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津の事を一番よく知る人物に津の魅力を訪ねてみた@前葉市長

WEBマガジンOTONAMIEが誕生してから約7か月。
地元のディープな事からメジャーな事までいろんな情報を地元の記者目線で紹介してきました。
今回は実はあまり知られていない津市の魅力を探るため、またOTONAMIE的ディープな津市の情報を届けるために津市役所に行ってきました。

津市の事をもっともよく知るあの人物に会うために…
津市役所
津市の事をもっとも知るその人物とは…

津市長1前葉泰幸 津市長。
三重県津市宿屋町(現東丸之内)にお生まれになり、地元の高校を卒業後、東京大学法学部に入学。大学卒業後は自治省(現総務省)に入省。平成24年に津市長に当選。現在2期目。

日々お忙しい中、こんなOTONAMIEなんかの為にわざわざ時間を割いていただいた。本当に有難い。と同時に失礼があれば秘書課の方に速攻でつまみ出されるであろう緊張感に襲われた。

ちなみにインタビュアーはこの人、
sonsanOTONAMIE運営代表 村山祐介
三重県津市に生まれる。紆余曲折を経て、ここ数年は平和に暮らす37歳。お酒と音楽をこよなく愛する。稀に奇想天外な行動をとる事がある。

ますます緊張感に襲われた…

前葉市長の少年時代の津市と今の津市

村山:本日はお忙しいところ、お時間をいただき有難うございます。早速ですが、市長のお子様時代どんなところで遊ばれましたか?

前葉市長:毎日のように自宅近くの地頭領公園や観音公園で三角ベースや野球などをしてよく遊んでました。
高校時代はいろんな遊びをしましたが、丁度star warsが始まった頃で映画館での思い出が強いですね。
地頭領公園や観音公園も今でも残ってはいますが、当時のように子供たちが集まって遊ぶ風景を見かけることも少なくなりました。街中の映画館も形は残ってますが、使い方が変わってしまいましたね。

昭和40年頃 津松菱の屋上遊園地での一枚。左が前葉市長。まさかのアロハスタイル。これだけアロハを着こなせる子供は今も少ない...
昭和40年頃 津松菱の屋上遊園地での一枚。左が前葉市長。まさかのアロハスタイル。これだけアロハシャツを着こなせる少年は珍しい…

現在はこういった街区公園の再生について考えています。
「子供たちの声が聞こえる公園」「子育てママさんが集える公園」を作りたいとの想いでできたのが、昨年4月に開園したげいのうわんぱーくです。


げいのうわんぱーく

出典:津市

芝生の広場や屋内施設が充実。屋内アスレチックやボルダリング施設があり天候に問われず親子で思い切り遊べる公園。交流プラザもあり、子育てママさんにもオススメです。もちろん駐車場も完備です。
げいのう わんぱーく


このほかにも、高齢者が集える公園のニーズもあり、中勢グリーンパークにはストレッチ補助器具を設置しました。来年10月完成予定のサオリーナにも1.2kmのジョギングコースや屋内プールを作ります。

津市のグルメ

村山:市長がオススメする津のグルメってなんでしょうか?

前葉市長:よく市内の鰻屋で懇談もあるんですが、鰻屋で一杯やるってのも津独特だと思います。ほかにも法事の後に鰻屋や食事をすることも他の市町村の方には驚かれますね。もっと面白いことが、年越しに鰻を食べる文化です。会社などで仕事納めの時、みんなで鰻を食べるんですね。特に官公庁ではお昼どきに事務所内から鰻のいい香りがするんです。これは津市ならではの年末風景ですね(笑)。
うなぎ

東海3県の各市長が集まる会合の際、津市内の3店舗の鰻屋から出前を取り各テーブルごとにランダムにうな丼を並べて食事をとってもらいました。この演出は大当たりで、各市長が鰻の取り替えっこをして会場は大盛り上がり。津市の鰻の魅力を伝えることができました。
ちょっとした遊び心や演出で津市の魅力を印象付ける。これが大切なんですね。ストーリーやシーンと一緒に伝えると印象は大きく変わるんです。

村山:なるほど。伝え方ですね。津市の魅力っていろいろあると思うのですが、いろいろあるが故にアピールしずらいですね。

前葉市長:よく津市は「何でもありそうだけど何にもないね。」とか「何にもなさそうだけど何でもあるね。」と中途半端な表現をされることがあるんです。津市には、60円の蜂蜜まんじゅうから、鰻や寿司の魚料理、ジビエやフレンチなどの洋食など、さまざまなグルメがあります。ただ上手く印象付けれてない気がします。遊び心や表現方法を上手く使って発信すれば「津市は懐が深い街ですね。」という言葉に変わるんです。それだけの資源がまだまだ眠っているんです。

