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自分の身体と向き合うキッカケ作り。養生laboratoryキジバト@志摩市

暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?
今年は梅雨時期から暑かったですが、梅雨が明けた途端のこの暑さ!
本格的な夏が思ったより早くきて戸惑ってしまうくらいですね。

けど、冷たいも飲み物をたくさんのんだり、エアコンのきいた室内にいると身体が冷えるのです。
これが、なかなか困ったもの。

暑さや冷えからくる身体のだるさ、気圧変動からくる頭痛。
ストレスからの過食に、遊びと仕事の間を行き交う睡眠不足。
そんな不調をほっておくと、やがて身体のどこかから悲鳴が聞こえるのは言うまでもないこと。

でも、この時点で自分をケアするってなかなか難しい。

そんなあなたにおすすめの!・・って、
こんな書き方するとテレビショッピングみたいですが。笑

でも、おすすめしたいんです「キジバト」さんを。

 

 

ここは三重県志摩市阿児町国府。
国府は「こう」と読み、志摩の国の国府がおかれた地。
かつては政治、経済、文化の中心地だったそう。

Googleのナビに案内を任せ、慣れない道をひた走ると、だんだんと潮の香りが近付いてきます。
郵便局を通り過ぎたところに、目を引く看板みつけましたよ。

この看板が目印!

 

私にとってギリギリの道幅をまがり、角から3件目に・・ありました。

【養生laboratoryキジバト】

古民家にかかかる暖簾が飲食店を思わせますが、ここは漢方茶のお店。
さっそく、中に入ってみましょう。

 

おばあちゃんの家を思い出すような玄関から中に入ると、大きな円卓にたくさんの茶葉が並びます。

壁の瓶にはたくさんの植物や薬草、きっとこれらが元気の素たち。

キジバト店主の西村ユキさん

ユキさんとの出会いは、知ってる人は知ってる伊勢のパワースポットのようなお店
andbullさんにて。

小さなイベントをやってた時、突如現れ、そこにいる人にお茶を配布し始めたんです。しかもギフト仕様の3個セット。

かんぽうその時いただいたのが可愛くて、写真撮ってた私。

「この人志摩でお店始めたんさー!また行ったって!」というandbullの店主さんの声かけと共に、「よかったら飲んでくださーい!」と、なかなかのハイテンションでお茶を配布する女性。
気になって初対面で色々お話したのが楽しくて!
帰宅後いただいたお茶がまた美味しくて。

それがキッカケで、今私が松阪でやっているカフェ「カブクノニカイ」でキジバトさんの漢方茶を取り扱いさせていただくことになったのです。
ご縁とはどこ転がっているかわかりません。

カフェではオリジナルブレンド茶と、季節の養生茶を販売させてもらってます!

 

でもなぜ漢方茶?

ユキさん、実は18年間薬剤師として勤務。
病気や体調を悪くされた方に、薬を調剤していました。
そんな中、自身が体調を崩した時に、ここまで悪くなる前になんとかできなかったのか・・と考えたことが、キッカケだったそうです。

 

そんな話の続きを聞こうとした矢先、
「これどうぞー!」と出していただいたのは酸梅湯(さんめいたん)。

アセロラのような紫蘇ジュースのような綺麗な色で、酸っぱすぎず、さっぱりしてるけど、滋味深い美味しさの余韻が口の中に残る・・なんだこれ?初めての味!

酸梅湯は数種類の生薬を水でコトコト煮て作る、中国の伝統的な飲み物。
キジバトの酸梅湯は赤紫蘇や陳皮(みかんの皮)、鳥梅(うばい)という梅を燻製したものや山楂(さんざし)、甘草(かんぞう)、洛神花(らくしんか)、香りづけに金木犀も入れて、出来上がったシロップを炭酸水で割ります。

・汗のかきすぎを予防
・口や喉の渇きを癒す
・胃腸の不調を整え下痢を防ぐ

など、様々な効果があり、古くから宮中や民間で薬膳ドリンクとして夏の暑い時期に親しまれていたそうです。

 


