、永代供養料が含まれます。

そして月額の利用料金は3,300円(税込)

こちらには、日々の供養代、各法要代(百か日、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌の法要)、墓地管理費、システム管理費などが含まれます。

つまり、初期費用には最初と最後に必要なお金が含まれて、月額の利用料金には供養を続ける間に必要なお金が含まれる。

 

実物、見せていただきました。

 

墓石の大きさは高23cm×幅18cm×奥22cm。

重量は約15kgと女性1人で持つには重いですが、小型でかわいらしいサイズ感です。

墓石の上部が蓋のようになっているので、そこを開けると骨壷として中に遺骨を納めることができます。

墓石のデザインは四角い標準タイプか六角柱タイプの2種から選べ、表面には故人が好きだった言葉や戒名などを彫刻。お墓に置いたり、お寺の室内に設置していただきます。

大きさとか悩まなくていいんです。シンプルに二種。

 

実家に仏壇はなく、お盆やお彼岸にお墓参りに行く程度だった私。

普段、ご先祖さまを意識することもなく、お墓についてあまり考えたことがない私でも、偲墓って良いな!と思ったところは

・料金が明確でわかりやすい

・供養の期間を自分たちで決めることができる

・お寺さんとの距離が縮まる

この3つでした。

お彼岸すぎてから、年末までの加速感すごい。

 

冒頭の話に戻りますが、小黒家のお墓は遠く東北の地にあったそう。

お義父さんが亡くなったことにより、そんな遠くにお墓参りには行けないとお墓を引っ越しすることに。(改葬というらしい)

その際、なかなかの手間と費用がかかったと聞きました。

これは、お寺さんが檀家制度というものに支えられているからだそう。

檀家をやめる理由は、小黒家のようにお寺が遠くなってしまったり、お墓の後継者がいなくなってしまったり様々だそうです。

檀家制度が始まったのは江戸時代。

お寺が、今でいう市役所の戸籍科のような役割をしていたんですね。

住む場所もそう変わることない時代、地域のお寺をみんなで支えていく仕組み。

けれど時代は流れ、今や県どころか国を変えて住む場所を選べる時代。

同じ場所にあるお墓を守り続けることが難しい人も多いんじゃないかと思います。

偲墓は提携の寺院であれば、改葬の費用も明確で一緒にお引越しも可能!

また、なかなかお墓参りにいけなくても、お寺さんが清掃や管理を一手に引き受けてくれるし、生活や環境の変化でお墓を維持していくのがの難しくなった時はいつでも解約が可能。

あらかじめ期間を13年や、20年と決めておくこともでき、その後はお寺の永代供養墓にいれていただけるそうです。

なんだかお墓を持つということのハードルがぐっと下がりそう!

偲墓はこれからの自分たちのライフスタイルにマッチしやすいお墓と言えそうです。

 

ところで、お寺といえばどんなイメージを持ってますか?

お寺ってなんかお坊さんからいい話聞けそう!とか、夏に盆踊りしたとこ!とか、小さい頃境内でかくれんぼした!って人もいるかも。

私はあまりお寺が近くにある生活ではなかったから、用事もないのに行っていいのかな?と思ってしまいます。

一方野呂さんは、家の周りたくさんお寺があったから鐘の音や線香の香り、お経を読む声なども身近に感じていたし、近所のお寺に行ってぼーっとするのが小さい頃から好きだったそう。

その距離感は人それぞれ。

今、日本にはざっくりと7万件以上のお寺があるけれど、これから先の20年で2万7千件ものお寺が空き寺になるとも。

お寺を支える檀家の数も、これから人口が減る時代に増えようもないですよね。

そしてお寺の敷地内の墓地や管理している墓地には、持ち主のわからないお墓もたくさんあり、それを片付けるには、なかなか面倒で大変な手続きが必要だそうです。

一方で、お墓を持つか決められぬままに遺骨を自宅においたままにしてしまう方も、今多いそうです。

自宅の庭に遺骨を埋めるのはダメって、知ってましたか?

恥ずかしながら、私は初めて知りました。

先々の付き合いも考えていくと、新たにお寺の檀家になるという決断もなかなか難しいですよね。

お寺さんの困りごとと、私たちの困りごと。

これを檀家制度という今までの枠組みではなく、新しい方法で解決できないか。と考え、お寺や供養のスタイルのも進化が必要と考えていた、津市の浄誓寺の稲森住職と奈良県にある墓石屋さんと話す中で、偲墓というサービスにたどり着いたそう。

お寺さんも利用する人も笑顔になれる、多様な供養の方法が評価されて、偲墓は2021年度のGood Design賞も受賞されたそうです!

津市にある提携寺院 浄誓寺の稲森住職

偲墓の提携寺院は、津市にある浄誓寺を含め、今7件。

名古屋や大阪にもあり、今後ますます増えて行く予定だそうです。

(この記事を見て気になったお寺さんはぜひ問い合わせを!)

 

さ。この記事がアップされたら、実家に行こっと。

聞いておきたいこと、決めておきたいこと、親がどうしたいのかまだ笑って話せるうちに。

「おとーさん、おかーさん、お墓ってどうするの?」

 

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株式会社 佛英堂

三重県松阪市中町1993

0598-21-0959

偲墓 公式ホームページはこちら

 

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