中勢バイパス、便利ですね!津からピュッと松阪へ、松阪からピュッと鈴鹿へ行けます。
中勢バイパスで松阪から津に入る辺りに、辻製油さんがあります。車の窓をあけると何となく胡麻油の香りがします。その横に巨大な未来っぽい施設があるのですが、なんだっけ…。新聞で見たような…。気になる…。まあいいか…。
と月日は流れ、偶然にも他の場所で取材アポイントを取ったら、気になっていた未来っぽい建物に入れることに!
バイパスを降りて近づくと、かなーり広い敷地に気になる未来っぽい施設。
そこには、ミニトマトがいっぱい!でも畑といった感じはなく工場に近いイメージ。
まず土がない!施設の中で音楽(USEN)が流れている!働いている方々が若い!未来にいるみたいな錯覚に陥ります。でもここは2016年の三重県。
農場なのに打合せスペースに液晶モニターがある!完全に農業のイメージが変わります!
株式会社浅井農園の社長で、この未来っぽい施設(うれし野アグリ株式会社)を運営する、浅井雄一郎さんにお話しを伺いました。
農業のイメージを変えたい
「農業と言えば、いわゆる3Kのイメージが今でもあります。しかし農業はやり方さえ変えれば3Kではありません。物理×化学×生物=農業です。」
「水耕栽培を行うことで、摘みやすい高さでミニトマト育てます。また高所のミニトマトは電動のコンテナに乗って収穫しています。」
日本の農業にイノベーションを起こした!
「この施設は、辻製油さんのバイオマスの熱を利用しており、石油を一切使用していないです。恐らく日本中探してもここしかないのではないでしょうか。」海外からも前首相クラスの方々も視察に訪れるとか…。
世界に日本の農業を!
ここで獲れたミニトマトは、スーパーマーケットでも売っているが、香港・シンガポール・マレーシアでも売っているとのこと。そして、浅井さんはこのような先進的な取り組みをする日本各地の農業者と力を合わせて、海外に農場進出しようとしている。すごい所に取材来てしまった…
なぜミニトマトなのか質問させていただいたところ「年中栽培できるので雇用が安定して行える。」との答えをいただきました。ちなみに浅井さん、最近博士号を取得されたそうです。ドクターがつくるトマト!プロフェッショナル 仕事の流儀 みたいな番組に出演する日も近いのでは…。
浅井さんは、個性あふれる若手農家のネットワーク「みえ次世代ファーアーズmiel」も主催しています。
そしてOTONAMIE的に見逃せないことがある!
そう、ハンサムである(笑)。以前OTONAMIEでnari_bow編集委員長が取材した、トマト農家デアルケの岩本さんもハンサムでした(http://otonamie.jp/?p=13483)。もしかして、三重県のトマトをたくさん食べると、とハンサムになれるのではないか?(笑)
「ハ、ハンサムになりたい…」そんな男子は、三重県のトマトをいっぱい食べよう!(笑)
株式会社 浅井農園
本社:三重県津市高野尾町4951番地
農場:三重県津市芸濃町椋本字東冨家2889番地
電話:059-230-1212
ホームページ:http://www.asainursery.com/
うれし野アグリ株式会社
住所:三重県松阪市嬉野新屋庄町565-1
ホームページ:http://ureshinoagri.com
村山祐介。OTONAMIE代表。
ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事