海外を経験し、新たな味を生み出したお好み焼き店が度会郡玉城町にある。お店の名は「okonomi kitchen acatoki」(おこのみきっちんあかとき)、地元の人から「アカトキ」(以下acatoki)と呼ばれている。元々は鳥羽市で「Juns Teppan」(ジュンズテッパン)や「Moonrise cafe」(ムーンライズカフェ)と鉄板焼きを中心にやってきたオーナーが、2017年の2月から度会郡玉城町でオープン。
既に何度か訪れ個人的に気に入ったお店で、OTONAMIE読者にもそのお店を知ってほしい。
今回はOTONAMIEの読者さん達に知ってもらうべく、いくつかのメニューを食べてきた。
「ここでしか食べられないお好み焼き」や個人的にぜひ推したい「丼物」とかをね。
さらには、acatokiオーナーの井本さんにお話を伺えたので料理の後に紹介したい。
玉城町、okonomi kitchen acatoki
まず、acatokiとはどこにあるんだと言う話から。
場所は「MEGA ドン・キホーテ 伊勢上地店」の西側の住宅街。ドン・キホーテから鳥羽松阪線を北方向に向かい、すぐ近くにあるガソリンスタンドを左に曲がる。少し先に千引神社が見えてきて、大きな近場にある空き地がacatokiの駐車場として利用されている。
そこからはacatokiの道順を記す看板がちらほら見えてくるので、その看板を頼りにお店に向かう。
正直マップアプリを使ってもacatokiの駐車場にはたどり着けないので、もしわからなければお店に横付けし、駐車場の場所を効くのがベスト。
お店の正面は雰囲気バッチリ。まるでコーヒーショップのような出で立ちで、この左側に入り口があり店内に入れる。
acatokiの店内はおしゃれ
店内はとにかくおしゃれで可愛い雰囲気を持っている。Theカフェテイストなんだけど、キッチンには大きな鉄板があるお好み焼きのお店。
周りのお客さんはカップルやレディースがいらっしゃった。そういった人たちには特に合いそうなお店のスタイルに思える。
お好み焼き以外のメニューも
お好み焼きのお店と言っても、実はお好み焼き以外にも様々なメニューが有る。
ランチでは自慢のお好み焼きや丼モノ、焼きそばなどのセットがおすすめ。ドリンクも付いてくる。お好み焼きは「豚」「イカ」「チーズ」とオーソドックスで間違いないメニュー。
各種大盛り設定がある上に、お肉系については「お肉増しオプション」(ハーフダブルとダブルの増し)があり、がっつりいきたい僕みたいな人にはかなり刺さる内容となっている。
ちなみに、大盛りにせず通常でも結構なボリュームがある。
acatokiの丼!
個人的にまず知ってほしいのがJunsTeppan時代からお世話になっているホルモン丼。acatokiオリジナルブレンドの特製味噌を使い、国産牛ホルモンを野菜と一緒に丁寧に焼く。御飯の上にびっしりと野菜とホルモンを載せられて、ホルモン丼が登場。
付け合せは、サラダや漬物など。
合わせるドリンクはコーヒーがおすすめだ。
Juns Teppan時代からコイツをたくさん食べきて、acatokiでも健在なのがうれしい。
ホルモンを使ったメニューは他にも有り、ホルモン焼きそばもかなりうまい。
Theお肉を体が欲するならば、お肉たっぷりな塩タン丼なんてのもある。名前の通り塩タンが載せられた丼ものなんだけど、意外とあっさりしている。めちゃくちゃうまいのでぜひとも食べてみてほしい。
ちなみに、合わせるドリンクはオレンジが好み。
それぞれのセットには
acatokiには特製のスモークマヨがついてきて、それで味の変化をたのしめるようになっている。少し癖のあるマヨネーズで、それ単品でも美味しく味わえてしまうおすすめマヨネーズ。
acatokiのスモークマヨは、オーナー自らが作ったもの。店頭ではそのスモークマヨが販売されている。ただし、自分たちで作っているため、1日に店頭に出品されるのには限りがある。ぜひacatokiで見かけたら手に入れてほしい。
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と、今回はacatokiを記事にするということで、スペシャルなメニューを紹介したい。
それが「NY焼き」。
acatokiのNY焼き
NYで行われた日本の食と文化がテーマのイベント「KONAMONコンテスト」、その時acatokiが日本代表店の一つとして出店した。そこでインスパイアされNY焼きが生まれたとのこと。
ここでしか食べられない味…とはNY焼きのこと。
NY焼きは、アボカド・ベーコン・2種のチーズ、そしてacatokiオリジナルのスモークマヨを使ったお好み焼き。意見すると普通のお好み焼きのようにも見えるが、チーズ感、スモークマヨ、そしてアボカドが非常にマッチして、新しい味のお好み焼きになっていた。
アボカドのおかげなのだろうか、結構軽くぺろりと食べられた。結構女性にも合う料理だと思うので、ぜひ食べてみてほしい。(ホルモン丼もね)
他にもカフェとかにありそうなデザートとかも充実している。3時のおやつとかも良さそう。
お好み焼き以外のメニューはなぜある
お好み焼き屋ってなってるけど、なんで色んなメニューあるの?