 

そんな話を聞いていたら、【養生laboratoryキジバト】にお客さんが。

暑い中カートを引いて現れ、ばっちりカメラ目線を決めてくれたのは、なんと80歳の常連さん!
「さよちゃんー!今日は珍しい時間にどうしたん?」と、ユキさんが聞くや否や
前回ここにきてから、今日までの話を一気に話し始めます。

「あんたも座んない」と、声かけていただき、酸梅湯で乾杯して、私もお話させてもらいました。

こうやっていつもここに立ち寄り、お茶を飲みながらお話して帰っていくんだとか。「ここは私にとって癒しの場所なんさー!」と、本当に元気!

きっとこれが2人の定位置。

 

サーフィン終わりに酸梅湯を飲みにくる方や、
海に潜った後に酸梅湯を飲みにくる海人さんもいるそうで、それもこの地域ならでは!と、話を聞きながら思いました。

すぐ近くの国府の浜はサーフィンのメッカだけあり
(OTONAMIEでも、度々サーファーの記事で出てくる場所ですね)
都会からの移住者や、一棟貸しのゲストハウスも多くできています。

 

昔からの顔馴染みの地元の方、新し国府に移住してきた方、色んな人がふらりと寄っては、一息ついて帰ってく。
じわじわとキジバトが、地域の交差点のような場所になっているのがわかります。

お店の周りは伝統的な国府の槙垣。

 

どんな種類の漢方茶があるの?

円卓の上に並ぶのは 5種類のお茶。
1回分が1袋に入ったものと、10回分が1袋に入ったものがあります。

ひとつひとつのお茶の名前が「イライラ」「ツミカサネ」「ツカレタキモチ」・・など、30代ともなれば、どのお茶の名前も心を捉えて離しません。笑
その中から、今の自分にぴったりのお茶をチョイスできます。

「パッケージしてあるものは、見た目も少し可愛くなるよう意識してますが、ご自身の身体の悩みを伝えていただければ、それに合わせてブレンド茶を作ることも可能ですよ!見た目よりも効果重視でお作りします!」と、心強い言葉。

 

そんなエールのような漢方茶、ギフトとして送るのもいいですよね。

ちょっと元気のないあの子へ。
イライラしがちな職場の方へ(え?逆に渡せないかな?)
ギフトセットがめちゃ可愛かったので、そんなことも考えちゃいました。

 

その他にも「季節の養生茶」といって、春、梅雨、夏・・と、
その季節に出てくる不快な症状を和らげてくれるようなお茶もあります。

ユキさんのネーミングのセンスが光ります☆

 

 

漢方茶はひとつのキッカケづくり。

「漢方茶飲んでほっとして、ふと夜のスマホを減らしたらよく寝れるようになりました」とか
「『胃腸』を飲んで胃腸が整ったから、毎日快便で気分上がります!」など、漢方茶をきっかけに生活が変化しだしたという、嬉しい声も届いているそうです!

「ここにきて漢方茶を飲めば病気にならないって事じゃなくて、
ここでお茶を選びながら、毎日忙しく頑張ってる自分を褒めて
少しだけ身体のことを考える時間を作る、そのキッカケになれれば嬉しいです。」
と、ユキさんは話してくれました。

毎日忙しく頑張ってる皆様、
キジバトからのエール、受け取りに行きましょう!

 


 

取材後、私もちゃっかり自分用に漢方茶をいくつか購入。

会計後、ちょうど夏休みに入ったという小学3年生の息子くんが、漢方茶の説明を書いた紙をテキパキと貼り付け、梱包手伝ってくれてました。

この記事入稿したら、疲れ目養生茶飲むよ!

あまりにも手際よくて、その時の写真撮り逃してしまいましたが・・!
夏休みの間、キジバトに行ったら小さなお手伝いさおんに会えるかもしれませんよ。


養生laboratory キジバト
水〜金:13時半Open/土:10時Open

三重県志摩市阿児町国府2852
Instagram:kijibato_youjyou

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