ホーム 02【遊びに行く】 桑名市出身。米国のフェス「SXSW」や「SUMMER SONIC」 テレビ朝日「ミュージックステーション」にも出演。DJ、音楽プロデューサーとして活躍中のi-dep、Sotte Bosseのナカムラヒロシ氏にインタビュー

桑名市出身。米国のフェス「SXSW」や「SUMMER SONIC」 テレビ朝日「ミュージックステーション」にも出演。DJ、音楽プロデューサーとして活躍中のi-dep、Sotte Bosseのナカムラヒロシ氏にインタビュー

今回は、i-depとして大規模なフェスにも出演し、Sotte Bosseとしてはアルバム総売上70万枚を記録し、Mステにも出演経験のある桑名市出身のDJ、音楽プロデューサーのナカムラヒロシさんにインタビューさせて頂きました。

ーーー 今日はよろしくお願いします。去年の夏フェスでDJをご一緒させて以来仲良くさせて頂いております。今日は改めていろいろなお話を伺って行きたいと思っております。 まずDJや音楽制作を始められたきっかけは何だったのでしょうか?
ナカムラヒロシ 僕は元々桑名で瓦職人をしていたんですよ。瓦職人をやりながら寝る間も惜しんで自宅で曲を作っていました。そんな生活をしばらく続けていたのですが、ある日、仕事で怪我をしてしまって、瓦職人を続けるのが難しくなったんです。それがきっかけのひとつになって1999年に思い切ってロンドンに一年間修行に行く事にしました。

ロンドンでi-depを始めた頃のナカムラヒロシ氏

ーーーなんの伝手やコネも無くいきなりロンドンに行く行動力はすごいですね!
ナカムラヒロシ 日本でもクラブに行った事はあったのですが、あまり好きになれなくて。(笑) しかし、ロンドンのクラブは楽しかった。今思えば、ロンドンでの生活を通して、日本にいた頃の余分な音楽家としてのプライドがなくなったんだと思います。
しばらくして突然、日本人が編集長を務める雑誌のパーティーのオーガナイズを頼まれました。そこでプレイすることになったんです。

ーーーえっ!じゃあDJデビューはロンドンなんですね!
ナカムラヒロシ そうなんです。(笑) 自分が作った音楽をきっかけにどんどん友達が増えて音楽プロデューサーの屋敷豪太さんとも知り合うことができました。もしかしたら何か起こるかもと期待もしたのですが僅か一年じゃ難しいかと半ばあきらめかけていたら、帰国の前々日にイタリアのIRMA Recordsから契約したいとメールがあったんです。究極のギリギリセーフ。(笑)

ーーーまさにアメリカンドリームならぬ、ロンドナードリームですね!
ナカムラヒロシ IRMA Recordsは大好きなレーベルだし、すごく嬉しいかったです。

ーーーそこからi-dep名義で世界デビューするわけですね?
ナカムラヒロシ やはり人種を超えてさまざまな人達に自分の音楽を聴いてもらえるのは光栄な事ですし嬉しい事でしたね。

ーーー帰国後はどのような活動をして行く事になるのでしょうか?
ナカムラヒロシ まずは桑名に帰ってきてCMの音楽を制作する仕事を頂いてました。そんな中、某有名アーティストのコンペがあり、約1000曲の中から最終2曲というところまで残る事が出来て、それがきっかけで日本の音楽業界の方々とつながって東京に出て行く事になります。結局、コンペは負けちゃったんですけどね。(笑)

ーーーそして日本での本格的な活動が始まる訳ですね。そしてSotte Bosseの結成になっていくのですね?
ナカムラヒロシ  i-depの活動が好調で、アメリカテキサスで行われるフェス「SXSW」や「SUMMER SONIC」にも出演しました。 そして二枚目のアルバムを出した後に、カバーをやらないかというお話を頂いて、ボーカルにCANAちゃんを迎えて「Sotte Bosse」を結成しました。

ーーー「Sotte Bosse」は近年のカバーブームの走りと言われて、アルバムの総売上70万枚という驚異的なヒットになりましたね。
ナカムラヒロシ MISIAさんの「Everything」のカバーに、すごく反響を頂いて、それからいろんな有名曲のカバーをさせてもらいましたね。僕はSotte Bosseでのカバーはリミックス感覚で作っていて、ボーカルのCANAちゃんの声とその曲をどう料理するか。メロディを変えずに背景を変えていく感覚でした。それを面白がってやっていましたね。(笑)

ーーーそしてSotte Bosseで「ミュージックステーション」に出演する訳なんですが、日本のクラブシーンからMステに出た人はナカムラさんが初じゃないかと思います。当時は衝撃でした。
ナカムラヒロシ 初ではないと思うんですが。(笑) 僕自身、顔は出さない方がいいのではと思っていたので、乗り気ではなかったのですが、いろいろ大人の事情もあってね。(笑)

ーーそのナカムラヒロシさんが4/23(日)四日市のSUBWAYにあの世界のFPM田中知之さんと一緒にDJで来られるのですね!

ナカムラヒロシ 地元である三重でDJがしたい!と思ったこのタイミングが、デビュー時からお世話になっているFPM田中さんのデビュー20周年のタイミング。これは運命。四日市で一緒にパーティーをやっちゃいたい!(笑)という僕の希望がありまして、今回、山本アツシ君のHighSpirtsとgunship君のMIX DAVIBESに協力してもらってイベントを開催します。 沢山の三重の皆様に来て頂けたら嬉しいです。 間違いなく楽しいですから!

ーーー最後に三重の皆様に一言お願いします。
ナカムラヒロシ 最近は東京と三重を往復する生活をしているのですが、それによって東京と、三重の良さを改めて感じています。ずっと住んでいると気がつかないのですが、三重ってなんだか優しいなぁと、東京はやっぱり刺激的だなぁと、互いの良さを感じて心が裕福になっています。この感性が新しいi-depに何を吹き込んでくれるか今からワクワクしています。いずれは三重在住の面白いアーティストと出会い、一緒に曲作りをしたりプロデュース出来たら面白いと思っていますので、デモなど送ってください。必ず聞かせて頂きますので。

ーーーナカムラさんの三重愛をすごく感じました。 今後のますます活躍に期待しています ありがとうございました!

私もDJ、主宰しております今回なナカムラヒロシさんも出演するイベントの詳細です。


HIGH SPIRITS × MIX DA VIBES presents
FPM 20th ANNIVERSARY PARTY!!

【日時】
2016.04.23(SAT)
OPEN 21:00

【会場】
SUBWAY-BAR
三重県四日市市西新地6-8
http://www.subway-bar.com/

【料金】
ADV¥ 2500(+1D)
DOOR¥ 3000(+1D)

【SPECIAL GUEST DJ】
田中知之 (FPM )

【GUEST DJ】
ナカムラヒロシ (iDEP)

【DJ’s】
山本アツシ / GUNSHIP / 前山敏明
AYUMU / juNk! / SHIN / megane

【LIVE PAINT】
M.C.W

【FLOOR DANCER】
朝まで踊り狂うモンズ

【VJ】
kenta morigami

【PHOTO】
Kazuhiro’P’Sugimoto

【FOOD】
Advantage / karika / いぶし屋しば
and more

 

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