ホーム 04【知る】 04伝統・団体を知る 【もっとOTONAMIE】6年ぶりに生涯現役アスリート達に会いに行ってみた。

【もっとOTONAMIE】6年ぶりに生涯現役アスリート達に会いに行ってみた。

コロナに対する生活規制も緩和され、わたしたちの生活も少しづつ以前に戻りはじめてきた今日この頃。ふと昔取材させてもらったアスリートたちが気になったので会いに行ってきました。

過去の記事はこちら>>>

津市ゲートボール倶楽部立誠チームのアスリートたち。
以前伺ったのは6年以上も前。
皆さんお元気なのか? お元気であってくれ!
いろんな意味のドキドキを抱えていつもの練習場に向かいました。

車を降りると「カーン!」とボールを打つ乾いた音と、「はい!次3番!」と懐かしい声が聞こえてなぜかホッとしました。


皆さんお変わりなく、朝から元気にゲートボールを楽しんでいました。
前より人数少ないのが気になりますが…


私「西村さん(チームの代表)!ご無沙汰してます!ちょっと写真撮ってっていいですか?」

西村さん「おーー久しぶり。あのー、あのー、三重の、マガジンの。なんやー兄ちゃんまた載せてくれるんかー!撮ってって!」
しっかりと憶えててくれてました。

私「皆さんお元気そうでよかったです。」

西村さん「おーー、みんな元気やで。なんとか生きとるわ!大雪もあったから今日は久しぶりなんや。」

私「皆さんコロナの影響とか大丈夫でしたか?」

西村さん「そやなー。とこわか国体に向けてみんなで準備しとったんやけど、結局中止になってしもてなー…」

西村さん「まー人数も減ったわー。前来てもらった時は津だけで50〜60人おったけど、今は40人位や…。前来てもらった時は〇〇さんも居ったもんな…。」

私「………。緊急事態とかいろいろありましたからね…。」
これ以上深くは聞けませんでした。

川口さん「わしは免許返上したで!もーブレーキの踏み間違いが怖くての。」

チーム最年長の川口 昇さん(90歳)


私「ご自宅はこの辺なんですか?ここへはどうやって来てるんですか?」

川口さん
「家はヨットハーバーの近くや。ここへは自転車やで!」

私「……。」
ヨットハーバーからここ(島崎町)までは軽く見積もっても4〜5km。毎日往復で10km。恐るべし91歳。


川口さんの愛車。めっちゃいいヤツ。
事故に気をつけて、いつまでもお元気でいてください。

西村さん「そーやー!今日は兄ちゃんもやってったらどーやー!」
皆さん「そやそや!兄ちゃんも一回やってってみー!教えたるで!」

ってことで、突如参加をすることに…

西村さんから「6」の札を受け取ります。
この瞬間から呼ばれ方が「兄ちゃん」から「ロクバン」に変わりました。

早速、ゲームスタート。

1番:樋口 勉さん(82歳)

2番:チームのマドンナ(氏名・年齢は非公開❤︎)
3番:チーム代表の西村正俊さん(79歳)

4番:チーム最年少 三浦 忠儀さん(78歳)

5番:自転車ニキ 川口 昇さん(90歳)

赤チーム白チームに分かれて自分の番号の玉を順番に打って3つあるゲートに通していきます。

最後にセンターのピンに当ててアガリ。(ゲートを潜ると1点、ピンに当てると2点)
1ゲーム30分で、チーム全員がアガルか、終了時点で点数が高いチームの勝ち。
途中違う玉に当てると、ゲートボールの醍醐味である「スパークショット」を打つことができるんです。

▲前回記事から引用
これで味方の玉を助けたり、相手の球に意地悪をします。
これが意外と難しい。
細かいルールは理解しきれなかったですけど、奥の深いゲームだということはわかりました。
初めての私にも皆さんは優しく教えてくれました。呼び方はずっと「ロクバン」でしたが…

ゲーム終了後は差し入れに持っていったとね菓子館さんのどら焼きをみんなで食べながら談笑。


みんなで運動して、お菓子を食べながら笑い合う。
毎日仲間こうして笑い合えることが皆さんの元気の源なんだと思います。

私もまた時間がある時は、参加させてもらいたいと思います。また一緒に遊んでください。
いつまでもな元気爺さん婆さんでいてくださいね!

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で