江戸時代より三重県津市に伝わる伝統行事「たてぼし」です。
まずは海へ大量の活きのいい魚を豪快に投入。
基本的に手づかみです。安全の為に軍手を着用。
周囲を網で囲みます。
泳いでいる魚を手づかみする。単純な行為なのですが、これが子どもはもちろん、大人も必死になってしまいます。一種の人間の本能なのでしょうか。
軍手なしの素手で捕る強者もいます。
捕った魚はその場ですぐに血抜きしてくれます。
小さな子どもは、たいていびっくりした顔をして血抜きを見ています。
漁師さんが淡々とさばいていきます。
たてぼしの規模にもよりますが、その日の晩ご飯くらいは確保できます。
ただ、大人が余りに必死になって他の参加者より捕りすぎてしまうと、後で少し恥ずかしい思いをするので、そのような場合は仲の良い参加者の方にお裾分けをしましょう。
大量の氷を準備していただけるので、クーラーに氷をいれて保存します。
海の家で昼ご飯をいただきます。
焼き貝とビールを海を見ながら食べるなんて、最高です。
専用の醤油だれでいただきます。
定番の貝汁です。おいしいです。
たこ焼きなどのサイドメニューもあります。
たてぼしとセットで潮干狩りもよくあるパターンです。
掘ります。
掘り進めます。
ありました!
こちらも「掘る」という単純な行為なのですが、飽きません。なぜか砂を掘ることで、少し気分がリフレッシュします。
締めのビンゴもお決まりのパターンです。
たてぼしは会社や団体の慰労イベントとして、三重県津市では初夏の定番となっています。
事前の予約が必要なので、三重県津市の御殿場海岸または香良洲海岸の海の家にお問い合わせください。
村山祐介。OTONAMIE代表。
ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事