感動した。
視界に収まりきらない、拡がるような青い海と、生い茂る緑。紀州線がその合間を縫うように走っている。
まるでとなりのト○ロの世界観。日本のプリミティブなアートを感じる原風景。多分、一生わすれられない光景が目の前に広がっていた。もくもくと大きな木の下に、徐福の宮の赤い鳥居。
以前から肉眼で見たくて丸山千枚田を目的に熊野を訪れた。
丸山千枚田を観たあと、津へ帰宅するにはまだ時間があったので、観光パンフレットに掲載されていた「健康長寿・商売繁盛」徐福の宮へ向かった。パンフレットには写真が掲載されておらず、まさかこんなに絶景だとは想像もしていなかった。
何だろう。この「めっちゃ発見した感」。私たち以外に観光客はいなかったのだが、熊野では有名な宮なのでしょうか。もしそうだとしたら、もっと三重県内外の方々に知ってもらいたいような、秘密にしておきたいような複雑な気持ちだ。
熊にビビりながら、「いったいこの丘から、どうやって徐福の宮への道は続いているのだろう。」と、結構な勾配の道を行く。
道中、拡がる青い海が垣間見られ、テンションも息も上がったり、
「こんな絶景を走る、あの紀州線に乗ってみたい!」などと思いながら、
民家の裏の路地を抜け、
何だろう、この生命力がみなぎる感じ。
子宝の神というのが納得できます。すごい生命力。
そして、絶景!
この楠の木は、天台烏薬と言って、根は長い塊状の暗褐色で薬用にするらしい。ここに自生する天台烏薬は、不老不死の薬とされている、とのこと。
詳しくはこちら。
ここへ訪れると、不老不死って言うのが、なんだか納得できます。
太陽、空、海、緑、神。太古から変わらない原始的なパワーを感じます。
えっ、パワーと言えば・・・。
これはもう完全に勝手にパワースポットです(笑)。
不老不死、商売繁盛とうたわれていますが、どんな御利益があるのだろう。
そんな楽しい想像をしながら、熊野を後にして津へ。
今回、熊野を巡ったが、丸山千枚田や徐福の宮などプリミティブなアートを観たような感覚だった。
原始的なパワーを感じる、またアート感覚が研ぎ澄まされる、素晴らしい場所でした。
徐福の宮
住所:熊野市波田須町
JR熊野市駅から車で国道42号を大泊方面へ国道311号を波田須方面へ約20分
駐車場 : 3台 無料
おまけのお話し。
ワタクシごとで恐縮なのですが、私の手の真ん中にホクロができていました。こういうのに詳しい人が曰く、「これは!!富もやりたい事も全て手に入れる幸福のホクロ!!」とのこと。なんとか言うアイドルにもあるみたいです。そういえば、最近までこのホクロってなかった気がする。(あくまで気がする)(笑)。
勝手にパワースポット「徐福の宮」効果!?
村山祐介。OTONAMIE代表。
ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事