ホーム 02【遊びに行く】 トゲトゲのイスがアルスプラザに出現!

トゲトゲのイスがアルスプラザに出現!

こちらのトゲトゲした物体。一体何だと思いますか?

柔らかそうで、どこかで見た記憶のあるような…素材と模様。

正解はなんと…

イスでした!

トゲトゲの布に包まれたイスの製作者は

アーティスト・イン・レジデンス事業「勢州久居ART RISE」で滞在している大竹紗央さんです。

成果発表展会場のご近所ライターが作品への想いを伺いました。

ういうイスは初めて見たんですが…座っていいんですか?

大竹さん:是非座ってください!一般的なアート作品は触ってはいけないものも多いですが、私の作品では触れて感じてもらいたいです。自分の感覚で確かめてもらうことで、より深く作品のテーマを感じてもらえると思います。

おぉ~…このイスは柔らかめで温かいです。

大竹さん:今回の展示会では、私がお預かりした布で作ったイスや伝統工芸の伊勢木綿で作ったイス、ワークショップの参加者と一緒に作ったイスもあります。イスに座ると、内蔵されたスピーカーから布の持ち主だった方のインタビュー音声が流れる仕組みになっています。

この突起は一体なんでしょうか?

大竹さん:布の中にホットグルー(熱で変形する樹脂)を入れて作った「トゲ」です。硬いもの柔らかいもの、丸みを帯びている形のものから犬みたいな形のものまで様々なトゲがあります。地域の方々からお預かりした布で作る際は、布にまつわる思い出と心のトゲについてのお話も伺いました。

心のトゲってどんなイメージですかね?

大竹さん:これまでの自分の価値観と全く違う考え方に出会ったとき、違和感や嫌悪感を覚えたことはありませんか?「その考えはおかしい」「自分は間違っていない」といった心のトゲトゲした部分は誰しもが持っている感覚だと思います。

そのトゲはお互いを知っていく過程で少しずつ柔らかくもなっていく場合もあれば、硬いまま残り続ける場合もあります。人と人の価値観がぶつかって生まれた緊張感が徐々に緩んでほどけていく瞬間は美しいと思います。

他者のトゲを知り、実際に触れることで何か感じて頂ける機会になったら嬉しいです。

硬めのトゲトゲイスも座ると意外と心地いいです。

大竹さん:そのイスは伊勢木綿を使っています。通常の木綿は洗うとしわになりやすいんですが、プログラム参加前に伊勢木綿について調べていたら、”シワが元に戻りやすい”という特徴があることを知りました。

人間関係でも互いの価値観がぶつかって一旦ぐちゃぐちゃになって人との関係も、時間が解決してくれたり、なんとなく関係性が戻ったりすることってあるじゃないですか?そのイメージが伊勢木綿と重なって、今回の作品に是非取り入れたいと思いました。

インタビューはここまで…

どんな展示になっているのか…気になる方はアルスプラザへ!

トゲトゲのイスは必”座”です!

成果発表展:勢州久居ART RISE 2026 滞在アーティスト決定のお知らせ | 津市久居アルスプラザ

作品・プロフィール:Sao Ohtake | Installation Artist

◆成果発表展「座れる場所を探して/Finding a Place to Sit」

7月24日(金)~7月31日(金)10:00〜19:00
最終日(7月31日)11:00~17:00まで

◆トークイベント

大竹紗央(アーティスト)X 原舞子(三重県立美術館学芸員)X大室佑介(建築家・私立大室美術館 館長)
7月25日(土)14:00~15:00

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で