「21世紀のレオナルド・ダ・ビンチ」と称されるオランダ出身のアーティスト、テオ・ヤンセンの風で動くアート作品「ストランドビースト」が三重県立美術館で開催中です。
Youtubeでテオ・ヤンセンの動画を見て、凄く衝撃を受けたのを覚えてます。
まるで生きた動物が海岸を歩くが如く動く姿はどうなってるんだろうと不思議でした。
動く機械には、必ずベアリングやタイヤや複雑な機構を組み込まないといけないのに、これには骨組みだけで一切そのようなものが見当たらない。
動力源は空気だから驚きます。
会場に入る前にでーーーん!と鎮座。
その大きさに圧倒されます。廃材のプラスティック・チューブを複雑に組み合わて作られた骨格にビックリ。
取材に伺った日は、テオ・ヤンセンさんご本人が、ストランドビーストを実際手で動かしながら解説してくれました。
もちろん同時通訳がありました。
日本の美術館で珍しく写真撮影OKです!
触れることができる展示物もあり、実際に動かしてみても、どうしてこの動きになるんだろうとやっぱり理解に苦しみました。
会場には解説がないので、売店で本を買って仕組みの研究をするのもよさそうです。
テオ・ヤンセン氏の設計思想は車やバイク等と全く違い、生き物からヒントを得たような作り。
非常にシンプルでありながらしなやかな動きでまるでそれが実際生きているのでは?と思う動作に感動。
年表でも進化していく過程がまとめられてますが、そのうち風の力で空を飛ぶものまで進化しそうな勢いを感じるテオ・ヤンセン氏の今後の作品にも期待が膨らみます。
この展示会は東海・関西圏で初めての個展。丁度夏休み期間中と重なるので理系を目指すお子様にも是非見て欲しいですね。
テオ・ヤンセン展
2017年7月15日(土)~9月18日(月・祝) |
会場 三重県立美術館(津市大谷町11) |
お問い合わせ 三重県立美術館 |
39歳までメタボ親父が運動に目覚めてトライアスロンにはまる。チーム「ランナーズ・ハイ」運営。運動で地域活性、いいとこ再発見でマラソンや自転車でウロウロ徘徊してます。普段は桑名でビジネスホテルを経営
得意ジャンル:マラソン・トレラン・自転車・トライアスロン・観光・レジャー