風光明媚なリアス海岸を望む南伊勢町には、たくさん展望台があります。4年くらい前に、別件で南海展望公園を訪れたときから気になっているオブジェがあります。
今回、記事化しようとしていろいろとネットで調べてみましたが・・、ない。南伊勢の展望台で検索すると観光地となっているハートの入江が出てくるので、南海展望公園で調べると観光協会などのホームページがヒットするのですが、気になるオブジェの詳細な情報はなく、あるのは水兵さんらしいくらい。基本的にネットでもスルーなのです、このオブジェ。
展望台からの眺めは、いつまでも観ていたくなるほどとてもきれいです。伊勢志摩や東紀州のリアス海岸には、本当に癒されるといつも思います。でも仮に誰かとここにきたとして、
「海がきれいですね!」
「そうですね!いつまでも観てられる」
「なんかオブジェがありますね」
「そうですね、なんかありますね」
「帰ろうか」
「うん」
ってなる!?
わたしが過敏なだけかも知れませんが、オブジェはものすごい丸みのあるフォルムと、印象的なポーズを決めています。
ということで、もっと詳しく観察してみましょう!(オブジェを)
まず足元がキュートです。コンクリート造りならでは自由なバランス設計がうかがえます。
そして、一般的な発想を飛び越えた、ヒップのふくらみ具合からはモダンアートを感じます。
おなかもポッコリ。
遠目に眺めると、どこか寂しげで哀愁。
腰の傾斜角度と海を眺めるポーズから、遠くの海を眺めているように見えます。
顔!
お顔ー!!!
ちなみに南海展望台公園までは長い階段を歩きます。
でも、広がる海は一見の価値ありです。
#南海展望公園 #水兵さん #映える
南海展望公園
度会郡南伊勢町礫浦
村山祐介。OTONAMIE代表。
ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事