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Are you in the beautiful life?

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この記事を皆さんが観ている頃、
僕はもうこの世にはいまs…

..嘘です。すみません生きてます。
オトナミエをご覧の皆、お久しぶりです。
伊勢の路上ミュージシャン、ogurockです。

今回の投稿は自分自身の宣伝を含んでしまう為、
オトナミエ事務局がこの記事を許容してくれたら、
今、みなさんの目に留まっている事かと思います。
ありがとうオトナミエ。では早速。

2020年、春を待たずして世間はコロナ禍になって、
早いものでもう年末の影が見えて来ました。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

僕は、色んな人の意見が交錯する真っ只中で
まるで今にもへし折れそうな木に捕まり
何も見えない真夜中の嵐が去るのを
今尚待っているような心地です。

4月某日の伊勢神宮前横丁、午前11時。信じられますか?誰もいません。

命を守る為にと色んな事を我慢する人、
その一方、人間社会を、経済を回す為に、
敢えて果敢なアクションを起こす人。
お互いの行動に干渉し、時として口論になる人。
それを見て我関せず、口を閉じたままの人。
確かか、不確かか。誰を信じるか。
様々な情報がひっきりなしに交錯する中で
色んな人間模様が垣間見えたこの10ヶ月。
自分自身も、精査したつもりで仕入れた情報が
正しいか間違っているかよくわからないまま
周囲でアクションが起きた都度、
行動を起こす側に回るか、静観する側に回るかを、
その時々で判断しながらじわじわ悩み続けた結果、
夏の終わり頃、僕の後頭部には
2つの小さなハゲができていました。
(育毛剤が効いたおかげで今は治ってます)

何故わざわざそんな意見の境目にいたのか、
片方に寄ってしまえば不要な思考も停止して
比較的楽に過ごせるのになと、
我ながら思ったものの、
自分の体裁上、そうも行きません。

舞台人という立場からみたら、
今はステイホームだから、
これが新しい生活様式だからと
本来何も悪くないライブハウスや
人の集まるイベントが突然悪者扱いされ、
人々のストレスの吐口の如く
悪の象徴みたいに矢面に立たされ、
成す術無く仕事が激減し
支援Tシャツやステッカーを売りながら
各所に頭を下げ食い繋いでいる様は、
その畑で育ち生きてきた舞台人の端くれとして
非常に耐え難いものがあります。
思わず語気を強めてしまいそうなので
敢えてこれ以上の文面には起こしませんが、
田舎に住んでいる手前か、
「アンタそれ本気で言ってるの?」
という内容の会話が僕のすぐ近くで出ているのも事実。

今年は随分沢山のTシャツを購入しました。お財布すっからかんです。むこう2年はTシャツ足りてます。

一方で、じゃあ経済活動を最優先して
好きな所へ行って好きな事しよう、
多少の犠牲を払ってでも
集団免疫をつけるしか道はない。
という意見にも正直諸手を挙げれない自分。

何故なら、4年前、僕の父はある日突然
“単なる風邪の菌”が肺に入った事で起こる
激症型の心筋炎が原因で約1ヶ月、
自力で息が出来ず、混沌と苦しみ抜いて死にました。
大切な人を、目に見えないちっぽけな、
悪気はおろか意思も無い、その辺に浮遊している
単なるウィルスが原因で亡くすあの虚しさは、
心電図がフラットになるあの瞬間は、
あまり人様にお勧めしたくない経験だし、
経験してしまう人は少ない方が良いなと思う。
そしてテレビで春先からよくお目にかかる
重症化した人へ施される人工呼吸装置、
いわゆるECMOでの処置が
具体的にどういった内容を意味するのか、
そして今、そんな命の現場の最前線で
疲弊しながら戦っている医療従事者
(ミュージシャンの友達を含む)にとって
つまり処置を施す側からしても
どれだけの負担がかかるか、
1ヶ月間、ICUで味わった経験上、
なまじ想像がついてしまうからこそ、
まるで、どちらサイドにも
人質を取られている様な立場になってしまっているので、
僕は”中立”という、第三者からみたら
一番何も考えていないと言われるかもしれない立場を
敢えて取り続けています。

巷で良く言われている田舎の風潮が
怖いから中立している訳ではないです。
僕の立場がどちらかへ傾いた時、
その反対側にいる人たちの精神が
摩耗する要因の一つになりたくないから
僕はこれが自分の意思だと曲げず
ハゲながらも中立していました。

