伊勢志摩サミットの乾杯酒はどこのお酒が選ばれるのか!?注目が集まる今日この頃。
いま、日本酒は確実にキテいます。
ここ数年、日本酒女子会なるものがあちこちで開催されるようになりましたが、実は三重県でもちょっと話題の日本酒女子会が毎年開催されていることをご存じでしょうか?
その名も「伊賀酒DE女子会」。スタートは2011年。
コンセプトは
「酒好き女子が考える、酒好き女子のための、日本酒女子会」
まだまだ男性主体の「日本酒」というジャンルの中で、サービスする側もお客様も女性限定という斬新な試みに挑み続ける「伊賀酒DE女子会」についてレポートいたします!
そもそも「伊賀酒DE女子会」とは?
現在は、森喜酒造場(森喜るみ子)、大田酒造(大田智洋)、若戎酒造(重藤邦子)の3蔵の実娘による活動ユニットです。この3蔵主催での「伊賀酒DE女子会」開催のほか、オファーに応じて日本酒イベントへ参加することもあります。
発足のきっかけは?
「伊賀酒DE女子会」は最初から現在のようなグループ名だったわけではなく、最初はイベント名でした。2011年、女蔵人のパイオニア・森喜るみ子さんが「酒どころ伊賀で蔵元発信のお酒の会を開きたい」と、大田酒造の大田智洋さんらに相談。「どうせなら、サービスする側もお客さんも女性限定にしよう!」となり、伊賀・名張の全蔵元に声をかけた結果、参加表明のあった4蔵(森喜酒造場、大田酒造、若戎酒造、森本酒造)で開催する運びに。2011年秋・ヒルホテルサンピア伊賀にて第1回「伊賀酒DE女子会」を開催。その後、会を重ねるごとに参加蔵元が固定されてきて、現在の3蔵元による「伊賀酒DE女子会」という名前が定着しました。
これまでの変遷を教えてください?
蔵元主催の「伊賀酒DE女子会」は5回です(▼過去開催チラシ)
2011年・2012年・2013年をヒルホテルサンピア伊賀にて開催
「日本酒という窓口だけでもターゲットが限定されるのに、女性限定なんて、本当に集客できるの!?」と言う声もあり、不安いっぱいのスタートでしたが、蓋を開けてみれば100名分のチケットがすぐに売り切れ!年々参加者数は増える一方で、三重県内はもとより、近畿・東海・関東からの参加もある人気イベントに。「手探りの中、初回からバックアップしてくれたサンピア伊賀さんの力も大きいですね」と、るみ子さん。
2014年・2015年は新天地アーケード開催
過去3回のホテル女子会が定着する一方で、参加者のリフレッシュをはかるべく、外へ飛び出し「外呑み女子会」へ挑戦。伊賀風土FOODマーケットとコラボして、新天地アーケードを会場とした立ち飲みスタイルで開催しました。ホテル開催に比べて参加費を下げ、屋外&立ち飲みスタイルで若い年齢層の参加が増えました。
伊賀酒DE女子会の魅力は?
なんといっても「女性限定」のお酒の会ということ。女性同士で気兼ねなく、オシャレして、料理とお酒を味わい、おしゃべりやお買い物を楽しむ趣向。味覚にシビアで素直な女性たちは、難しい知識やうんちくではなく、お酒を純粋に体感。呑み比べることで味の違いや、呑み方の幅があることに感激し、好みのお酒探しをゆっくり楽しんで、酒好き女子仲間を増やしていきます。また、お酒だけでなく「おいしい料理」「酒テア」があることも女子会のこだわりです。
お土産&お買い物も楽しい!
伊賀酒DE女子会では毎年、お酒を楽しむためのロゴ入りお猪口をお客様に配布しています。現在存在するロゴ色は4種類(在庫がなくなり次第、新色を作成しています)。5勺サイズでたっぷり入るのも魅力で、自宅での日本酒ライフにも大活躍!また、伊賀の蔵元を紹介した「酒蔵ガイド」も好評です。
その場で飲むだけでなく、気に入った銘柄を購入して帰ることができるのも、伊賀酒DE女子会の魅力!美味しい記憶をご家族や友人にシェアしてください。
伊賀酒DE女子会2016はどうなる?
酒どころ伊賀のお酒をもっとたくさんの人に呑んでほしい!知ってほしい!と、普及活動を続ける「伊賀酒DE女子会」。会を重ねるごとに、「うちでもやって!」とオファーの声がかかるようになり、蔵元主催の女子会以外にも、過去には伊勢志摩ロイヤルホテルやホテルローザブランカなど、さまざまな会場での出張開催にも挑戦し、活動幅を広げています。「2016年は大勢で楽しんでいただけるスタイルと、もっとディープに伊賀酒にふれていただけるスタイルの両方を予定しています」と、るみ子さん。せっかくなので・・・日程だけ、先行発表!!
詳細については近日中に伊賀酒DE女子会FBで発表予定なので要チェック!!
3蔵元の伊賀酒が飲み比べできて、伊賀酒に合う料理が堪能できて、蔵元ともふれあえる!酒好き女子ならずとも必見の「伊賀酒DE女子会」。ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。
伊賀酒DE女子会
FBページ https://www.facebook.com/igasyudejyoshikai/
公式ブログ http://ameblo.jp/igasake-de-jyoshikai/
kanzaki chiharu。OTONAMIE公式記者。伊賀市在住のフリーライター。出身地、広島のタウン誌→東京の編集プロダクション→フリーランスとして独立して早20年。現在は伊賀に拠点を持ち、伊賀の情報誌の執筆をはじめ、企業広告コピー、イベント企画提案などを手掛ける。日本酒好きが高じて、「伊賀酒DE女子会」の企画運営をはじめ、日本酒関連の執筆、コーディネート、イベント運営も行う酔っぱライター。得意ジャンルは日本酒、伊賀情報。2016年「日本酒女子普及委員会」会長に就任。https://ameblo.jp/iganonihonsyudaisuki/