かつて、インスタグラム公式からお勧めインスタグラマーとしてピックアップして頂いていた事がある。
8年ほど前になるだろうか。
数年後、インスタ映えという言葉が流行り、「こうすれば映える写真が撮れますとよ」いう本やブログが流行に。
同じようなスポットで撮った同じような写真が溢れ出したインスタに飽きて、インスタの更新をストップすると同時に、プロとして活動する事を決意した。
プロカメラマンになって、友達や周囲の人から受ける2大質問が、
「どのカメラを買えば良いか?」という質問と
「どうすれば写真が上手くなるか?」ということ。
カメラに関しては、正直、今どきのカメラならどれも優秀である。
どんな写真をメインで撮りたいのかカメラ屋さんに伝えれば、色々勧めてくれるだろう。
困るのが、どうすれば写真が上手くなるか?という質問である。
趣味で撮る写真に上手いも下手もないと思っている。
あるのは、好きか嫌いか。
でも、「好きな写真を撮れば良いと思う!」
では答えにならないので、お勧めしているのがストリートスナップ写真を沢山撮ることだ。
元々、綺麗なもの、かっこいいものは、誰がどう撮っても、それなりに画になる。
それよりも、街を歩き、いいなと思った瞬間にシャッターを切る。
そうすることで、いい被写体を見つける目が養える。
いい構図やアングルを見つける目が養える。
そこで、身に着けたセンスは、何を撮る時にも活かすことができる。
という事で、写真を生業にさせて頂いている僕が、仕事で撮る写真とは違う、好きの詰まった写真を撮ってみました。
撮影日はコロナが本格化する前の3月某日。
スポットとして選んだのは、桑名駅周辺。
建て替えがある前に、今を残しておこう!
なーんて、殊勝な考えではなく、ただ、その後に桑名で友達と呑む約束があったので…。
前置きが長くなりましたが、アルコールを注入する前の1時間程で撮った写真を、何に心を動かされたかの、簡単なコメントを添えて、さくさくとご紹介させて頂きます。
順番は歩いた順です笑
写真をクリック(orタップ)していただくと拡大してご覧いただけます。
まずは、桑栄メイトへ潜入。
「あれ? 桑名の新味覚さん、空いてるなー! 食べたいけど我慢我慢…」
「桑名の人はいっぱい思い出があるんやろなぁ♡」 ・・・僕は四日市市民ですが…
「右のシャッターは起きとるけど、左のやつ、お休みしとるねー♡」
「ここもええ雰囲気やん! だいたいこういう店が美味いんさなぁ♡」
「光のさし加減、パレットの若干歪んだ積み方、ガラスに反射する黄色い車! 完璧やん♡」
「わー! わー! めっちゃ茂っとる♡ 絡まったガムテとプチプチもいい感じー」
「ここだけ、なんでセンターラインがあんの? どっち歩くのが正解??」
「おしゃれ~! 後で聞いたら、まぁまぁ有名なスポットらしい。」
「光と影のコントラストが美しい♡」 ・・・ここが何処だか分かった貴方は相当な桑名ツウ
いかがでしたでしょうか?
望遠レンズでぼかしたり、明るくふんわりさせることも封印して、懐かしい雰囲気で撮ってみました。
小一時間ほど歩いただけですが、桑名駅周辺はアートに溢れてました。
ストリートスナップ、楽しいですよー!
みなさんもぜひ地元の街で♡
駅は建て替えになりますが、商店街などの趣のある雰囲気は残るといいのになぁとか考えながら、居酒屋さんへの道を急ぐのでありました。
– 完 –
Creative Office befree 代表。写真家|映像クリエイター|通常の写真撮影や映像制作の他、バーチャルツアー、ドローン空撮、ライブ配信等、撮影に関する事ならワンストップで対応可能な事務所を経営。|オフでは、こども食堂スタッフ&映画エキストラ等も。