世界遺産で溢れている熊野。
日本一の棚田景観と言われる『丸山千枚田』を目指す。
本当に何もない田舎を抜け、
狭~い山道をくねくねくねくね登って行く
ガードレースのない絶壁、
やたらと出てくる「落石注意」看板、
対向車が見えないカーブに、
すれ違えない程の道の狭さ。
ひぃぃ
カーナビによると、山道を登りながら、
和歌山県・奈良県・三重県を出たり入ったりしている様子
本当にこんなところにあるのか、
不安になってきた頃に現れる非日常の風景
棚田は、山あいに暮らす人々の知恵によって生まれたもの。
昼夜の温度差が大きく、綺麗な水源が確保できる。
稲の根も深く生えることから、棚田のお米は美味しいと知られている
がしかし、
大型機械を入れられず、手作業が基本
高コストの為、減少傾向にあるのが現状。
ここ丸山千枚田においても同じ。
いつから存在しているのかは不明らしいが、
400年前には、既に2240枚の棚田だったそう。
それが一時530枚まで減少。
最近になり、地元と行政により保存会が結束され、今は日本最大規模である1340枚まで増えたとの事
守られていく伝統と文化
そしてこの美しい景観
英語で棚田は「ライステラス」
ビュティホーっ
案山子をみて、いつい口ずさむさだまさし。
郷愁のふけり方で歳がばれるね。
夏には青々しく、
春にはなみなみと満たされた水田に、青空が映り込む。
四季折々、異なる風情をみられる。
季節ごとに訪れたい場所です。
☆丸山千枚田☆ 住所:三重県熊野市丸山
福田ミキ。OTONAMIEアドバイザー/みえDXアドバイザーズ。東京都出身桑名市在住。仕事は社会との関係性づくりを大切にしたPR(パブリックリレーションズ)。
2014年に元夫の都合で東京から三重に移住。涙したのも束の間、新境地に疼く好奇心。外から来たからこそ感じるその土地の魅力にはまる。
都内の企業のPR業務を請け負いながら、地域こそPRの重要性を感じてローカル特化PRへとシフト。多種多様なプロジェクトを加速させている。
組織にPR視点を増やすローカルPRカレッジや、仕事好きが集まる場「ニカイ」も展開中。
桑名で部室ニカイという拠点も運営している。この記者が登場する記事