最近よく思う。
「農道っていいな」と。
ビシッとならんでいる米の苗。
みどりと空のコントラスト。
私は農家ではないし、田んぼも持っていない。
ただ、農道から見える景色が好きだ。
こういうトタン小屋の醸し出す、愛嬌のある美しさ。
古い納屋や蔵が、農地に馴染んでいる景観も好きだ。
まっすぐと伸びた農道の先には、連なる山々。
小川の上を走る農道は、ぽっこりした坂。
ところで、田舎のおばちゃんなどと話していると・・、
のうどう、ではなく、のうどうと、イントネーションがちょっと違う場合がある。
※赤字がアクセント
農道は田舎道。
つまりカントリーロード。
そこで、ちょっとかっこよく表記し、外国人風に発音してみよう。
no udo.(発音:ノゥドゥー)
どうでしょう!?
え、どうでもいいだって・・。
失礼しました。
雲の間から差し込む光と、農道(no udo)。
お地蔵さんの赤、自然の緑、空の青。
視線を下げれば、ニコちゃんマークのようなマンホール。
農道からみる夕焼けも、きれいです。
これを書いているのはGW前。
キラキラと輝く、水を張った田んぼの水面。
お腹が減った部活の帰り道。
自転車で農道を走った、そんな懐かしい昔を思い出した。
農道がある風景は、時が経っても変わらない。
no udo.
何気ない日々の暮らしの中に、美しい何かがあるような気がする。
村山祐介。OTONAMIE代表。
ソンサンと呼ばれていますが、実は外国人ではありません。仕事はグラフィックデザインやライター。趣味は散歩と自転車。昔South★Hillという全く売れないバンドをしていた。この記者が登場する記事