井本「acatokiの看板をよく見てほしいんやけど、okonomi kitchen acatokiってなってるでしょ?」
井本「あれって、『お客さんも僕も思うようなお好みの料理』って意味の『お好み』なんよね。」
acatokiのスタイルとしては、お好み焼き屋というよりは「お好みの料理が出るお店」というふうになっているみたいだ。なので丼物やケーキなどのメニューも揃っている。もしかしたらもっと年月が進めば更にメニューが更新されていくのかも知れない。
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さて、ここまではacatokiや料理の部分を紹介した。次はacatokiオーナーの井本さんを紹介していきたい。
実はミュージシャンのオーナー
実はacatokiオーナーの井本さんは「ジュン・レノン」名義でドイツ・イギリス・フランスでのライブ経験をもつミュージシャン。ドイツではジャパンフェスで、イギリスやフランスでは縁あってライブを行ったとか。
元々はロックバンドを組んでいたが、ジュン・レノンとして活動を始めた。三重県を拠点に、東は東京、西は大阪など様々に音楽活動を続けている。
2019年には1stアルバムの「Quark」(クォーク)が販売され、ネットショップやApple Musicなどのサブスクリプション、三重県でいうとタワーレコード鈴鹿店などでこのアルバムをゲットできる。
要チェック → https://linkco.re/S6n68G2B
その楽曲の中でも僕が気に入っている音楽がこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=a-3JJXDSAr4
ジュン・レノンによる「月と薔薇」、ぜひ聞いてほしい。なんか気持ちがブワッとなる、心に刺さる、そんなメロディー。
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実はacatokiでは、金曜と日曜日の夜に「ヨルトキ」という夜バージョンのacatokがある(昼は「ヒルトキ」という)。その「ヨルトキ」のとあるタイミングで井本さんのライブが行われる。昼とは雰囲気がガラリと変わり、acatoki裏庭の広いスペースや店内で行われるおしゃれなライブ…たまらない。
井本さん…もとい、ジュン・レノンの歌声を聞きたい人は、ライブ配信情報をSNSでゲットしよう。
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食堂カフェいちしなにて、ワンマンライブ 2020/2/29
2020年の閏年(うるうどし)、伊勢市船江にあるこれまたおしゃれなお店「食堂カフェいちしな」にて、ジュンレノンのワンマンライブが行われる。
VJにはmori.forest.moriを迎えての星降るようなシーンを。
DJにHUGを迎えての極上のMixチューン。
そして、BandにLennonsとしてアコースティックサウンドを兼ね合わせる。
この日だけのスペシャルな夜が行われる。
この記事を書いている時点で、チケットが残りわずかとなっているようだ。欲しい人は、下記リンクから是非手に入れよう。
acatoki、ぜひ食べに。テイクアウトもあるよ
今回お忙しい中、お話を聞かせてくださったacatokiオーナーの井本さん。最期に読者さんへのメッセージを頂きました。
井本「こんな感じの特殊な店ですけど、ここでしか食べられない味とか、美味しい料理あるんで、ぜひ堪能してほしいと思います。」
お好み焼きはもちろん、Juns Teppanから愛してやまないホルモン丼、知ってほしい食べてほしい。
そんなacatokiのお話でしたー。
テイクアウトもあるので、電話で聞いてみるのも有りかも?
お店:okonomi kitchen acatoki(おこのみきっちんあかとき)
住所: 〒519-0411 三重県度会郡玉城町久保309-2
電話:0596-63-7067
定休:水曜日
時間:通常11:00~18:00(記事掲載時の情報)
WEB:Instagram、Facebook
メモ:「ヨルトキ」は時間が変わります。ぜひSNSでご確認を。
鳥羽市に住むWEBダイバーです。写真とマジックが趣味な元高専生。写真の依頼、いつでも待っております。
https://www.kissaten-no-heya.com
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得意ジャンル:写真…ブツ撮り、人物、料理 動画…シネマカメラを使った撮影 ブログやYouTube見ていただくと助かります。