ホーム 02【遊びに行く】 三重県出身の女性写真家が撮る光の世界

三重県出身の女性写真家が撮る光の世界

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光の世界。私たち人間は光がない世界というのは、まったくもって想像ができない。太陽の光に多くの恵みを貰い日々生活している。

あなたにとって光とは?を明確に応えられる人は少ないのではないかとさえ感じる。大切なものではあるが何かはわからない。そんなところだろうか・・・

三重県出身の写真家かくたみほさん。彼女はカメラのファインダーを通して光が地球上の者に語り掛けているようにさえ感じる世界観の表現者である。

フィルムカメラを愛⽤して旅をベースに光、暮し、 ⾃然、対なるものに重きを置いて制作。フィンランドやブータンの風景や人々をテーマにした NOTE  BOOK写真集もシリーズで刊⾏行を続けるています。そんな彼女が生まれ故郷三重でで「MOIMOI そばにいる 創刊記念」として、かくたみほ フィンランド写真展を開催するというので早速お話を聞いてきました。

 

この写真展の見どころを教えてください

日本と似ているフィンランド。わかりやすい例だと靴を脱いで生活するでしょうか。大きなカメラをぶら下げて旅行者丸出しの私に、道を案内してくれたり治安の良い・・・作品撮りしやすい国でした。白夜と極夜の光と色の風景は美しく湖が鏡のようになる景色が好きです。自然信仰の文化もあり、森や湖からの恵みに感謝して暮らす人々の素朴な生き方にも共感を覚えました。首都に暮らす人々も身近に群島や森があり、私も真似て長靴を持参して森に入り、火を囲むのがとても楽くて10年通っています。すべて中判カメラで撮影してきたフィルムより手焼きプリントした作品を展示します。

みほさんとお話しする中でこのようなお話を聞くことが出来ました。

今作も全編フィンランドですがMOIMOIの続編ではなく、自分の中では、ブレイクスルーした大きな一歩になった自費出版の1st写真集「あふるる」の続きです。

写真を撮り始めて20年弱になってきましたがとにかく、光なんです。それはいろんな生命体が生きていく上でなくてはならないもの。当たり前に毎日あって、もちろんその対である夜、暗闇も大好きなんですが。

都会にいると、夜に街の明るさや情報の多さが際立っているような感じがします。夜が明るくなってしまったこの時代ではやはりバランスが取れなくて良い意味での陰にも惹かれる動物的な自分がいるんです。

今回はいつもの軽やかで光あふれる写真もありますが、影に光の差した暗部の多い写真もセレクトしています。フィンランドのユバスキュラで8月末にオーロラが出て、写真を撮るにはファームハウスの敷地外の暗闇の森の奥にある湖からじゃないと撮れないなとなって、一人でi phoneのライトを頼りに入っていきました。

夜の空は星があるので意外と黒くなくて、歩いている木々の間は星の光は届かないので、本当に闇でした。暗い森の中では想定以上の種類の動物の鳴き声や落ち葉を踏むような音が聞こえるしで、感覚のほかに毛穴が開いてザワザワした記憶があります。感覚をひらいて、ちょっとした冒険をしている気分になれることが趣味です。苦笑。

日中でもやはり撮る感覚を意識してないと、撮れたという手応えがないです。ある種、それは自分ではコントロールできないことが重なって、手応えのあるカットが撮れるので撮らされているという感じです。器用ではないので、冴えるように作品撮りは一人で。いろんなモノと対話した、10年分のベストショットです。

女性一人で森の暗闇を歩く…異国の地で中々できることではありません。まさに冒険者だと思いながら、写真をみてみるとまた違った景色が見えてくるから、写真って不思議ですよね。

 

岡田聖子

岡田聖子。Otona Muster 兼 記者。NPO法人shining理事長、ママそらみえ支部代表、介護支援専門員、心理カウンセラー、ゆめのたね放送局パーソナリティ。得意ジャンルはグルメ、お出かけ。

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