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【三重の子ども医療費】なぜ窓口支払いなの?を考える。@桑名モーニング女子会

朝8時、

桑名の食堂カフェiglooさんに続々と集まる女子達・・・
だいぶおなじみにになってきました、
モーニング女子会!!
(モーニング女子会:桑名で毎月1回開催されているママ女子会です)
今回は番外編としまして、
三重県議員、小島智子先生を囲んでの、
意見交換会を行いました!

その中で、小島さんにお話いただいた内容を含み、
私の意見も織り交ぜてシェアさせていただきます。

私自身「名古屋に住んでたときは病院で現金払わなくてよかったのに、桑名に引っ越したら、病院ではひとまず払って、3カ月後に口座に返金、なんか不便!!」って漠然と不満を抱えていました。

でもね、これって実はすごくめぐまれた状況だと今回はじめて知ったのです。

県別の福祉医療費助成制度の中身は、
*子ども医療費補助金
*ひとり親家庭等医療費補助
*障害者医療費補助

と別れているそうで、
子ども医療費補助金の制度内容は、

*市役所等に子ども医療費補助金申請を提出(出産時、転入時に手続きします)すれば、病院ではいったん料金を払うも、いちいち病院の領収書などを持って行かずとも、無手続きで3カ月後口座に全額が戻ってくる。

というもの。

この制度(子ども医療費補助金・ひとり親家庭等医療費補助・障害者医療費補助まとめたもの)のランキングが
1位 群馬
2位 岐阜
3位 愛知
4位 三重

なのだそう。

なんと!東海3県が上位2~4位を占めているという!
なので、岐阜や愛知から三重に転入してくると、
「三重って遅れてる~」みたいに感じるそうです。

で、参考資料として、
他の都道府県の子ども医療費の状況をまとめた資料をいただいたのですが、

愕然!!!!

個人が1回あたり500円以上の負担をしてるようなところの多いこと!
つまり、完全無料になっている県は、実は相当少ないんですね。

さらに、この「患者負担なし・無料」としている地方自治体には、
国からペナルティの様な物があって、
医療費の補助金を減らされるのですって!
なので、無料にしているところは、地方でまかなっているそうなんです。

ということは、地方自治体の財政状況が厳しいところは、
ほんとうは無料になんてしてる場合じゃないんですよね。

そして三重県の場合直面してている問題
「さらに便利にするために窓口無料にするとどうなる?」
を解決しようとすると

===============================
窓口で立て替え無しで無料になる

受診者が増える

国の負担する医療費が増える

ペナルティとして地方への補助金が減る

地方の負担が大きくなる
===============================

という懸念があるらしく、
簡単に言うと、
窓口無料化するに当って、
私たち受診者が、受診するたび、
一律500~1000円くらいの負担をすれば実現するかも?とのことなのです。

え?そもそも無料じゃなくなる?
意味ないじゃん!!

今まで3カ月後には全額戻ってきていて、「実質無料」だったものが、
有料になったら?
便利を買うのに、それはちょっと・・・
という声が絶対あがりますよね。

でも、私が思うに、
今のシステムで月ごとに受診料何百円かの返金明細が郵送で送られてきたり、
口座に送金してもらったり、
そのコストもすごいと思うんですよね。

窓口無料にしたからって受診者が増えるって計算もどうなのか・・・

そもそもどうなの!って思うところはいっぱいあるわけです。

どこも削って削ってとなっているのに、
子ども医療費だけ優遇するなんてできなし、
恩恵を受ける私たちがわがままいってるばかりもいられない。

小島さんが、何回も、
「正解があるわけじゃない」
とおっしゃっていましたが、

だからこそ、
私たちは知った上で、考え、声に出して意見を言うべきだと思います。

「口ばっかり」と言われようが、
まずはそこから。

私たちママは、
社会とかかわるところが少ないので、
声をあげにくいところはありますが、
力がないわけじゃない。

子どものために、
未来を想うパワーは誰にも負けない!
今後も「知る・考える・発信する」に力を入れて行きたいなと改めて思いました。

小島さんありがとうございます。
そして沢山のママ達に感謝します。

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