雨、雨、雨・・・・
梅雨ですね・・・・
まいど! S50TAKEUCHIです!
伊勢志摩サミットから一か月。
個人的には怒涛の一か月でした。。。^^;
さてさて、先日、三重県を北上しまして、やってきました菰野町!!
『田光(たびか)』&『早春(そうしゅん)』醸造元 早川酒造さん!!
知る人ぞ知る、三重県の地酒として首都圏を中心に爆発的人気になっている蔵元さんです。
知ってますか??(^^)
日本酒は一般的に冬の寒い時期に造りますが・・・
梅雨真っ盛りの只今も早川酒造さんは絶賛仕込中です!!
なぜ、こんな蒸し暑い時期でも酒造りができるのか??
と言うわけで、今回は酒造りの工程を教えて頂きつつ、その秘密を突撃潜入取材してきました!!
では!!
先ず、蔵の中に入る前に・・・・・
消毒液で靴の裏を消毒!!
合せてアルコールスプレーで手も念入りに消毒します!!
日本酒の製造工程の一番最初は『米洗い』。
そして『お米に水を吸わせる作業』を経て・・・
この釜で蒸します!!(今回は蒸している画像はないんですが・・)
その後、麹室(こうじむろ)と言う温度管理された部屋に移し
麹菌を付ける作業をしてお酒の素になる『米麹』を造ります!!
↑↑ 杜氏(酒造りする人)の早川俊人氏!!
こんな感じになったら出来上がり♪
で、この麹米と蒸したお米+蔵元自慢の地下水を使って『酒母(しゅぼ)』と言う
お酒のベースになるものを造ります!!
麹もそうなんですが、『酒母』もかなりデリケートななので仕切られたエリアで造り・・
出来上がった『酒母』と、蒸米、お水を入れて大きなタンクで発酵開始!!
この温度管理できるタンクの中で数回に分けて、蒸米とお水を加え、どんどん発酵・・・・
特別にタンクの中を空の状態で見せて頂きました!!(注・怪談話中ではありません。笑)
こんな感じで中には羽根が付いてまして電子制御(?)で中のモロミ(搾る前のお酒)をカクハンしてくれる優れものです!!
そして、最後の工程は、いよいよお酒を搾る作業。
早川酒造さんでは『槽(ふね)』と言う大きな箱の中に袋に小分けされたモロミを積み、上から圧力を掛けて搾っていきます!!
この作業にこだわりアリ!!!
結構大きな装置なんですが
この搾っている時間もしっかりと温度管理すると、
より高品質なお酒になる!!
・・・・という事で!!!
作業スペースをまるごと冷蔵庫の中に入れちゃいました!!
(※正確には冷蔵庫では無く、低温管理され除湿された部屋なんです。)
で、搾られたお酒は通常は出口に準備した桶に出てくるんですが・・・
早川酒造さん、もういっちょこだわって・・・・
出てきたお酒を温度管理できるタンクに直結して品質を落とさない様にしています!!
では、さっそく出来上がったお酒を頂きましょう♪
今回はお伺いする2日前に瓶詰めされた夏限定のにごり酒『夏のブーリュ』を頂きました!!
サラリとして、ピチピチ爽快!!
フレッシュな味わいの夏にピッタリのお酒♪
旨ッ!!(笑)
※同行した方はグビグビ・・・運転手は夜に頂きました♪
早川酒造さん、お父さん、息子さん、お母さんの家族だけで製造から配達まで全ての作業をする小さな蔵元さんです。
お酒造りも他の蔵元さんより長くなって、梅雨の間まで続いてしまいます。
そんな環境の中で、より美味しいお酒を飲み手に届けたいという想いで考え抜き、温度管理を徹底した設備を揃えています!!
それ以外にも随所に細やかなこだわりを持って造られるお酒。
是非、見かけたら試してみて下さいね!!\(^o^)/
↑蔵の中の冷蔵庫に貼ってありました。(笑)
早川酒造
住所:三重県三重郡菰野町小島468
TEL:059-396-2088
URL:http://www.hayakawa-syuzo.com/
奥志摩の酒商人。OTONAMIE公式記者。三重県の地酒プランニングチーム「エスゴジュウ」の企画&広報担当。蔵元の想いが詰まった美味しいお酒を御紹介します。三重県の地酒が愉しめるお店の御紹介も交えつつ、地元のお酒の魅力をお伝えしたいと思います!得意ジャンル:三重県産の日本酒、三重県産のリキュール等。この記者が登場する記事