なぜか、知事や市長など行政のお偉いさんにお会いする際、炊飯ジャーごとお持ちすることが既に義務化されつつあるOTONAMIE…
こんにちは。nari_bowです。
今回はOTONAMIEでも何かと盛り上がってる東紀州は尾鷲市の岩田市長をお伺いしてきました。
尾鷲と言えばもちろんこの男も一緒。OTONAMIEをはじめてから、すっかり尾鷲の魅力に取り憑かれている男。村さん。ジャーを片手に得意気な顔。幸せそうですね…
おぉ!! プリンかー!!
まずはお近づきの印に、津名物の「感プリン」をプレゼントさせていただきました。
村山「津のとね菓子館が作っているプリンです。津の素材を使って津の菓子職人が作ったこだわりのプリンです。」
市長「私、お菓子大好きなんです。これはクリーミーですごく美味しい。」
村山「尾鷲の代表的なお菓子っていうとなんでしょうか?」
市長「やっぱり虎巻やなぁ!!虎巻を作っているのも今では九鬼で1軒になってしまいましたけどね。東京出張の時はいつも尾鷲の水産加工品と虎巻をお土産に持っていくんです。あと寒天も昔から食べられてるお菓子。昔は竹に流し込んで、竹ようかんにして食べてたんです。この辺はあんこじゃなく黒砂糖が主流ですけどね。そこで私は新しい名物として、甘夏を使った竹ようかんの開発にも取り組んだこともありましたね。」
市長「あとね、私はこんなものも作ってるんですよ。」
村山「いただきます!!虎の尾って、尾鷲特有のものなんでしょうか?」
市長「これは尾鷲のある地域で細々と昔から作られていたんですよ。漁師さんがワサビの代わりにこの虎の尾を魚につけて食べていたのを見て、これは売り物になるなと思って作り始めたんですよ。
これが虎の尾です。これは私が育てたものです。」
市長「これを刻んで醤油に入れて刺身を食べると美味いですよ!!わさびの代わりに。虎の尾と尾鷲産の甘夏を刻んで薬味にした商品もしお学舎さんで販売されていますよ。尾鷲独特の虎の尾を是非食べてみてください。」
市長「あとね、こんなのも私が作ったんですよ!!私が三重県庁に勤めていた頃に考えました。当時一日一魚をサイトで紹介してましてね。」
市長「365日毎日尾鷲で取れる魚を載せたカレンダー!!その名も『一日一魚カレンダー』。」
市長「ここ尾鷲では定置網漁の他に沖合底引き網漁も行うので、その分魚種も豊富なんです。深海魚なども取れるんです。沖合底引き網漁は三重県でも尾鷲だけなんです。」
村山「深海魚などの変わった魚も尾鷲では食べられるんですか?」
市長「地元の寿司屋や居酒屋で食べられますよ。エビもいろんな種類が取れてどれも美味しいですよ。」
尾鷲には海・山と旨い食材が豊富に取れる。これは他の地域では簡単に真似することはできない。
この恵まれた食材をもっと多くの人に知ってもらうため、食にまつわる基本計画を掲げ、今後はメニュー開発やデザイン開発を含め食の産業開発に取り組みたいと語る岩田市長。メニュー開発やデザイン開発にも率先して取り組み、スペインの人口わずか18万人の街「サン・セバスチャン」のような、グルメが集うような街づくりを目指したいとのこと。これは楽しみです。
そして人が集まる街にするために市長が考え出した尾鷲ならではのアイテムが…これ…
これ….招き猫ならぬ…
招き「タコ」、招き「イカ」、招き「エビ」…
タコなんて、たこ焼き持参で招いちゃってますよ!!
この他にも、尾鷲ヒノキを使ったこんなアイデア商品も…
何かわかりますか?
その名も、
「合格します!!」
↓
「ごーかくします」
↓
「五角四升」…
なるほど…
しかも、この五角形の四つの升を四方向へ飾ると…
「四方向に五角」
↓
「しほうこうにごかく」
↓
「志望校に合格!!」
だそぉーです…
岩田市長の怒涛のアイデア商品攻撃に触発されたか、OTONAMIEで最も棒を愛する男が遂に動き出しました!!
村山「今OTONAMIEは棒を刺す事で商品に新たな価値を見出せないか取り組んでいるんです!!地方創生棒と読んでまして、三重のいろんな名物…..」
市長「あっ!!ちょっと、ちょっと待って!!それはねー!!」
市長「実は尾鷲には既におわせ棒があるんです!!知ってます!!?尾鷲にはまちの駅というのがあって、尾鷲の旨いものを手軽に持って街中を食べ歩いてもらおうと企画しています。最近では隣の紀北町もきほく棒を作って、今度棒対決をします。なので、その棒って言う発想はとてもいいと思いますよ!!」
村さん完全に被せられました…恐るべき岩田市長。
<告知>
今週10/16日曜日には「東紀州棒対決グランプル」が開催。
今回は尾鷲、熊野、紀北、御浜町、紀宝町の5市町が集結し行われます。
https://www.kankomie.or.jp/event/detail_38650.html
ここで黙っていないのが、村さん。むしろ棒魂に火をつけました。
運営代表の意地を見せます。
挟んだー!!!
津市名物の「感プリン」に…自撮り棒を装着…(とね菓子館さんごめんなさい)
食べ歩きには断然不向きですが、中々食べやすい。自分独り占めで食べるのではなく、周りの人にシェアしてもらうには最適です。飲食ツールというよりは、コミュニケーションツールといったところでしょうか。
市長の優しい笑顔を見つめて食べるプリン。なんだか人の優しさに触れた気がしました。
岩田市長はとにかく尾鷲を愛するアイデアマンという印象を受けました。
これからも尾鷲の魅力と市長のアイデアで素敵な街づくりに期待したいと思います。
是非みなさんも旨い魚や野菜を食べに尾鷲にお越しください!!
岩田市長をはじめ職員の皆さま、今回の取材にご協力いただき有難うございました。
最後は恒例の
nari_bow。OTONAMIEアドバイザー。三重県津市出身。
〝三重のいいもんを世界へ〟を目標に日々瞑想中…
休日はなるべく県外へ遊びに行くよう心がけている。
太りやすい体質。
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