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文化・芸術を通して、たのしんで生きる力を『森の劇場プロジェクト』

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演劇や音楽、バレエなど
舞台芸術に欠かせない劇場・ホールが
近年、首都東京で相次いで姿を消しています。

朝日生命ホール、新宿コマ劇場、
シアターアプル、東京厚生年金会館、
カザルスホール、ル・テアトル銀座、
東京都児童会館、青山劇場などなど
相次いで閉館しました。

文化を自由に創造し享受することは国民の権利。
そのための条件を整えるのは国の責任です。
劇場・ホールは、創造・鑑賞の両面から
芸術の発展に、なくてはならない場所です。

ところが、日本の国家予算に占める
文化予算の割合は、
韓国の8分の1、フランスの10分の1程度にすぎません。
2012年には「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」(劇場法)が
制定されましたが、手厚い支援とは程遠く
多くの公立文化施設で予算が削減され、
民間の劇場にはなんの支援もありません。

それは、都会だけの話ではなく
地方でも問題になっています。

みんなが自由にたのしみ、親しめる劇場づくり。
そして、文化芸術による地域活性化、
コミュニティづくりの拠点にしたいと動き出したのは
津市白山町を拠点とする
「森の劇場プロジェクト」さん。

発足の発端は

2013年に東京日本橋に「三重テラス」がオープン。
1階は、物販や飲食スペース。
2階には、イベントスペースがあり、
三重県の良いところをPRするイベントを開催していました。

津市文化芸術団体連盟津洋舞協会の
長野多恵さんに
津シティプロモーションから声がかかり、
2014年8月22日・23日・24日の3日間、
津市民文化祭の中で生まれた舞台「倭姫」を上演。
加えて、身体教養教室のワークショップなどを「つデイ」※で行い、
体感する表現の世界を披露。
大盛況に!

※三重テラスで行われている、津市の歴史、文化、産業、観光情報が
盛りだくさんの日のこと。

その後、この活動は
市民や地域の文化施設のためにも継続するべきだと
津市と方向性が合致。

継続するための情報収集や
様々な講座やイベントを行うなどして
2016年
津市文化創造事業として
『森の劇場プロジェクト』がスタートしました。

「ここまで来るのに
本当に色々なご縁と出逢いと偶然がありました。」
とお話くださる
代表の長野多恵さん

津市からは
白山総合文化センターの活用を委託され、
「文化施設は、使わなければ税金の無駄遣い!」といった
つまらない問題ではなく、
『効率・利便性が重要とされる現代にこそ
多くの人と関わらなければできない企画や発表ができる
コミュニティの場にしていくべきだ!』
同じ想いの市民たちで活動は進み
2016年
生活芸術の見直し、劇場という場所づくり
オリジナル舞台製作・発表を続け、

2017年には
津市内の小学生を対象とした
『子ども里山そうぞう学校』が開校。
半年間、地元の人たちや
各分野のプロの人たちと共に
様々なプログラム経験を通して
子ども達がしっかり五感を使い
自分で考え、発信する力を身につけ

秋には全員で舞台発表する芸術祭を開催。

初年度から
定員オーバーの申し込みがあり
翌年度には
卒業生のための「専科」を設けたり、
地元の人たちが参加できる「朝ヨガ」や、
小学校や公民館へ出向いて講座を開くアウトリーチも行い

活動の幅を広げ
確実になくてはならない団体となっています。

子どもも大人も解放され
自分もたのしみ、ひともたのしむ。

自分を表現できる場として
白山総合文化センターと共に
森の劇場プロジェクトさんは進化し続けています。

2019年5月3日(金祝)には
「五月の風コンサート」を開催。

誰でも
観る側・観せる側
どちらの立場でも参加することができます。

自分の中にあるものや
やりたい事を披露できる場としても
森の劇場プロジェクトさんが在ります。

ご興味ある方は
是非、繋がってみてはいかがでしょうか!

 

森の劇場プロジェクト
〒515-2602
津市白山町二本木306−20
TEL・FAX / 059-262-2088
E-Mail / info@popra.jp

もりまっちゃん

森松千恵。OTONAMIE公式記者。有限会社KBデザイン。
遊ぶの食べるの冒険・猫大好き。

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