扉の前に立つと「カツ、カツ」という小刻みなリズムが…。
ここは、桑名市にある
昭和印刷株式会社(桑名市安永1251)の
敷地内の建物。
入ってみると、そこには手作りの
小さなステージが。
小澤圭子フラメンコ教室 corazon
なんと、建物の中で行われていたのはフラメンコ教室だった!
「フラメンコは決して、敷居の高いものではない。」
そう語るのは主宰者の小澤圭子さん。
東海三県を中心に東京などで活躍するダンサー。
そんな小澤さんも、もともとは自分も体力作りを目的にはじめたそうだ。
友達に誘われて始めたフラメンコ。
誘った友達もいなくなる中、どんどんのめり込んでいったという。
そのうち、教室主宰の発表会やライブに出演。
人前で踊ることが楽しくなっていくうちに、「これぞ、私の進む道。」と、フラメンコととも人生を歩む決心をしたそうだ。
経験を積み、本格的にダンサーとしてのキャリアをスタート。
ダンサーとしての高みを目指し、短期ではあるがスペインにも留学。
自分が踊る喜びが膨らむ中で、フラメンコを通して人に喜びを与えたいと、帰国後、2007年に地元の三重郡川越町で教室を開設。
その後、四日市市(三重県)、桑名市(三重県)、羽島市(岐阜県)、
一宮市(愛知県)と少なくてもやりたい人がいればと、教室も拡大。
しかしながら、全てが良い環境ではなく、他の教室との間借りであったり、騒音対策、広さなど様々な問題にぶつかり場所を転々とする時期も。
それでも熱心な生徒さんの協力も受けながら活動していく中で、
今回こちらの倉庫を借りられることになったそうだ。
自分もそうであったように、フラメンコは敷居の高いものではなく、踊りと音楽の融合が生む娯楽であると、生徒さんとともに楽しみながら汗をかいている。
教室見学や体験レッスンは、随時行っているそうです。
詳しくはホームページをご覧ください。
http://www.keikoflamenco.com/
小澤圭子さん プロフィール
幼少より、絵を描いたり、書道をしたり、裁縫をしたり、静かに物を、作ることを好む。
高校を卒業し、和裁士育成学院に入学。
4年間通い国家検定に合格。
プロの和裁士として、1000枚以上の着物を仕立てる。
和裁の合間に始めたフラメンコで、数多くの舞台を経験し、ダンサーとしての道を志す。
2007年マドリードに短期留学。
ドミンゴ・オルテガ ラ・トゥルコ マリア・フンカルに師事。
帰国後、独立を決意。
2007年5月 フラメンコ スタジオ コラソンを設立。
講師としても活躍の場を広めながら、自らのフラメンコを探しつづける。
TOSHI。OTONAMIE投稿者。パリ留学経験を持つデザイナー。しかし中身はサッカー指導歴3 0 年、バリバリの体育会系。地元桑名の情報を中心にアップします。