nari-bow「伊勢志摩サミット特集しましょに」
son「サミットの疑似旅行ツアーとかどう?」
nari-bow「いいっすね。オバマ大統領が三重の各地を疑似旅行するってどう?」
son「大統領は旅行せんやろ〜。でもオモロそうやでお面被ってやろか」
そんな軽いノリから始まった連載特集、祝!伊勢志摩サミット。
完全ノープランで取材日程と集合時間だけ決めて津ICヘ。
son「とりあえずどこ行く?」
nari-bow「北からいきましょか。桑名。」
早速、情報収集すると、はまぐりプラザがヒット。
車中からのぼりを発見。ブランド蛤となると密漁もあるのですね。
次に蛤を扱うマルヨシ水産(電話0594-23-4006)を発見。ちょっとお話しを聞きに行きました。
nari-bow「突然すみません。マルヨシ水産さんのお話し伺ってもいいですか。」
お店の方「はい。マルヨシ水産は創業100年以上です。この辺りでは一番古いかな。直売もしています。」
nari-bow「この辺りで蛤の美味しい店ってどこですか?」
お店の方「お昼だと、歌行燈かな。」
蛤の卸会社が言うのだから、期待が膨らむが、その前にはまぐりプラザ(電話0594-22-6010)へ。
オバマ大統領は来るのかわかりませんが、とりあえず取材許可をとって館内の資料室へ。
中国の古書『彙苑』では、ハマグリの別名を蜃といい、春や夏に海中から気を吐いて楼台を作り出すとある。この伝承は日本にも広く伝わっており、江戸時代の鳥山石燕による妖怪画集『今昔百鬼拾遺』でも、「蜃気楼」の名で大ハマグリが気を吐いて楼閣を作り出す姿が描かれており、解説文で中国の『史記』を引用し、「蜃とは大蛤なり」と述べている。wikiより
詳しく蛤を学んだあとは、調理室へ。
著名人のサインがいっぱい。その場で焼いて食べられる調理室です。
駐車場の前で釣り人発見。
nari-bow「何が釣れるんですか?」
釣り人「はじめて釣りにきた。名古屋から。普段は家族の釣り人が多いよ。ハゼとかたまに石鯛がつれるみたい。昨日の大雨で今日はだめだろうね。」
石鯛が釣れるとは驚きです。
はまぐりプラザの前にある貝増商店さん(電話0120-224-908)に更なる蛤情報を求め、お話しを伺いました。
お店の方「漢字の“八”の字の柄があるものが、桑名の蛤の特徴と言われていますが、桑名で獲れる蛤が全て八の字があるわけではないです。」
お店の方「蛤は住む場所によって貝殻の色が違うんですよ。砂が黒いところに住めば黒っぽい貝殻になるし、砂が白いところだと白っぽい貝殻になるし。あと、蛤は栄養価の高い場所に移動して住むのですよ。貝やのに頭が良いでしょ(笑)」
デカイ。桑名の蛤が有名なのは知っていましたが、こんなにデカイとは驚きました。確かに貝の中で郡を抜いて頭がよさそうというか、脳みそがありそう。
桑名でよく見かける飛び出し禁止の坊や。
桑名で生まれ育ち、現在三代目となる中野歯科医院の中野雅也先生に桑名情報を聞こうと電話。
※写真は中野先生よりお借りしました。
son「先生、桑名で蛤おいしいところってどこですか」
中野先生「有名なのは日の出か歌行燈かな。」
son「桑名に暮らす方として、他府県や他市町村の方に知って欲しいことって何ですか」
中野先生「六華苑とか七里の渡しとか定番やけどな〜。あとは石取りまつりやな。」
son「ありがとうございました」
歌行燈。これは間違いない。
県外ナンバーが半分くらいでした。
歌行燈(電話0594-22-1118)は明治10年創業の老舗です。
蛤うどん御膳と、焼蛤御膳を注文。
写真には茶碗蒸しが入っていませんが、焼はまぐり御膳はふたつのお盆で運ばれてきて何ともボリュームがあります。
弾力があって、出汁が出ていて、焼き蛤最高です。
続いて定番観光スポットへ。また坊やに会いました。
オバマ大統領が来るかはわかりませんが、七里の渡しです。
七里の渡し(しちりのわたし)は東海道五十三次で知られる宮宿(愛知県名古屋市熱田区)から桑名宿(三重県桑名市)までの海上の渡しで、かつての官道。この渡しの宮宿側、または、桑名宿側の渡船場のみを指して「七里の渡し」と呼ぶことも多い。wikiより
石取祭のポスターを発見。今年は8月1日・2日。スケジュールに入れました。
続いて六華苑です。最近、天皇の料理番にはまっているので、その世界観がとても心地よかったです。
六華苑(ろっかえん)は三重県桑名市にある旧諸戸清六邸(東諸戸邸)の総称。国の重要文化財・名勝。wikiより
女中室に展示してあるトランクケースがかっこいいです。
駐車場へ歩いて帰るときに沖縄っぽい看板を発見。あの高さで手書きって、どうやって描いたんやろ。エミ美容室って三重県内よく見かけるけど、チェーン店なんやろか。などボーと考えていたら…。
安永餅を取材するの、わすれてた〜Orz
突然の取材に快くご対応いただきました皆様に感謝申し上げます。
マルヨシ水産様 電話0594-23-4006
貝増商店様 電話0120-224-908
はまぐりプラザ様 電話0594-22-6010
歌行燈 本店様 電話0594-22-1118
村山祐介。OTONAMIE代表。
ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事