11月24日(日)開催!「クリエイティブで地域をつなぐ。空き家活用について話そう。」
「テラコヤ伊勢型紙」で開催のイベントに白子内外から20人前後がつめかける
11月24日(日)、白子「テラコヤ伊勢型紙」で「クリエイティブで地域をつなぐ。空家活用について食べて飲んで話そう。」が行われました。
このイベントの主催は「Blanc-Co(ブランコ)」という団体。2014年から白子近辺の空き家活用などの問題に取り組んできました。
今回のイベントの発端は、最近新しく関わり始めたメンバーの「『Blanc-Co』がこれまでにどんな活動を行ってきたのか知りたい」という声がきっかけ。
自分以外にも内容を聞きたい人がいると思うし、同じように活動を行う人やなにかをやりたいけどどうしたらいいかわからない人がつながる場にもなるのではないかと考え、開催することになったそうです。
会場となった「テラコヤ伊勢型紙」は、白子駅から10分ほど歩いた場所に。こちらはかつておもちゃ屋の倉庫として使われており、なかば空き家のようになっていた場所をリノベーション。
現在は宿泊型の伊勢型紙体験工房として運営されています。古くからの良さと洗練されたデザインがあいまって、とても居心地の良い空間が広がっていました。
来春には「しおかぜマルシェ(仮)」を開催予定!
「今後は参加者が自身の活動について話す場づくりもしたい」と話す
この日のイベントには、地元白子の人に加えて、津や富田、遠くは名古屋からも参加する人が。名古屋から参加した人に話を聞くと「もともと出身はこの近くなんですが生まれ育った土地で自こういった文脈のイベントがあることにびっくりして参加しました」と話し、こういった場づくりの需要を改めて感じました。
また、今回イベントの運営を行った「Blanc-Co」のメンバーであり、宮崎建築事務所の宮崎達也さんにイベント後に改めてお話を聞くと、今後の「Blanc-Co」の活動について次のように話を聞かせてくれました。
「オトナミエ:今回のイベントには大学教授やアスリート、地域で活動する人に小学生まで本当に多様な人が集まっていました。改めてイベントをふりかえっていかがですか。
宮崎さん:こんなに集まるとは正直思っていませんでした。(笑) 今回の企画は最近『Blanc-Co』に関わり始めてくれたデザイナーの子が提案してくれたのがきっかけでしたが、やってみてよかったです。
今回のイベントは自分たちの活動を紹介するのと同時に来春白子で開催予定の『しおかぜマルシェ(仮)』の出店者を募るものでもあったので、多様な人が足を運んでくれたことはとてもうれしかったですね。
オトナミエ:今後はマルシェを開催される予定があるんですね。マルシェ以外に企画予定のイベントはありますか?
宮崎さん:今回のようなトークイベントをもっと座談会のような形式にして行えたらと思います。参加者の人たちが自分のことについて話しやすくなるような仕組みを作って、いろんな人たちが集まれる場を作っていきたいですね。」
参加者の立場であれば、なにか気になったイベントがあれば足を運んでみること。なにかやりたいと思うことがあれば、どんな形でも形にしてみること。
今回のイベントについて詳しくお話を聞いていくなかで、一歩足を踏み出すことの重要性を学びました。踏み出してみることで、見える世界が少し変わり、自分の暮らしの彩りが増していくかもしれません。
あなたの町でも暮らしに素敵なきっかけを与えてくれるものがあるはず。ぜひ1度そんな機会を探してみてください。「Blanc-Co」の今後の活動はこちらからチェックです。
Blanc-Co(ブランコ)
URL:https://www.facebook.com/blancco.s/
三重県桑名市出身。愛知県名古屋市在住。