はがれかかっているもの。
醸しているもの。
そういうものに反応してしまいます。
そこに、ちょっとした「ぐっ」とくるものがあればなおさら。
そんな出会いはここでした。
大台町大杉谷地区。
宮川の源流が流れる山奥にありました。
宮川中学校スクールバス曽根停留所
錆びの加減、ターコイズブルーのトタン。
ビールケースのイエロー。
なつかしい事務椅子も馴染んでいます。
ちょっとアンバランスなカクカクしたフォント。
だれかのバス停。
すぐよこには、切り立つ山々と宮川の風景。
自然のなか、静かな時。
三重交通 安濃岡南バスのりば
背景に田んぼと空が広がる。
家の近所のバス停です。
子どもたちは高校生になるとバス停まで自転車でいき、それぞれ電車などで学校に通います。そんな日常。
津市コミュニティバス老ヶ野
大杉谷や安濃のバス停を見つけたときから、車を運転しているとローカルなバス停が気になってしまうのでした。
ここは美杉町。
小さな茶畑とカーブミラー、飛び出し坊やの具合になんだか落ち着きます。
こちらも山々の風景がきれいなところです。
鳥羽市コミュニティバス石鏡港
写真奥にはワカメが干してあります。
生ワカメの口開け(解禁日)に取材でいきました。
カラフルな港。
カラフルな地蔵。
背負われているカゴもカラフル。
津市コミュニティバス上村橋
小雨が降るなか美杉を車で移動中。
アイアンブルーとベビーピンクの配色。
だれかの小さな愛。
醸している系のバス停によく登場する酒のケース。
これは傘立てだろうか。
三重交通 中之郷バスのりば
飯高の森を取材したあと、なんとも春なバス停を発見。
見上げればさくら。
飯高のかっこいい山々。
三重交通 西団地バスのりば
買い物の帰り道、住宅街で見つけたバス停。
だれかの小さな愛。
バス停で感じるノスタルジックな時間。
つづく・・。
村山祐介。OTONAMIE代表。
ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事