ですが、何もせずこの流れを傍観していては
結局どちらも否定していると取られても
なんの不思議でもないし、実際思われたし。
性格上、僕自身がそれを許したくない。
というわけで自分なりにできる事を
GWの前あたりから考えた結果、
音楽を作ろうという、案外
あっけらかんな結論に達しました。

実はちょうどその頃、全国のツアーミュジシャンたちが
ライブハウス業界を応援する為に
“またライブハウスで”という曲を作り
ネットで救済支援を求めていました。

さすが日本を旅する百戦錬磨の猛者たち。
彼らの動きは兎角早かった。
それが嬉しかったと同時にとても悔しく感じました。
正直、僕も参加したかった。誘ってくれよ!ぷん。
だからこれを、僕なりのスタンスで
小規模ながらにも出来ないかと思いました。

幸い、僕の住んでいる伊勢志摩エリアで
多数のミュージシャンが賛同してくれて、
三密を避けるというスタンスは守り、
本来僕たちの得意技である一斉一発録りではく、
僕が作った基本のトラックに
一人一人音を重ね、時間をかけて
ゆっくり録り重ねをしていきました。
全員撮り終えた頃、夏が終わってました。

サックスに
我らが特攻隊長まっすんはギターで
二胡の先生に
トロンボーンを吹く志摩のワイン屋さん
たくさんのミュージシャンが参加してくれたコーラス

猛者、ジュンレノンさんも。

今回作品に起こしたのは、
僕が楽器片手に舞台に上がった時、必ず最後にやる曲。
大学生の頃に何となく書いた曲を
15年後、30歳をゆうにこした今も、
バカみたいに歌い続けていた僕の曲。
当時は1人ぼっちだったけど、
今はこのイントロを刻めば、
沢山の仲間たちが楽器片手に集まってくれて、
好きな様に彩ってくれて音楽の醍醐味が生まれる。
自分の出番の最後、その日聴いてくれたお客さん、
共演者、スタッフ皆に、沢山の力を借りて
僕が勝手に捧げる人生の応援歌を、
舞台上で彩ってくれるあの空気感を
できる限り再現し、パッキングして
今、窮地に立たされている人たちのもとへ
勝手に届けたいと思いました。

音楽なら、どちらも応援できる。
音楽なら、口論にはならない。
それを創作できるのは、
今、同じ様に歯痒い思いをして
色んな立場から世間を眺めている
僕らミュージシャンじゃないのかと。

この手のCDは本来、物販としてその収益を
旅の顎足枕や活動経費に充てるのが
ツアーミュジシャンに於いて主な目的でしたが、
今回は違う。僅かばかりの収益かも知れないけど、
大切な仲間への、音楽畑への支援へ当てる事ができる。

これが中立を貫いた僕の出した結論でした。
実際、音楽事務所に属しているわけでも
過去にメジャーデビューしたことがある訳でもない。
何なら何に秀でているわけでもなく
録音やMix、マスタリング技術も、
いっぱしのプロと比べたらまだまだひよっこ。
だからこの作品を大風呂敷広げて世間へ出す事は、
正直ちょっぴり恐怖でもあるし、
実際どんな反応されるか心配です。
お前その程度の出来で売り物にすんなや!
なんて言われたらどうしよう。みたいな。
ただ、言えることは、できた商品を試聴してみて、
いかにも僕らしい、雑味があり泥臭くて
その分楽しそうな雰囲気が伝わる作品が
できたなと感じました。とても愛おしい音です。
だから、胸張って、僕の作品ですって言えます。

アートワークはotonamieでもおなじみ、井村のよっちゃんが担当してくれました。

どこの馬(熊)の骨かもわからない
僕みたいな道端芸人が売るCDなんて、
実際どれだけハケるかわかりません。

だから今回、厚かましくも、
ここで宣伝させてもらおうと、11月6日夜2時過ぎ、
まぶたを擦りながら勢い任せ一筆書きの如く
この記事を書き殴ってます。

ご購入は下記サイトか、
伊勢市内でしたら、村井楽器伊勢店さん、サウンドエースさん
松阪市のTak-Gakkiさんに、うつくしやさん
そして、うきさと村のラモシオンさん。
大紀町のCAFEめがね書房さんでも取り扱いしてくれてます。
または、各SNS等で僕までDMください。
テレパシー以外、なんでも大丈夫です。何卒。

こんな折、僕は音楽の力を信じています。
そして、こんな折だからこそ、攻撃しあうのではなく
助け合う精神を決して忘れずに。
それが人間のいいところだろ。
この思い、どうか届きますように。

また必ず、みんなで集合しておおきな音出しましょう。僕は縦軸より横軸で集う音楽の方が好きだ。

ogurockでした。また会いましょう。

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