家庭の用事があり、四日市へ。
「お昼、何食べる〜?」とゆるゆるとクルマで走っていた。
むーうーうー!
気になる。
ワインは詳しくないけど・・。
ソムリエひろしさんが、とても気になる。
お店に入ってみました。
リーズナブルなワインや、
ワインセラーにはちょっといいワイン。
地酒や焼酎も充実。
ちょうど家飲み用の焼酎がなかったので、何か購入しよう。
どれがいいかなー。
ムラサキ芋焼芋焼酎、農家の嫁。
気になる・・。
商品名に「芋」「焼」の漢字が二文字も入っているなんて・・。
上から読んでも下から読んでも「山本山」より格上な気がする。
もし「山本山本」があればドローな気が・・。
購入。
私:あの〜、ひろしさんですか!?
ひろしさん:はい、そうです!
この酒屋の3代目、ソムリエひろしさんだ。
優しくてとても気さくな人だった。
ところでスルーしていたが、入り口付近は葉巻や巻きたばこなどがいっぱい。
キョロキョロしていると・・、
ひろしさん:葉巻にはプレミアムシガーとドライシガーがあるんですよ。
プレミアムシガーは複数の葉を細かく刻んだもの。
ドライシガーは一枚葉を使用とのこと。
シングルモルトとブレンデッドのウィスキーの違いみたいな感じだろうか。
キセル(刻みたばこ)もあった。
なんだかちょっと粋な感じ。
他にも、かみたばこや嗅ぐたばこなど、私の知らないものもあった。
ひろしさん:実は、となりで父がやっているカラオケとかもあるんです。
突然の訪問にもかかわらず、ひろしさんにお父さんをご紹介いただいた。
私:私はOTONAMIEというインターネットで記事を・・
お父さん:おー!インターネット!そうそう、息子にもインターネットやれって言ってるんやけど、なかなか忙しいみたいでなー。待っとったんや!インターネット!君は救世主やな!
・・ということで、見事?救世主となった私は、お父さんに館内を案内してもらった。
どーんと広いカラオケルーム。
巨大スクリーンも完備。
お父さん:2階にはキッチン付きのスペースもあるんやで!
早速2階へ。
なんでもできそうなスペース。
写真ではちょっとわかりずらいですが、テラス的なスペースも。
お父さん:どぅ!何か思い浮かんできた!?
私:えーと・・、ビールサーバーなんて置いても、いいですね。
お父さん:そう!となりが酒屋やからね!3階にはバー付きのホールもあるんやで!
早速3階へ。
私:おおー!すごい!本格的!
お父さん:そう!音質にもこだわってます!音楽大好き!
これはジュリアナ東京と同じものらしい。(これは照明!?)
お父さん:どぅ!何か思い浮かんできた!?
私:えっと・・、なんでもできそうですね!
志がある人には、格安で貸してくれるという。
しかし、そもそも何故このような施設を作ったのだろうか?
お父さん:どうやったら町の酒屋が生き残っていけるか。30〜40年前に、大型店が今のような状況になるのがわかっていて「人を集めるには音楽いい!」と思って、映画館と同じくらいの設備をつくりました。
なるほど。
となりに酒屋があってソムリエもいる。
なにかイベントをするにはいい環境だ。
お父さん:どぅ!何か思い浮かんできた!?他の建物もあるけど、何かする!?
私:すごいですね!あっ、ちょっと外観写真を撮ってきますねー。
クルマに戻ると、義母と家内がお父さんと談笑していた。
地域には、お父さんのようなパワフルな人が必要だなと思った。
そしてなぜだか、少しだけ優しい気持ちになる時間だった。
志をもって、なにかやりたい人へ
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どぅ!何か思い浮かんできた!?
ソムリエひろしの店 蔵屋
三重県四日市市下之宮町290-1
fb https://www.facebook.com/pages/ソムリエひろしの店-蔵屋/334006430010628
村山祐介。OTONAMIE代表。
ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事