2019年最後のレースは養老山脈トレイルランニングレース41km。
コースはこんな感じ。
多度神社出発して養老公園までの41kmのレース。
私は今まで逆方向の養老から多度まで走ったことが2度あるのですが、それだと降り基調で幾分楽なコースになるのですが、8時間前後でしか走ったことないのにこのレースの制限時間は7時間半。
どう考えてもゴールできないレース。
でも2019年最終レースにふさわしい厳しいコースだけど頑張ろう!
まだ夜が開けきらない朝6時に受付会場の養老公園に到着。
真っ暗すぎて案内が見えないので迷いまくる。
ランナーばかりの異様な風景の養老駅。36分電車に揺られてスタートのある多度駅まで。
車で走ると20キロで山道を走ると倍の41キロなんですね。わざわざ電車で行って遠い距離を走って戻ってくるって馬鹿げたことをやってるなとふと思う。
養老線と平行に養老山脈がデーーーんと横たわる。この山の上を伝って走るんだよね〜
スタート地点でお友達と記念写真。
スタート前に多度大社で安全祈願を。近年トレイルのレースで死者も出ているようで気をつけて走らないといけないので真面目に参拝してもらう。
8時半いよいよスタート!この時点でウインドブレーカーは脱いでやる気マンマンで走る。この日は天気もよく風もないのですぐ気温が上がりそうだったのでココで脱いでおいて正解でした。
スタート!
多度の登りはやっぱり瀬音コース。当初の作戦は距離が長いレースなのでゆっくりのんびり登って後半にスタミナを温存。と思って走っていたのに、一緒に行った友達はグイグイ登りもかっ飛ばす人。とりあえずついていくかと走ってましたけど、最後のコンクリートの坂の手前でさよなら。この無理をした分が後半ばてないか心配になる。
海の見える展望所で呼吸を調えてこれからの縦走に備える。朝日が眩しい。
お友達はワラーチで参戦。この状態で走っても早い。
30番鉄塔。上りが続くいたのでここでも小休憩。
山を走るってトレランをやったことない方は不思議がりますが、上りは当然歩くし下りで楽な時に走るのが基本。ロードのマラソンと違って歩いてもしいしエイドでゆっくり休憩しておしゃべりしてもいい空気感がトレランのいいところ。
ついつい笑顔になるのが不思議
パラグライダー発射場。ここまでで1時間半。なかなかの早さに驚く。
どこまでも続く林道。アップダウンの連続。登りは歩き、下りは走る。この頃になると最初一緒に走っていた友達を抜きつ抜かれつになる。友達がいると負けるものがと頑張る気力が出て嬉しい。ひとりぼっちだとついついテンション下がって走れなくなります。
養老縦走名物天然湧水エイド。
いつまでも続く林道ばかりを進む。
やっと到着中間地点の庭田エイド。ここまでで3時間。こんなに早く走れるんだと驚く。でもここを3時間半で走らないと関門に引っかかるところでした。厳しい制限時間。ここで水を補給して食料を食べ小休憩。でもあまり長居もしてられないのですぐ出発。
いここから後半スタート。豚コレラ防止に石灰がひいてあり靴底が重くなる。
2キロほど走った先がお待ちかね階段地獄スタート!もうここからは走れないコース。階段の登り下りで膝がガクガクに。ストックを使う人もいますが、やはり周りの人に迷惑なので使うのはちょっとかも。
登っておりてで段々標高も上がり景色が最高。でも足が痛い。全く走れなくってしんどいばかり。
養老山頂到着。ここで5時間。あとはもう一つ山越えればゴールも近い。もしかして6時間切りも可能では?
小倉山に到着したら様子がおかしい。今までと違いゆるい空気感満載でほんわかしている。どうもショート12キロの人が登り切った後の休憩みたい。ロングは最後の下り前のラストスパートでヘロヘロ状態。
笹原峠をすぎてアップダウンは試走で走ってわかってましたがきつい。もう左下にゴールがみえるのにまだまだ終わられてもらえない。
最後の登りを終えたところでまた小休憩して呼吸を整えいざ出発。
最後は養老公園の芝生広場でゴール。気持ちい芝生の下りでジャンプゴールで終了。
結局6時間は切れませんでしたが、いい記録で走れたことにびっくり。
以前走った記録より2時間も早いとは。
今回のコース
39歳までメタボ親父が運動に目覚めてトライアスロンにはまる。チーム「ランナーズ・ハイ」運営。運動で地域活性、いいとこ再発見でマラソンや自転車でウロウロ徘徊してます。普段は桑名でビジネスホテルを経営
得意ジャンル:マラソン・トレラン・自転車・トライアスロン・観光・レジャー