お盆期間中に桑名宗社(春日さん)で行われた、宝刀村正の特別公開。
室町時代から数代続いた刀鍛冶の名跡「村正」ゆかりの史跡は、桑名市内に数多く残されています。
8月末まで、村正にゆかりのあるスポットをめぐるスタンプラリーが行われているということで、2歳の息子と回ってみました。
チェックポイントは全部で8カ所あります。
①桑名宗社
まずは桑名市本町にある、桑名宗社で台紙をいただきます。
台紙はうちわタイプの優れものです。
神社やお寺に行ったらお参りをしてからスタンプをいただきましょう。
桑名宗社の近くのスポットは他にもありますので、一気に集めます。
②仏眼院
桑名市南魚町にある仏眼院、こちらもまずはお参りから。
村正の一族と思われる千子宗入禅定門のお墓があります。
スタンプは本堂の前にあります。
このお寺は江戸時代には三崎春日明神(現桑名宗社)の別当となり、神宮寺を兼帯しました。
③本多忠勝公像
村正一門が手掛けたとされる槍・蜻蛉切を愛用した、徳川四天王のひとりの戦国武将・本多忠勝。
忠勝公は「慶長の町割り」という、それまで「十楽の津」として栄えた町人自治の港町を、近世城下町へとつくり変えました。
スタンプは像から約100m離れた、吉之丸の柿安コミュニティパーク駐車場にあります。
④浄土寺
清水町の浄土寺には本多忠勝公の本廟があります。
こちらもまずはお参りから。
毎年8月23・24日の地蔵盆には、ゆうれい飴(幽霊飴)が販売されます。
↓ゆうれい飴についはこちら↓
スタンプは庫裏の玄関前にあります。
スタンプラリーを徒歩で走破される方を発見!
※私は車と自転車を使っています
⑤七里の渡し
東海道五十三次の唯一の海路・七里の渡し。
川口町にある伊勢国側の渡し場跡には「伊勢国一の鳥居」が建てられています。
スタンプはこの鳥居のところではなく、「宿場の茶店 一(ハジメ)」にあります。
ハジメについては以前に取り上げましたが、大幅にリニューアルされました。
ここでちょっと小休止し、伊勢茶で喉を潤したり、たがね餅や桑名コロッケなどで小腹を満たせます。
詳しくはハジメのWebページに。
https://kuwanajuku.com/hajime/#about
⑥走井山勧学寺
ここからは少し郊外に離れます。
北勢線の馬道駅の北側の走井山周辺には、村正の屋敷があったと言われています。
⑦玉川軒
相川町にある和菓子屋・玉川軒。
こちらでは、村正にちなんだ和菓子を購入できます。
この村正は、博物館などで村正の展示がある場合には必ず店頭で販売されるものです。
季節ごとに中身が入れ替わりますが、オンラインショップでの通販も可能とのことです。
https://tamagawaken.base.shop
⑧天武天皇社
最後は東鍋屋町にある、天武天皇をお祀りする唯一の神社である天武天皇社です。
全て回れたお礼も込めて、お参りをします。
スタンプを全部揃えましたので、社務所で記念ピンバッチをいただきました。
このピンバッジは桑名宗社所蔵の村正のつばを模したもので、先着1,000人限定です。
ウォークラリーは31日までです。
まだの方はお早目に!!
桑名生まれ桑名育ち。大学で県外に出て改めて地元の良さを知りました。桑名の良いところを発信します!
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観光・イベント・歴史・文化・グルメ