ホーム 02【遊びに行く】 気軽に1DAYキッチンやショップに挑戦できる場「toBAshare(トバシェア)」のある町を思い描いて

気軽に1DAYキッチンやショップに挑戦できる場「toBAshare(トバシェア)」のある町を思い描いて

カフェや飲食店運営って楽しそう。でも、ものすごく大変そう。自分のお店を持ちたいなんて考えたこともあったけれど、土地に建物、機材を揃えたり…ハードルが高すぎる!素人だけど、料理はちょっと自信があるんだけどなぁ。

何か新しいことに挑戦したくてウズウズしている方に朗報です。鳥羽市の中心街に、「●●をしてみたい!」のはじめの一歩を踏み出せる場所が2022年(6月頃)に完成します。

その場所とは、地域活性型ポップアップストア toBAshare(トバシェア)です。

仕掛け人の行野慎平さんと娘さん

仕掛け人プロフィール

toBAshare(トバシェア)のオープンに向けて準備を進めているのは、場作りを専門にする行野慎平さん(以下、行野さん)です。2020年3月には、鳥羽市浦村町で漁師体験も可能な団体向け1棟貸切の宿泊施設『Anchor.漁師の貸切アジト』を鳥羽市浦村町でオープン。1次産業を感動体験の場として捉えて、漁師さんと連携して漁村アクティビティのサービスも提供しています。

はじめの一歩を踏み出せる場所「toBAshare(トバシェア)」

行野さんがtoBAshare(トバシェア)で思い描く三方良し ※.イラストも行野さん

ー行野さん「僕も宿のオープン準備期間は、バイトで生活費を稼ぎながら建物の改修をして融資も受けて…」

鳥羽市の漁師さんとの出会いをきっかけに、『Anchor.漁師の貸切アジト』をオープンするまでの準備期間を振り返る行野さん。新しい事業への挑戦は、それ相応の時間と労力がかかります。

これをやりたい!と思っていても、立ちはだかる数々の壁に地団駄を踏み、諦めてしまった経験はありませんか?大小あれど、誰もが一度は経験していることだと思います。

行野さん自身も数々の壁にぶち当たり、いつの間にかやらない理由を作ってしまうと話します。そんな壁を低くして何かに挑戦する最初の一歩を踏み出せたなら、挑戦者にとって大きなアドバンテージになるはずです。

ー行野さん「toBAshare(トバシェア)では、やりたいことに挑戦できる。低リスクな分ある意味失敗しても大丈夫。むしろその失敗を生かして、また挑戦できる。そんな場作りができたら面白いなと思って。」

自分自身も挑戦。声をもらってtoBAshare(トバシェア)を作り上げたい。

toBAshare(トバシェア)のレイアウトイメージ

toBAshare(トバシェア)は1階が地域活性型ポップアップストア「toBAshare(トバシェア)SPACE」、2階が貸切宿泊施設「toBAshare(トバシェア)HOSTEL」となっています。

2階の貸切宿泊施設「toBAshare(トバシェア)HOSTEL」は2022年1月に一足早く稼働。地域活性型ポップアップストア「toBAshare(トバシェア)SPACE」は2022年6月のオープンを目指して準備を進めています。

ー行野さん「宿の経営は経験があるので、ある程度の予測が立てられますけど…1階のポップアップストアは正直僕もどうなるか未知の領域です。」

行野さん自身もかなり実験的。地域活性型ポップアップストア「toBAshare(トバシェア)SPACE」にどんだけ需要があるのか、そもそも採算が合うのかは未知数です。

めちゃくちゃ面白いと浮かんだ、気軽に挑戦できる場作り構想を実現して事業として継続するためにはどうしたら良いかを考えた末、まずは2階の貸切宿泊施設「toBAshare(トバシェア)HOSTEL」を作り上げる結論に至りました。

toBAshare(トバシェア)HOSTEL改修の様子。

ー行野さん「やってみないことにはわかりません。もちろん、不安はあります。ただ、それよりもワクワク感の方が強いです。」

そんな行野さんの新たな場作りへの挑戦に、多方面から応援やアドバイスの声が届いています。その声を元に出店者とお客さんが交流しやすいカウンターバーを作ろうかなど、受け取った声をイメージして改修レイアウトも更新中。準備段階から、行野さんの1階「toBAshare(トバシェア)SPACE」の場づくりは始まっているようです。

都会と地方。継続的な地域との関われる場として。

2022年6月に「toBAshare(トバシェア)」がオープンした時を想像してみましょう。

都会ではなく、地方にポップアップストアやシェアレストランができる場がある。すると、都会に住みながら地方で活動ができることで、継続的な地域活動に取り組めるかもしれません。

ー行野さん「都会に住みながらお休みの日に鳥羽に来て、地域活動ができて地域との繋がりが生まれたり、逆に都会の方に出店してもらうことで地元の方にとっても新たな交流が生まれる。そんな繋がりが生まれるきっかけの場にもなればとも思ってます。」

ある時はハンバーガーショップ、またある時は立呑みコンセプトバー、またまたある時はイベントやワークショップが開催されている。そんな未来を「toBAshare(トバシェア)」が叶えてくれるかもしれません。

編集後記

南伊勢町 うみべのいえのカウンター席にて

僕にとって行野さんは、身近なパワフルチャレンジャーで目が離せない人です。クリエイティブで、「toBAshare(トバシェア)」の内装から何から、どんどん形にしていってしまうスピード感・決断力。カッコいいです。「toBAshare(トバシェア)」のお話を伺った時、僕の中で思い浮かんだのは南伊勢町の「うみべのいえキッチン」さんでした。先日、訪れた際は南伊勢町に移住されたご夫婦が美味しいベルギー料理「チリコンカルネ(写真)」を提供されていて、美味しくいただいてきました。

鳥羽に事務所のある僕は、身近にもこんな場があったらいいなぁとフワフワと想像していました。そんなお店ができてしまいそうです。「toBAshare(トバシェア)」で東京のシェフが出張で店をオープンしてくれたり、発酵と燻製の専門店「海童工房 魚寅」さんの魚醤を使った料理を食べられたり…僕の中の想像は膨らみ続けてます。「toBAshare(トバシェア)」で空想がより現実になっていく確信を持っていて、今の時点で楽しみでなりません。

行野さんは今、toBAshare(トバシェア)のクラウドファンディング「みんながやりたいことに挑戦できる!地域活性型ポップアップストアをOPENしたい!」に挑戦されています。何かに挑戦したいと考えている方、都会や全国津々浦々の飲食店やお店屋さん、行野さんの挑戦にエールを贈りたいという方…本記事では伝えきれていない部分もありますので、ぜひチェックしてみてください。

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