津ぎょうざがいい例です。昨年の全国B-1グランプリでは第3位に入賞しました。
古くから津の学校給食で出る津ぎょうざのストーリーを軸にし、遊び心のある思い切ったプロモーションが功を奏したのだと思います。
津ぎょうざ小学校2のコピー 津ぎょうざ小学校1のコピー

津市の観光スポット

村山:オススメの観光スポットもお聞かせください。

前葉市長:美杉をはじめ、観光資源も実は豊富なんですよ。
中でも高田本山専修寺はオススメです。今回のジュニアサミットの訪問地にもなったのですが、とにかく日本で5番目に大きな木造建築物であり、境内に入ると感じる圧倒的な雰囲気。そしてお堂の凛とした空間を多くの人に体験していただきたいです。
お客様が津まで来られた時は、限られた時間の中で高田本山のお堂でお話しをすることもあります。その他にもお客様の時間に合わせて、榊原温泉ヨットハーバーボートレース津など津市の名所にお連れしています。

また今のホットスポットで言えば、先月OPENした道の駅津かわげですね。
開駅から22日間で25万人の来場者数を突破しました。

開駅式典の様子。
開駅式典の様子。
道の駅津かわげ2のコピー
奥から、前葉津市長、鈴木三重県知事、末松鈴鹿市長、竹上松阪市長。

常に新しいものを生み出していく、アクティブな街づくりをこれからも行っていきたいと考えています。

市長へのプレゼント

村山:OTONAMIEも三重県のことに遊び心を持ってこれからも発信していきたと思ってます。例えばこんな安濃の近所を散歩してみたの記事のように何にもないと思いきや、実際に散策してみると新しい発見があったり、表現を変えれば印象深くなったりすることがあるんですよね。(と自分の記事をおもむろに紹介し始めた…)

私(心の声):村山くん。ちょっと話の展開が強引すぎないか?まさか、あれを市長に渡す気では…

津市長つちのこ2つちのこ私(心の声):あーぁ、渡しよった….どう見ても不審物やん….

リアクションに困る市長。
渡されたつちのこをジッと見つめる市長。

私(心の声):つまみ出されるな….

村山:市長、良かったらプレゼントしますよ!!

私(心の声):市長良かったらこの無礼者を私がつまみ出しますよ?

津市長3-1前葉市長:(笑)。これ面白いですね!!
私(心の声):助かった…冗談の分かる市長でよかった…

安濃の近所を散歩してみたの記事はこちら

前葉市長の学生時代について

村山:市長は東京大学法学部をご卒業されたとのことですが、どのような学生時代を過ごされたのでしょうか?

私(心の声):まさかの急展開!!!つちのこから東大の話!!?

前葉市長:当時の世の中の学生の中では割と真面目に勉強していたと思いますね。なぜかというと、東大法学部を出て法律の知識がない訳にはいかないですし、田舎から東京に出て、故郷を背負って出てきたある種の使命感がありました。

村山:耳が痛いですね…

私(心の声):同じく…

村山:友達のノートを頼りに過ごしたと言っても過言ではない4年間でした。勉強もそこそこに、お酒ばかり飲んでました(笑)

私(心の声):どーでもええー。お前の学生時代は聞いとらん…ていうか、今でもあんまり変わってないやないかい!

村山:酔っ払った挙句…転んで、前歯を折ってしまいました…

前葉市長:前歯、大切に!!(笑)

津市長4

村山:………有難う、ございます。

私(心の声):…..有難う、ございました。

最後に写真を撮っていただきました。

3ショット
えっ?市長?
3ショット1
こんな感じですかね?
3ショット2
なんじゃこれ..(OTONAMIE的三重のポーズです…).

茶番まじりのインタビュー、いかがでしたか?
三重県の県庁所在地でもある津市。その市長におこがましくもお時間を頂戴しお話しを聞かせていただきました。
津市にはまだまだ眠ったグルメや観光資源がたくさんあります。これからもOTONAMIEではそう言った資源を、OTONAMIE津市担当らしくお伝えしていきたいと思います。

前葉市長、この度はご多忙の中OTONAMIEの取材にお時間を頂き有難うございました。

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写真提供:津市

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