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津市大門『平治煎餅本店』 お煎餅だけじゃない?!可愛すぎるインスタ映えスイーツを調査!

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皆さん、津市の名物グルメというと、何が思い浮かびますか?
津餃子に、蜂蜜まん、うなぎ…色々ありますが、
「平治煎餅かな~」という方も多いんじゃないでしょうか。

では、平治煎餅に人気「インスタ映え」スイーツがあるのをご存知ですか?
ヒントは、ひんやり冷たくて甘~いもの。答えは後ほど!
平治煎餅本店で調査してきましたよ~!

Photo by y_imura

訪ねた時刻は、空が薄暗くなりかけた5時半すぎ。
実は私、津市に通い始めて3年ですが、平治煎餅は今回が初めてでした。

由緒正しい平治煎餅に、今話題の「インスタ映え」する可愛いお菓子があると噂に聞き。
営業は6時までなのですが、津市に通っていながら今まで食べ損ねてきた平治煎餅をどうしても食べてみたい!「インスタ映え」の言葉にも興味をそそられて足を運ぶことにしました。

創業、1913年。
大門商店街の昭和漂う空間に、平治煎餅の本店は店を構えます。
創業から今まで、津市の名物お土産、名物グルメを代表してきました。

Photo by y_imura

明るい店内に、綺麗にお菓子が並んだショーウィンドウ。
閉店ぎりぎりでしたが、、いらっしゃいませー、と明るい声で迎えてくださいました。

 

こちらが、津市の誇る平治煎餅。食べやすい大きさで、
2枚ずつの個包装になっているので配りやすく、お土産にも丁度良さそう。
手乗りサイズの笠のフォルムが可愛い!

実はこの平治煎餅、スタンダードな手乗りサイズに加え、なんと選べる3サイズ。
お土産に、ちょっと変わり種のビッグな平治煎餅も良さげ。

食べた後は貯金箱にもなるコイン型のお煎餅や、翁の顔のお煎餅も可愛い!

見ていると平治煎餅、名物は煎餅だけではないらしい。
ショーウィンドウを見ていると、「平治の最中」や「平治ワッフル」、どら焼きなどの和洋菓子。
最中も平治煎餅に負けず人気だそう。
ちなみに、私と一緒に訪れた常連さんは、ここのワッフルとどら焼きが大好きなのだとか。
今回は時間が遅いので無念の断念。食べたかった~!

可愛いお菓子はどこに隠れているのか気になりつつ、のれんの奥に進むと、
和を感じるおしゃれなイートインスペースを発見!
木を基調とした落ち着いた空間。ここだけでもインスタ映えしそう。

ここは期待できそう!メニュー表を見ると、夏季限定かき氷に、お抹茶、、ん、これは!
びびっときたので、思わず店員さんにお願いして作って頂くことに
(結局食べる。無理をいってすみませんでした…)。
待っている間に、まずは念願の平治煎餅から。
見た目から硬めを想像していたのですが、食べてみるとさっくりと口当たりが良く、
口の中にふんわり広がる素朴な甘み!初めて食べるのに「懐かしい」と言いたくなる温かい風味。
飽きの来ない、個人的に大好きな味で、
長い間世代を問わず愛され続けてきたのにも納得の美味しさでした。
頬がゆるむとはこのことを言うんだろうな~!

Photo by y_imura

平次煎餅は、卵と小麦粉とお砂糖のみという、とてもシンプルな材料で作られています。
作り方も昔から変わっていません。
食感を保つため、開封してすぐが、一番美味しく食べられるのだとか。

そして、ついに「インスタ映え」ともご対面の瞬間が!

じゃじゃ~ん!
ひんやり冷たくて甘~いもの…アイスクリームでした!
こちらはスタンダードな「平治くん」バニラ味(500円)。
雪だるま平治くんに、笠がちょこんと載っている様子が文句なしに可愛い!
食べてしまうのがもったいないくらい。
少し溶けてきて汗をかきだした平治くんもまた可愛いんです!
お味はというと、あっさりしたシンプルなバニラに優しい甘さの平治煎餅がベストマッチ。
家で平治煎餅を食べるときは、笠にアイスを載せて食べるのもいいかも。

嬉しくなって、違うフレーバーも頼んでしまいました
(言いつつまだ食べる。本当に無理をいってすみませんでした…)。

後ろ「日焼け平治くん」手前右「恋する平治くん」こちらも各500円。見つめている方向が絶妙。

Photo by y_imura

こちらは、チョコレート味とストロベリー味。並べるとさらに可愛い!
まず「平治くん」を食べた後、リピーターで次に試す人が多いのだとか。
これだけ可愛いと全制覇したくなるのも分かるなあ。
お腹もいっぱい、写真もたくさん撮って大満足でした!

笠の形になった由来が気になって尋ねてみると、
店長さんが「阿漕」にまつわる面白い伝説を聞かせてくれました。

Photo by y_imura

昔話風 親孝行息子「平治


昔むかし、平治という貧しい漁師が、母親と二人で阿漕海岸にくらしていた。
ところがある日、母親が病に臥せってしまった。しかし医者にかけるお金もない平治は、
母親のために栄養のあるヤガラという魚を食べさせようと考えた。
しかし、そこは禁漁地で、見つかると捕まってしまう。
それでも、平治は良くなってほしい一心で、見つかる危険が高くなっても、
ヤガラという魚を獲りに何度も漁に出続けた。

Photo by y_imura

母親の病気は日増しに良くなっていたが、あるとき、平治は逃げたときに笠を置き忘れてしまう。
笠には「平治」と名前が書いてあり、その笠が証拠になって、平治はついに捕まってしまった。

しんみり悲しくも優しい物語。
こうして平治煎餅は、そのときの置き忘れた笠がモチーフになっているんですね。

その後、なんと平治は罰として阿漕浦に沈められてしまうのだそう。
親孝行をしようとして、結果的に母親より先に旅立つという親不孝になってしまう…母親は、
その後どうなったのでしょう。笠に込められた母子の思いが切ない…

ちなみに、「阿漕」と辞書を引くと、「しつこく、ずうずうしいこと」と出てきます。
危険を承知で漁に出た平治の思いを知っていれば、今の意味も変わっていたかもしれませんね!

丁寧に作られた笠には、思いやりと孝行の心が込められているんですね~!

Photo by y_imura

津市の「隠れインスタ映えスイーツ」スポット、平治煎餅本店。
津市の隠れたかわいいもの、またひとつ見つけることができました!

【平治煎餅本店】
住所/三重県津市大門20-15
電話/059-225-3212
FAX/ 059-225-3205
定休日/水曜日 1月1日・2日
営業時間/9:00~18:00
HP/http://www.heijisenbei.com/index.html
※掲載されている情報は2018年9月時点のものです。

取材日:2018/09/16

文香

伊勢生まれ、伊勢育ちの20歳です。津市内の大学で地方の自治を勉強中。
カフェをめぐったり、のんびり街歩きをするのが好きです。もっと津の素敵を見つけていきたいです!

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